武器・スキルチートで異世界転移

暁の彼方

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14話

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 宿に帰った僕は、自分のステータスを見てため息をついた。何故かと言うと、この馬鹿げたステータスをティアラに見せなければならないからだ。どうしようかと悩んだ結果・・・・・・・・・・・あきらめた。もうどうにでもなれ!
 そして、次の日・・・・・

「さぁ、リョータさんのステータスを見に行きましょう!」
「ソレジャサッソクイコウカ。」
「どうして棒読みなんですか?」
「ボウヨミジャナイヨ、ウン。」
「そうですか?こっちです!」

 と手を引かれて、十分後教会に着いた。僕は世界の終りのような顔をしていて、ティアラは緊張しているような顔をしていた。

「今日はどうなされたのですか?」
「え?あ、今日はこちらのリョータさんのステータスを見てもらいたくてきました。」
「そうですか。それではこちらへどうぞ。」

 ティアラと一緒に奥へと向かった。

「それでは、早速ステータスをみましょうか。」

 と、シスターさんが言うと、出した紙に手を置き、ぶつぶつと何かをつぶやき始めた。おそらく詠唱かなと思った。
 そして、詠唱が終わると紙に文字が書かれ始めた。そこには・・・・

 ステータス
 東亮太
 レベルおよそ90
 hp???
 mp???
 str???
 def???
 int???
 agl???
 dex???
 称号
 龍を討伐したもの
 ???
 加護
 ??神???の加護
 ??の神???の加護
 ??の神???の加護
 ユニークスキル
 ???
 ???
 ???
 ???
 ???
 ???(水魔法)
 ???
 ???
 スキル
 鑑定9max
 冷静
 剣術8
 射撃術9max
 防壁・人9max
 防壁・龍1
 威圧・龍
 スピードローダー1

「「「・・・・・・」」」
「「なんでステータスが見えないんですか!?」」「やったーーー!!」
「リョータさん?何をしたんですか?」
「え!?僕は特に何もしてないけど?」
「そうですか・・・・・シスターこれはどういうことですか?」
「もしかしたら、キャパシティーオーバーかもしれません。」
「キャパ・・・・何ですか?」
「キャパシティーオーバーです。おそらく私たちの魔法では、この方のステータスとユニークスキルは見れないでしょう。」
「えっと・・・つまりリョータさんのステータス等が凄過ぎて見れないと言うことですか?」
「えぇ、その通りです。」

 ティアラの表情が固まったまま、こちらを向いた。表情は笑っていたが目が笑っていなかった。

「リョータさん?もしかして自分のステータスを見れるスキルがあったりしますか?」

 これには真面目に答えないと後が怖そうだ。

「うん。あるよ。」
「「・・・・・・・勇者・・・・・・・」」

 そう、小声だけど聞こえた気がした。勇者と。そして、ティアラが気絶した。こちらに倒れたので抱き留めた。

「あの~?勇者ってどういうことですか?」
「え、はい。昔、勇者を召喚したときがありまして、誰も勇者様のステータスを見ることができなかったのです。見れたとしても???になっていたそうです。ですが勇者様はご自身のステータスを把握できるスキルを持っているといったのです。」
「それで勇者か・・・・悪いけど僕は勇者なんかじゃないよ?普通の人間だよ。別にステータスが見れなくて、勇者様と同じスキルを持っていたとしても。」
「そうでしたか、失礼しました。よくよく考えれば称号に勇者と書かれていなかったですからね。」

 そう言った瞬間に紙が書き換わった。シスターがあり得ないことを目にしたかのように驚いていると、称号の所に『勇者』の文字が現れた。

「「え!?」」

 そういうと、僕の体が光り始め、なにか温かいものが体の中に入ってきた。それはとても心地の良いものだった。
 光が収まると、シスターが震えだしこういった。飛び出して教会の外に出ていくと、こう言った。

「勇者様が・・・・勇者様が覚醒なされました!」

 そう言ったのであった。僕はため息をつき教会の窓から空を見上げた。

「あぁ・・・・今日もいい天気だな~」

 僕は現実逃避を始めた。
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