14 / 50
14 復活の呪文
しおりを挟む
【シャナク視点】
ここはどこだ……?
暗い……。
何も見えないぞ。
私は死んだのか?
シャナクの目に映るのは、暗闇の世界。
最後に思い出せるのは、モンスターの大群を殲滅していたところ、腹に槍が刺さった事。
……そして
世にも恐ろしい勇者様が、自分に刺さった槍をいきなり引き抜いて……。
「そうか、私はあれで死んだのだな。」
「王様、申し訳ございません。」
「使命果たせぬまま、死んだ私をお許しください。」
その時、シャナクに何者かの声が聞こえてきた。
おお シャナクよ
しんでしまうとは なさけない
しかものろわれているではないか
そなたに もういちど
きかいを あたえよう
のろわれしものよ さぁゆけ
その不思議な言葉と同時に、シャナクの意識は覚醒していくのだった……。
【ビビアン視点】
アタシはモンスターを倒した後、シャナクが倒れている場所に向かった。
シャナクの周りには沢山の泣いている男達がいる。
「どいて! 邪魔よ!」
アタシは、邪魔なそいつらを押し退けてシャナクに近づいた。
これからアタシは、シャナクにある魔法を使うつもり。
それは、アタシがギガドーンを覚えた時に習得したもう一つの魔法【ザルオ】
私の脳内に送り込まれた情報によると、この呪文の効果は蘇生みたいだわ。
この魔法で本当にシャナクが蘇るかわからないけど、シャナクがいないと少し困るから使ってあげる事にする。
べ、別に……
どうしても助けたいわけじゃないんだからね!
か、勘違いしないでよね!
ただ、ちょっと私も、悪い事したかなぁって……。
シャナクに近づいたアタシは、改めてシャナクの状態を確認すると、腹に大きな穴が開き、血がヤバイ事になってる。
その光景はとてもグロテスクで、復活の呪文で生き返るとは到底思えなかった。
アタシは見るに絶えず、ザルオを使う前に回復させようとする。
【ハイヒール】
※ シャナク は かいふくしなかった。
ダメみたい。
回復魔法はシャナクには効かなかった。
そしてどうやら魔法だけでなく、回復アイテムも無駄みたいだわ。
よく見ると、シャナクの体には薬草と思われる緑色の液体が沢山ついている。
誰かが先に薬草等を使って、傷の治療を試してくれていたみたいだけど、効果はなかったみたい。
ダメね、傷は塞がらないわ。
死んだら細胞の再生もできないって事かしら?
まぁ、今はそんな事どうでもいいわね。
使うわよ!【ザルオ】
アタシは蘇生の魔法を唱える。
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクに変化はない。
確か死んでから時間がそこまで経たなければ成功するはず。
でも、成功率は低いみたいね。
しょうがないから何度か試してあげるわ。
ありがたく思いなさいよ!
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえらなかった!
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえらなかった!
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった……。
「もう! 何で生き返らないのよ! そんなに死んでたいなら、勝手にして!!」
何度やっても生き返らないシャナクに、遂にアタシは痺れを切らしてしまった。
その時、知らないひげもじゃの男がアタシに近づいてくる。
後で聞いたらそいつはこの船の船長だったみたいだわ。
そしてそいつは、いきなりアタシにお願いし始めた。
「勇者様、どうかこのお方を助けて下さい。」
こいつ馬鹿なの?
「やってるわよ! 見てわからないの! 何度もやってるわよ!」
アタシはわざと生き返らせてないようにしていると言われたみたいで、無性に腹が立ってきた。
「そんなに生き返したいなら自分でやりなさいよ!」
アタシは怒りのあまり、そいつを怒鳴りつける。
すると、そいつは自分が言った言葉の意味に気付いたのか謝りだした。
「も。申し訳ございません。あの、関係あるかわかりませんが、先ほど船内でこのような物を見つけたので、何か役に立つのではないかと思いお持ちしました。」
そいつが持ってきたのは、怪しく黒い光を放つ、黒い球。
それはバーゲンを倒した時に地面に落ちていた、アタシが拾った玉だった。
でも、こんな黒いオーラ出てたかしら?
「何よそれ! 私のじゃない。アンタ盗んだわけ!?」
ビビアンから放たれる威圧で、恐怖に怯える船長。
まさか声をかけた勇者が、これほどまでに野蛮だとは思っていなかった。
「い、いえ! とんでもございません! 何か光るものが見えたので、見に行くとこれがあったのです。もしかしたら何か勇者様に役立つかと思い……。」
「言い訳しないで、この泥棒ひげ! 早く返しなさいよ!」
鋭い眼光で船長を睨みつけるビビアン。
船長は反射的に、手に持っていた魔石を渡した。
「は、はい!」
こんな玉が何の役に立つかわからないけど、まぁいいわ。
アタシは、復活の呪文を何度でも唱えるだけよ。
しかしその玉のお陰なのかわからないが、次の魔法は一発で成功する。
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえった!
アタシがさっきと同じに復活呪文を唱えると、何故か持っていた黒い球から不気味な黒いモヤが現れる。
そして、それがシャナクに吸い込まれていくと、シャナクの心臓が動き始めた。
【ハイヒール】
アタシはすぐに回復魔法を唱えたわ。
また出血多量で死なれても困るからね。
すると今度は、シャナクの傷がふさがっていき、次第に顔が赤みを帯びてきた。
そして、シャナクの目が開き始める。
「わ、わたしは……あれ? ここは?」
「起きたわね、シャナク! 死んでるんじゃないわよ!」
そう言ったアタシの目には、涙が浮かんでいた。
べ、別に心配だったわけじゃないんだからね!
ただ、ちょっとだけ。
そう、ちょっとだけ嬉しかっただけよ。
「そうですか、そういうことですか……ありがとうございます勇者様。」
「ふん! 起きたなら、さっさと私に美味しいコーヒーを用意することね。」
シャナクは自分が勇者様に生き返らせてもらった事に気付いた。
そして、落ちている魔石にも……。
「はい。直ちに用意いたします。あれ? どうしてこれがここに? 無くなったら大変ですね。」
シャナクはそう言うと、早速コーヒーを準備するため、その玉を持って部屋に戻る。
その時、どこからか謎の声が聞こえた気がした。
オマエニハ キタイシテイルゾ
「ん? なんか今聞こえたような? 気のせいか。生き返ったばかりでちょっと耳がおかしくなってたんだな。」
空耳だと思ったシャナクは気にしない。
「早く用意せねば、また殴られて殺されてしまいますね。急ぎましょう。」
こうしてシャナクは無事生き返った。
その後、コーヒーがまずいと言われて殴られ、再度三途の川を渡りかけるシャナク。
まだ二人の旅は続くのだった……。
ここはどこだ……?
暗い……。
何も見えないぞ。
私は死んだのか?
シャナクの目に映るのは、暗闇の世界。
最後に思い出せるのは、モンスターの大群を殲滅していたところ、腹に槍が刺さった事。
……そして
世にも恐ろしい勇者様が、自分に刺さった槍をいきなり引き抜いて……。
「そうか、私はあれで死んだのだな。」
「王様、申し訳ございません。」
「使命果たせぬまま、死んだ私をお許しください。」
その時、シャナクに何者かの声が聞こえてきた。
おお シャナクよ
しんでしまうとは なさけない
しかものろわれているではないか
そなたに もういちど
きかいを あたえよう
のろわれしものよ さぁゆけ
その不思議な言葉と同時に、シャナクの意識は覚醒していくのだった……。
【ビビアン視点】
アタシはモンスターを倒した後、シャナクが倒れている場所に向かった。
シャナクの周りには沢山の泣いている男達がいる。
「どいて! 邪魔よ!」
アタシは、邪魔なそいつらを押し退けてシャナクに近づいた。
これからアタシは、シャナクにある魔法を使うつもり。
それは、アタシがギガドーンを覚えた時に習得したもう一つの魔法【ザルオ】
私の脳内に送り込まれた情報によると、この呪文の効果は蘇生みたいだわ。
この魔法で本当にシャナクが蘇るかわからないけど、シャナクがいないと少し困るから使ってあげる事にする。
べ、別に……
どうしても助けたいわけじゃないんだからね!
か、勘違いしないでよね!
ただ、ちょっと私も、悪い事したかなぁって……。
シャナクに近づいたアタシは、改めてシャナクの状態を確認すると、腹に大きな穴が開き、血がヤバイ事になってる。
その光景はとてもグロテスクで、復活の呪文で生き返るとは到底思えなかった。
アタシは見るに絶えず、ザルオを使う前に回復させようとする。
【ハイヒール】
※ シャナク は かいふくしなかった。
ダメみたい。
回復魔法はシャナクには効かなかった。
そしてどうやら魔法だけでなく、回復アイテムも無駄みたいだわ。
よく見ると、シャナクの体には薬草と思われる緑色の液体が沢山ついている。
誰かが先に薬草等を使って、傷の治療を試してくれていたみたいだけど、効果はなかったみたい。
ダメね、傷は塞がらないわ。
死んだら細胞の再生もできないって事かしら?
まぁ、今はそんな事どうでもいいわね。
使うわよ!【ザルオ】
アタシは蘇生の魔法を唱える。
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクに変化はない。
確か死んでから時間がそこまで経たなければ成功するはず。
でも、成功率は低いみたいね。
しょうがないから何度か試してあげるわ。
ありがたく思いなさいよ!
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえらなかった!
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえらなかった!
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった!
シャナクは いきかえらなかった……。
「もう! 何で生き返らないのよ! そんなに死んでたいなら、勝手にして!!」
何度やっても生き返らないシャナクに、遂にアタシは痺れを切らしてしまった。
その時、知らないひげもじゃの男がアタシに近づいてくる。
後で聞いたらそいつはこの船の船長だったみたいだわ。
そしてそいつは、いきなりアタシにお願いし始めた。
「勇者様、どうかこのお方を助けて下さい。」
こいつ馬鹿なの?
「やってるわよ! 見てわからないの! 何度もやってるわよ!」
アタシはわざと生き返らせてないようにしていると言われたみたいで、無性に腹が立ってきた。
「そんなに生き返したいなら自分でやりなさいよ!」
アタシは怒りのあまり、そいつを怒鳴りつける。
すると、そいつは自分が言った言葉の意味に気付いたのか謝りだした。
「も。申し訳ございません。あの、関係あるかわかりませんが、先ほど船内でこのような物を見つけたので、何か役に立つのではないかと思いお持ちしました。」
そいつが持ってきたのは、怪しく黒い光を放つ、黒い球。
それはバーゲンを倒した時に地面に落ちていた、アタシが拾った玉だった。
でも、こんな黒いオーラ出てたかしら?
「何よそれ! 私のじゃない。アンタ盗んだわけ!?」
ビビアンから放たれる威圧で、恐怖に怯える船長。
まさか声をかけた勇者が、これほどまでに野蛮だとは思っていなかった。
「い、いえ! とんでもございません! 何か光るものが見えたので、見に行くとこれがあったのです。もしかしたら何か勇者様に役立つかと思い……。」
「言い訳しないで、この泥棒ひげ! 早く返しなさいよ!」
鋭い眼光で船長を睨みつけるビビアン。
船長は反射的に、手に持っていた魔石を渡した。
「は、はい!」
こんな玉が何の役に立つかわからないけど、まぁいいわ。
アタシは、復活の呪文を何度でも唱えるだけよ。
しかしその玉のお陰なのかわからないが、次の魔法は一発で成功する。
ビビアンは ザルオを となえた!
シャナクは いきかえった!
アタシがさっきと同じに復活呪文を唱えると、何故か持っていた黒い球から不気味な黒いモヤが現れる。
そして、それがシャナクに吸い込まれていくと、シャナクの心臓が動き始めた。
【ハイヒール】
アタシはすぐに回復魔法を唱えたわ。
また出血多量で死なれても困るからね。
すると今度は、シャナクの傷がふさがっていき、次第に顔が赤みを帯びてきた。
そして、シャナクの目が開き始める。
「わ、わたしは……あれ? ここは?」
「起きたわね、シャナク! 死んでるんじゃないわよ!」
そう言ったアタシの目には、涙が浮かんでいた。
べ、別に心配だったわけじゃないんだからね!
ただ、ちょっとだけ。
そう、ちょっとだけ嬉しかっただけよ。
「そうですか、そういうことですか……ありがとうございます勇者様。」
「ふん! 起きたなら、さっさと私に美味しいコーヒーを用意することね。」
シャナクは自分が勇者様に生き返らせてもらった事に気付いた。
そして、落ちている魔石にも……。
「はい。直ちに用意いたします。あれ? どうしてこれがここに? 無くなったら大変ですね。」
シャナクはそう言うと、早速コーヒーを準備するため、その玉を持って部屋に戻る。
その時、どこからか謎の声が聞こえた気がした。
オマエニハ キタイシテイルゾ
「ん? なんか今聞こえたような? 気のせいか。生き返ったばかりでちょっと耳がおかしくなってたんだな。」
空耳だと思ったシャナクは気にしない。
「早く用意せねば、また殴られて殺されてしまいますね。急ぎましょう。」
こうしてシャナクは無事生き返った。
その後、コーヒーがまずいと言われて殴られ、再度三途の川を渡りかけるシャナク。
まだ二人の旅は続くのだった……。
0
あなたにおすすめの小説
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる