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第一章 バグ編
解決できないのか……
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で、次の日、俺は前日と同じ席に座り、エイジさんに慰められていた。
「運営にはできる限りの説明はした。
すぐ紗月のIDをログアウトできないかやってみたようだが無理だったみたいだ。
なんか大体にして、ログインしていないって言ってたぞ。
お前はこうして此処に居るのにな。おかしいよな。
早急に調査するそうだが、こんなケースは初めてという事で、
どれくらい時間がかかるか分からないと言うのが本音らしい。」
「…はい。ありがとうございました。」
「この件に関しては、紗月が運営と直接連絡が取れないから、しばらくは俺を通して連絡するから。」
「よろしくお願いします。」
「しかし、どうやら運営側は100%信用している訳じゃないみたいだ。」
「え?」
「紗月本人ではなく、別人が紗月のアバターを乗っ取って、
その影響でバグが出た可能性も考えているみたいだ。」
「なんで…そんな事して何のメリットが有るんですか!?」
「いや、お前自覚してないかもしれないけど、紗月ってけっこう有名だぞ?」
冗談言わないで下さい。
たかだかネコのハーフ獣人のアバターなんて、
そこら中にいるじゃないですか。
「信用してないな…。お前メチャクチャかわいい上にすごく強い。そのギャップがいい!て評判だぜ。」
「またまた―。そんなの誰にも言われた事ないですよ。」
「だって、お前にチョッカイかけたくても、いつもサリューが目を光らせていて、
紗月に手を出す奴は即排除!みたいだからな。」
初耳です。
ていうか、ゲーム内で俺に友達が少なかったり、彼女出来ないのはサリューが原因か?
「お前、見た目10歳の子供に彼女って………。」
思わず顔をそむけたエイジさん、でも、その震える肩が思いっきり笑ってるから。
「とにかく紗月がこちらからログアウトできないと言うのは事実だから、
その間本体がどうなっているかが心配だ。
運営はそちらも含めてすぐさま調査を開始するそうだ。」
「よかったー。リアルで俺がどうなっているかもすごく心配だったんだ。」
これで少しは目途がついた。
俺はエイジさんとすぐ連絡が付くようにフレンド登録をして、
もう一度お礼と、よろしくお願いしますと頭を下げ、ゴッタニ亭を後にした。
さて、これからどうしよう。
取りあえずは連絡待ちだろうなぁ。
いきなり状況が変化する可能性も考えて、やはり危険な事は避けよう。
一番いいのは家で大人しくしている事だろうけど、
そんなの暇だし緊急事態が起こった時は近くに誰かに居てほしい。
こういう時、諒太が居てくれればなー。
そう言えば、毎日のようにログインしていたはずなのに、
サリューの奴、昨日も今日も見かけないな。
行ってみるか。
俺は涼太のアバター、サリューの家へ行ってみる事にした。
「おーい、いるかー。」
俺はサリューの家のノッカーをゴンゴンと叩いた。
「やっぱりいないのか…。」
画面を開いて、諒太がログインしてるかを確認すると、
やはりサリューの名は活性化していなかった。
「変なの。いつもなら絶対ログインしている時間なのに、
何で昨日も今日も来てないんだよ。」
いつもは鬱陶しいくらい構って来るくせに、
こんな時だからこそ頼りたいのに、何でいないんだよ。
やばい、泣きそうになってきた。
「こんな事しててもしょうがないや、
目途が付くまで何かしよう。
危険がない暇つぶし……何かあったかな。」
しばらく考え、俺は町外れの俺の師匠であるカミリアさんの所に向かう事にした。
たまには真面目に魔法のレベル上げもいいだろう。
「運営にはできる限りの説明はした。
すぐ紗月のIDをログアウトできないかやってみたようだが無理だったみたいだ。
なんか大体にして、ログインしていないって言ってたぞ。
お前はこうして此処に居るのにな。おかしいよな。
早急に調査するそうだが、こんなケースは初めてという事で、
どれくらい時間がかかるか分からないと言うのが本音らしい。」
「…はい。ありがとうございました。」
「この件に関しては、紗月が運営と直接連絡が取れないから、しばらくは俺を通して連絡するから。」
「よろしくお願いします。」
「しかし、どうやら運営側は100%信用している訳じゃないみたいだ。」
「え?」
「紗月本人ではなく、別人が紗月のアバターを乗っ取って、
その影響でバグが出た可能性も考えているみたいだ。」
「なんで…そんな事して何のメリットが有るんですか!?」
「いや、お前自覚してないかもしれないけど、紗月ってけっこう有名だぞ?」
冗談言わないで下さい。
たかだかネコのハーフ獣人のアバターなんて、
そこら中にいるじゃないですか。
「信用してないな…。お前メチャクチャかわいい上にすごく強い。そのギャップがいい!て評判だぜ。」
「またまた―。そんなの誰にも言われた事ないですよ。」
「だって、お前にチョッカイかけたくても、いつもサリューが目を光らせていて、
紗月に手を出す奴は即排除!みたいだからな。」
初耳です。
ていうか、ゲーム内で俺に友達が少なかったり、彼女出来ないのはサリューが原因か?
「お前、見た目10歳の子供に彼女って………。」
思わず顔をそむけたエイジさん、でも、その震える肩が思いっきり笑ってるから。
「とにかく紗月がこちらからログアウトできないと言うのは事実だから、
その間本体がどうなっているかが心配だ。
運営はそちらも含めてすぐさま調査を開始するそうだ。」
「よかったー。リアルで俺がどうなっているかもすごく心配だったんだ。」
これで少しは目途がついた。
俺はエイジさんとすぐ連絡が付くようにフレンド登録をして、
もう一度お礼と、よろしくお願いしますと頭を下げ、ゴッタニ亭を後にした。
さて、これからどうしよう。
取りあえずは連絡待ちだろうなぁ。
いきなり状況が変化する可能性も考えて、やはり危険な事は避けよう。
一番いいのは家で大人しくしている事だろうけど、
そんなの暇だし緊急事態が起こった時は近くに誰かに居てほしい。
こういう時、諒太が居てくれればなー。
そう言えば、毎日のようにログインしていたはずなのに、
サリューの奴、昨日も今日も見かけないな。
行ってみるか。
俺は涼太のアバター、サリューの家へ行ってみる事にした。
「おーい、いるかー。」
俺はサリューの家のノッカーをゴンゴンと叩いた。
「やっぱりいないのか…。」
画面を開いて、諒太がログインしてるかを確認すると、
やはりサリューの名は活性化していなかった。
「変なの。いつもなら絶対ログインしている時間なのに、
何で昨日も今日も来てないんだよ。」
いつもは鬱陶しいくらい構って来るくせに、
こんな時だからこそ頼りたいのに、何でいないんだよ。
やばい、泣きそうになってきた。
「こんな事しててもしょうがないや、
目途が付くまで何かしよう。
危険がない暇つぶし……何かあったかな。」
しばらく考え、俺は町外れの俺の師匠であるカミリアさんの所に向かう事にした。
たまには真面目に魔法のレベル上げもいいだろう。
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