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半蔵の処分が決まり、魔性達が処分の手筈を決めようとした時だった。
がたんと、仏像が揺れた。外から衝撃が来たのだ。
「アザミ、その仏に何をしているのだ」天狗が言う。
「……ふふふ、私、この中が気になるんです。中に、宝物が入っているような、そんな気がして」
「宝物とな。ここの僧侶がへそくりでも隠したか? 仏の中とは僧侶らしい隠し場所だ。ここは一つ、その宝物とやらを奪って、僧侶どもに嫌がらせでもしよう」
――ついに、この時が来てしまった――半蔵は顔を青ざめ、恐怖に打ち震えた。魔性達が仏像の周りに集まってくる。半蔵は仏像の目からこっそりとアザミを見た。
彼女はにやけている。恋人を待つ、乙女のように。
天狗は仏像に手をかけた。人である半蔵ですら楽々持ち上げられるほどの軽さである。魔性にとって造作のないものだろう。半蔵は恐怖で目をつぶり、熱心に仏に祈った。天狗は力を入れた。
……が、不思議なことに仏像は全く動かなかった。
「ぐ、ぬぬぬ……はぁ、この仏像、全く動かんぞ。仏というのはこれだからいけ好かぬ」
――なぜかはわからんが、助かったようだ――半蔵は仏の中でそう思った。しかし、周りにはまだ魔性がたくさんいる。半蔵は今だ恐怖でいっぱいで、目を閉じたままだった。
「お前ほどのもんが持ち上げられんとは」と、近くにいた鬼のような魔性は少し笑いながら話した。「ここらの魔性共の中で、一番の力持ちといえば俺のことよ。どれ、俺がひょいと持ってやろう」
鬼はガシッと仏像を掴む。グググッと、大きな音がなる。半蔵は中からでもその衝撃を感じた。
が、やはり仏像は動かなかった。
「……はぁ! 動かん! ただの木だというのに! 中の物が邪魔してんじゃねぇか?!」
と、鬼は仏像の目から中を覗こうとした。――お終いだ!――半蔵は恐怖でぶるぶる震え、うずくまっていた。
「……あん? この仏、目ぇ閉じてたっけか?」
鬼の言葉を聞き、半蔵は目を開けた。光がない。真っ暗だ。感覚を頼りに、仏像の目の部分を触った。――木の触感。……仏像が目を閉じている!
――仏様のお力だ!――
半蔵は心の内に、暖かい感動を覚えた。――こんな畜生にも劣る外道を助けてくださるとは、仏様はなんて慈悲深いことなのだろう!!――半蔵は今までの分、いやこれからの一生分を込めた祈りを捧げた。
「どうやら、よほどこの仏は自分の内を見せたくないらしい」天狗は髭を触りながら話した。「仏が守るとは、それほど有難い物のようだ。つまりは経典だの法具だの、わし達魔性にはどうでもいい物だ。そんな物、放っておけ」
ああそうだな、と、魔性達は口々に同意の言葉を呟く。魔性達は仏像に興味を失ったようだ。
「――――いえ、私達魔性にとって、とてもとても大事なモノですわ」アザミはよく通る美しい声で言った「皆さん、仏が隠すということは、それほど盗られたくない大事なモノということです。魔性ならば、それを盗み出して、仏に仇なさなければなりません。なぜって魔性は【大なる悪】ですから」
「うぅむ、一理ある」天狗は眉間にシワを寄せながら頷いた。「夜が明け僧が起きるまで、もう時間もかからんだろう。話合いの時間もそうない。ならば、話合いをやめ、この仏の中身を盗むのも一興だな」
そうして、魔性達はわらわら仏像の周りに集まってきた。
魔性達はそれぞれ、思い思いに仏像の中を暴こうとした。
ある者は仏像を破壊しようと、棍棒を持って力いっぱい叩きつけた。しかし、仏像は木とは思えないほどの強度でびくともせず、むしろ棍棒を叩きつけた魔性側が反動で痛がるほどだった。
またある者は仏像を燃やそうと試みた。仏像に向け火を放ったが、まるで仏像の表面に膜があるかのように、火は仏像に点かずするすると床に落ちた。魔性たちは、床に落ち燃え広がろうとする火を消すのに大わらわだった。
この他にも、魔性たちは仏像の中を暴こうとしたが、何一つ結果が出なかった。さらには、暴こうとするとかえって魔性たちに被害が及ぶので魔性たち皆疲れ果ててしまった。
「もうよいもうよい!」天狗はぜぇぜぇと息を吐きながら、疲労でシワができた顔で言った。「このくそ坊主、なかなかの頑固者だわ! ふん! 中に何があるのかすらわからんし、これ以上やっても仕方ないわ!皆の者、今日は解散であるぞ!」
――助かった!――半蔵の顔は喜びでいっぱいになった。そして、感謝も込めて、心の中で聞きかじった適当な念仏を唱えた。
しかし、安心するにはまだ早かった。
「お待ち下さい」
アザミの声だった。声色には若干の焦りがあった。
「最後、最後に少しだけお時間をください。私が、この間男の中を暴きましょう」
「しかし、アザミ。そうは言っても、何しても意味がないことくらい、見ていて分かっただろう。何か策でもあるのか?」
「ええ。……とにかく、見ていてください」
アザミはそう言うと、仏像をひしっと抱きしめた。まるで、これから仏像と夜伽でも始めるかのような、愛のある抱き方だった。
「アザミよ、まさか仏を色で堕とそうとするのか。それこそ、無意味だと思うが」
天狗は呆れた顔で話したが、あまりにもアザミは熱のこもった真剣な表情をしているので、黙って見ていることにした。
アザミは仏像の耳に顔を近づけた。そして、周りの魔性には聞こえないような、しかし半蔵には聞こえるほどのか細く甘い声で、話し始めた。
「……半蔵様、ここにいるのでしょう?もう分かっているんですよ。私、この部屋に入った時、この間男の中から貴方の愛おしい気配がしたんです――蜘蛛は五感に優れてますから――。そして貴方に気づいて、この細い仏像の目から、巣にかかった小さい蝶のように可愛らしく怯える貴方をずっと見ていたんです。
それで、ねぇ、私の半蔵様……、ずっと隠れっぱなしなんて、こうして彼岸から貴方を追いすがったのに、つれないじゃありませんか……」
「……」
半蔵は何も言わなかった。
半蔵は執念深いアザミに怯えを感じた。
「……そんなに、そんなに私が怖いのですか?……でしたら、もしこの間男から出てきてくださったら、恐怖も忘れるような【素敵な夢】を見させてあげます」
「……」
半蔵は何も言わなかった。
半蔵は物音を立てぬよう、体をきゅっと硬直させた。
「……もし、もし貴方が出てきてくださったなら、甘い夢を見させてあげます。男と女が見る、幸せな夢です。とってもとっても、幸せな夢……」
「…………」
半蔵は何も言わなかった。
半蔵はアザミの誘惑に恐怖を感じ、目をつぶった。
「……もし、もし貴方が出てきてくださったなら、楽しい夢を見させてあげます。二人で睦まじく旅をしましょう。山下の深淵の森、暗くてジメッとした狭い洞穴に行き……そして、貴方の仕事場の、【人里】にも行って……」
「…………………」
半蔵は何も言わなかった。
が、半蔵は【人里】という言葉を聞き、人里に暮らす、憐れで殺しやすい村人を想像し、思わずふっと体の緊張をゆるめた。
「……もし、もし貴方が出てきてくださったなら、お金持ちの夢を見させてあげます。貴方の【お仕事】を手伝いましょう。人里にどこかお金持ちの家にお邪魔して、貴方一人じゃ出来なかった事を、二人で一緒にいたしましょう……」
「……………………………」
半蔵は、何も言わなかった。
しかし、半蔵は【お仕事】と聞き、愚かな金持ちが無様に命乞いをしてる時に、やつの体に刀を刺す場面が浮かび、思わず目を見開いてしまった。
「……そう、それなら……もし貴方が出てきてくださったなら、【殺害】の夢を見させてあげます。あの時のように私を殺してください……あの時、の笑顔を私に見せてください。
…………それが、貴方の望みでしょう?」
「………………………………………!」
半蔵は、何も、言わなかった。
が、【殺害】と聞いた途端、体を動かしてしまった。愚かな村人――――目の前にいる女のような、村人の、体を切り刻み四肢を解体し、血と悲鳴を撒き散らしながら、無様な命を終わらせる…………殺害! その言葉に、胸を躍らせてしまった。
――――ガタン
「……え?」
突然、仏像が目を開き、後ろに倒れた。
半蔵は魔性たちの前にさらけ出された。
魔性たちは驚きの声をあげている。半蔵は突然の出来事に固まっていた。アザミはそんな様子の半蔵を優しく抱きしめた。
「あぁ! 半蔵様、ようやく会えましたね。さぁ、一緒に夢を見ましょう……」
アザミの喜色に富んだ声が、闇夜に響いた……
がたんと、仏像が揺れた。外から衝撃が来たのだ。
「アザミ、その仏に何をしているのだ」天狗が言う。
「……ふふふ、私、この中が気になるんです。中に、宝物が入っているような、そんな気がして」
「宝物とな。ここの僧侶がへそくりでも隠したか? 仏の中とは僧侶らしい隠し場所だ。ここは一つ、その宝物とやらを奪って、僧侶どもに嫌がらせでもしよう」
――ついに、この時が来てしまった――半蔵は顔を青ざめ、恐怖に打ち震えた。魔性達が仏像の周りに集まってくる。半蔵は仏像の目からこっそりとアザミを見た。
彼女はにやけている。恋人を待つ、乙女のように。
天狗は仏像に手をかけた。人である半蔵ですら楽々持ち上げられるほどの軽さである。魔性にとって造作のないものだろう。半蔵は恐怖で目をつぶり、熱心に仏に祈った。天狗は力を入れた。
……が、不思議なことに仏像は全く動かなかった。
「ぐ、ぬぬぬ……はぁ、この仏像、全く動かんぞ。仏というのはこれだからいけ好かぬ」
――なぜかはわからんが、助かったようだ――半蔵は仏の中でそう思った。しかし、周りにはまだ魔性がたくさんいる。半蔵は今だ恐怖でいっぱいで、目を閉じたままだった。
「お前ほどのもんが持ち上げられんとは」と、近くにいた鬼のような魔性は少し笑いながら話した。「ここらの魔性共の中で、一番の力持ちといえば俺のことよ。どれ、俺がひょいと持ってやろう」
鬼はガシッと仏像を掴む。グググッと、大きな音がなる。半蔵は中からでもその衝撃を感じた。
が、やはり仏像は動かなかった。
「……はぁ! 動かん! ただの木だというのに! 中の物が邪魔してんじゃねぇか?!」
と、鬼は仏像の目から中を覗こうとした。――お終いだ!――半蔵は恐怖でぶるぶる震え、うずくまっていた。
「……あん? この仏、目ぇ閉じてたっけか?」
鬼の言葉を聞き、半蔵は目を開けた。光がない。真っ暗だ。感覚を頼りに、仏像の目の部分を触った。――木の触感。……仏像が目を閉じている!
――仏様のお力だ!――
半蔵は心の内に、暖かい感動を覚えた。――こんな畜生にも劣る外道を助けてくださるとは、仏様はなんて慈悲深いことなのだろう!!――半蔵は今までの分、いやこれからの一生分を込めた祈りを捧げた。
「どうやら、よほどこの仏は自分の内を見せたくないらしい」天狗は髭を触りながら話した。「仏が守るとは、それほど有難い物のようだ。つまりは経典だの法具だの、わし達魔性にはどうでもいい物だ。そんな物、放っておけ」
ああそうだな、と、魔性達は口々に同意の言葉を呟く。魔性達は仏像に興味を失ったようだ。
「――――いえ、私達魔性にとって、とてもとても大事なモノですわ」アザミはよく通る美しい声で言った「皆さん、仏が隠すということは、それほど盗られたくない大事なモノということです。魔性ならば、それを盗み出して、仏に仇なさなければなりません。なぜって魔性は【大なる悪】ですから」
「うぅむ、一理ある」天狗は眉間にシワを寄せながら頷いた。「夜が明け僧が起きるまで、もう時間もかからんだろう。話合いの時間もそうない。ならば、話合いをやめ、この仏の中身を盗むのも一興だな」
そうして、魔性達はわらわら仏像の周りに集まってきた。
魔性達はそれぞれ、思い思いに仏像の中を暴こうとした。
ある者は仏像を破壊しようと、棍棒を持って力いっぱい叩きつけた。しかし、仏像は木とは思えないほどの強度でびくともせず、むしろ棍棒を叩きつけた魔性側が反動で痛がるほどだった。
またある者は仏像を燃やそうと試みた。仏像に向け火を放ったが、まるで仏像の表面に膜があるかのように、火は仏像に点かずするすると床に落ちた。魔性たちは、床に落ち燃え広がろうとする火を消すのに大わらわだった。
この他にも、魔性たちは仏像の中を暴こうとしたが、何一つ結果が出なかった。さらには、暴こうとするとかえって魔性たちに被害が及ぶので魔性たち皆疲れ果ててしまった。
「もうよいもうよい!」天狗はぜぇぜぇと息を吐きながら、疲労でシワができた顔で言った。「このくそ坊主、なかなかの頑固者だわ! ふん! 中に何があるのかすらわからんし、これ以上やっても仕方ないわ!皆の者、今日は解散であるぞ!」
――助かった!――半蔵の顔は喜びでいっぱいになった。そして、感謝も込めて、心の中で聞きかじった適当な念仏を唱えた。
しかし、安心するにはまだ早かった。
「お待ち下さい」
アザミの声だった。声色には若干の焦りがあった。
「最後、最後に少しだけお時間をください。私が、この間男の中を暴きましょう」
「しかし、アザミ。そうは言っても、何しても意味がないことくらい、見ていて分かっただろう。何か策でもあるのか?」
「ええ。……とにかく、見ていてください」
アザミはそう言うと、仏像をひしっと抱きしめた。まるで、これから仏像と夜伽でも始めるかのような、愛のある抱き方だった。
「アザミよ、まさか仏を色で堕とそうとするのか。それこそ、無意味だと思うが」
天狗は呆れた顔で話したが、あまりにもアザミは熱のこもった真剣な表情をしているので、黙って見ていることにした。
アザミは仏像の耳に顔を近づけた。そして、周りの魔性には聞こえないような、しかし半蔵には聞こえるほどのか細く甘い声で、話し始めた。
「……半蔵様、ここにいるのでしょう?もう分かっているんですよ。私、この部屋に入った時、この間男の中から貴方の愛おしい気配がしたんです――蜘蛛は五感に優れてますから――。そして貴方に気づいて、この細い仏像の目から、巣にかかった小さい蝶のように可愛らしく怯える貴方をずっと見ていたんです。
それで、ねぇ、私の半蔵様……、ずっと隠れっぱなしなんて、こうして彼岸から貴方を追いすがったのに、つれないじゃありませんか……」
「……」
半蔵は何も言わなかった。
半蔵は執念深いアザミに怯えを感じた。
「……そんなに、そんなに私が怖いのですか?……でしたら、もしこの間男から出てきてくださったら、恐怖も忘れるような【素敵な夢】を見させてあげます」
「……」
半蔵は何も言わなかった。
半蔵は物音を立てぬよう、体をきゅっと硬直させた。
「……もし、もし貴方が出てきてくださったなら、甘い夢を見させてあげます。男と女が見る、幸せな夢です。とってもとっても、幸せな夢……」
「…………」
半蔵は何も言わなかった。
半蔵はアザミの誘惑に恐怖を感じ、目をつぶった。
「……もし、もし貴方が出てきてくださったなら、楽しい夢を見させてあげます。二人で睦まじく旅をしましょう。山下の深淵の森、暗くてジメッとした狭い洞穴に行き……そして、貴方の仕事場の、【人里】にも行って……」
「…………………」
半蔵は何も言わなかった。
が、半蔵は【人里】という言葉を聞き、人里に暮らす、憐れで殺しやすい村人を想像し、思わずふっと体の緊張をゆるめた。
「……もし、もし貴方が出てきてくださったなら、お金持ちの夢を見させてあげます。貴方の【お仕事】を手伝いましょう。人里にどこかお金持ちの家にお邪魔して、貴方一人じゃ出来なかった事を、二人で一緒にいたしましょう……」
「……………………………」
半蔵は、何も言わなかった。
しかし、半蔵は【お仕事】と聞き、愚かな金持ちが無様に命乞いをしてる時に、やつの体に刀を刺す場面が浮かび、思わず目を見開いてしまった。
「……そう、それなら……もし貴方が出てきてくださったなら、【殺害】の夢を見させてあげます。あの時のように私を殺してください……あの時、の笑顔を私に見せてください。
…………それが、貴方の望みでしょう?」
「………………………………………!」
半蔵は、何も、言わなかった。
が、【殺害】と聞いた途端、体を動かしてしまった。愚かな村人――――目の前にいる女のような、村人の、体を切り刻み四肢を解体し、血と悲鳴を撒き散らしながら、無様な命を終わらせる…………殺害! その言葉に、胸を躍らせてしまった。
――――ガタン
「……え?」
突然、仏像が目を開き、後ろに倒れた。
半蔵は魔性たちの前にさらけ出された。
魔性たちは驚きの声をあげている。半蔵は突然の出来事に固まっていた。アザミはそんな様子の半蔵を優しく抱きしめた。
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