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憑依魔法習得
3話 空飛ぶ石像
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マッパーがパーティーイン。
そのまま雑談しながら歩く。
まずはマリモが話しかける。
「島田くん。ハンドルネームは?」
そうだよな。
まずはそれが聞きたい。
多分新メンバーは俺の1個上。
ハンドルネームだと呼び捨てにしやすいが、さすがに苗字をそのまま呼べない。
「テールイーター」
答えてきた。
島田、には何の関係もない。
まあ俺のハンドルネームも名前と何の関係もないけど。
「由来は?」
「・・・・・・特に意味ない」
「ははっ、俺もそんな感じ。登録するときにシュトーレン食っててさ」
「シュトーレン? あのクリスマス前にに食う奴か?」
「ああ」
「ふーん、とにかくわかった。これからテールイーターって呼ばせてもらうね」
「俺も」
しばらくしたら、テールイーターはこっちのハンドルネームにも興味を示してきた。
「君たちは?」
「マリモ」
「シュトー」
「ああ、シュトーレンからか」
「詳細は、とりあえずデータ送るな」
「私も」
心地よい音が響く。
これで登録した際に書いたプロフィールがテールイーターのメニューに表示される。
歩きながら閲覧を始めた。
「ふんふん、ん? シュトーはなんで本名公開してるんだ?」
「ある人の指示でね」
「・・・・・・エーテルランドストーリーで本名公開を指示されるねえ」
なんだか渋い顔をしている。
「変か?」
「いや、まるで命尾学園の生徒会みたいだなあってね」
「あはは」
テールイーターの言葉に、マリモが笑い出した。
さっぱり状況がわからない。
「シュトー。まさか君も命尾学園の生徒か?」
「はあ?」
驚いて声をあげてしまった。
そんなわけがない。
「俺があんな偏差値高いうえに金かかる私立に行ってるわけないだろ」
全力で否定する。
「ほう。なら誰からそんな指示を?」
「そんなの気になるのか? とにかく、古武術の師匠だよ。ウチの近所の道場のね」
「ふーん。だからあんたスポーツとは違う動きなのか」
「マリモも知らないなか」
「うん、こいつと知り合ったのつい最近だし」
「・・・・・・結局なに?」
こういう何が知りたいかわからない質問はモヤモヤする。
「町の古武術道場か。命尾学園とは関係ないな」
「そうね」
「だから何?」
「いや、命尾学園所属の敵かもしれないと思った。それだけだよ」
「敵ぃ? エーテルランドストーリーで? ランキング争いってこと?」
テールイーター、こいつ変なことを言う奴だ。
「まあ、そんなとこだ」
「だよな。このゲームは意図的に他プレーヤーに攻撃すると強制ログアウトなんだろ?」
「通常はね」
雑談が続く。
なんだかんだでテールイーターはここまでマッパーとしての役割は果たしてるみたいだ。
「この辺、トラップだな」
「え? 同じ景色をグルグル回っているように見せかけるトラップ。ほら、似たような景色が続いたろ? でも実は目的地に進んでる」
「え? 似たような景色が続いてるのも気づかなった」
「私も」
「・・・・・・本当に? よく君たちそこまでスコア伸ばしたね」
眉をひそめられた後に、そう言われた。
本気であきられたっぽい。
†††††
三人でしばらく森のフィールドを歩いた。
途中中国人や欧米人のパーティーに何度か鉢合わせしたが、どこも道に迷ってる感じだ。
俺たちはサクサク進んでる。
「この森は方位磁石も位置情報も使えない。憑依魔法を覚えられる館まで行くには、記憶力と勘の両方が必要だな」
テールイーターがそう語る。
「おお、草原か」
突然、背の高い木々の森から出た。
高原を思わせる景色が視界に入る。
「あれが目的地じゃない?」
「ああ、間違いないな」
いつの間にか、遠くに件の館が見えてきた。
西洋の魔女の館。
そんな感じの外観だ。
レンガ作り、煙突、壁に這う蔓性の植物、遠目だとだいたいそんな感じ。
「掲示板の情報によると、森を抜け出ること自体大変だったみたいね」
マリモがメニューを開きながら歩く。
よく考えたら、そういう事ができるのもマッパーがいるからか。
「マッパー様々だな。今日はあんたに会えて良かったよ」
「お互い様だな・・・・・・あれは僕じゃ倒せない」
テールイーターが遠くを眺めてる。
館のほうじゃない・・・・・・。
空だ。
「ん?」
「頼んだよ。僕はサポートに」
「えっと、あれは魔女の使い魔って設定みたいね」
「へえ」
だんだんと独特の羽音が聞こえてきた。
見えてきたのは、無機質な灰色の体表と、羽の生えた小鬼を連想させる姿。
「ガーゴイルってやつか」
「石像か・・・・・・毒は効くのかな」
「データによると効くみたいだね」
「弱点は? 私が矢に付加できるのは火 氷 雷の3つだけなんだけど」
「えっと、ガーゴイルの弱点弱点・・・・・・雷、だね」
「ん、そんじゃ楽勝。あ、俺詠唱入るから」
「私も」
テールイーター、マッパーだけじゃなくていろいろ役に立ってくれる。
これまで情報検索しながらの戦闘って大変だったし。
「来るぞ。言っとくが一度見つかったからにはずっと追ってくるからな」
忠告に詠唱しながらうなづく。
俺は基本的にタンカーだ。
前に出てオトリにならないと・・・・・・。
そのまま雑談しながら歩く。
まずはマリモが話しかける。
「島田くん。ハンドルネームは?」
そうだよな。
まずはそれが聞きたい。
多分新メンバーは俺の1個上。
ハンドルネームだと呼び捨てにしやすいが、さすがに苗字をそのまま呼べない。
「テールイーター」
答えてきた。
島田、には何の関係もない。
まあ俺のハンドルネームも名前と何の関係もないけど。
「由来は?」
「・・・・・・特に意味ない」
「ははっ、俺もそんな感じ。登録するときにシュトーレン食っててさ」
「シュトーレン? あのクリスマス前にに食う奴か?」
「ああ」
「ふーん、とにかくわかった。これからテールイーターって呼ばせてもらうね」
「俺も」
しばらくしたら、テールイーターはこっちのハンドルネームにも興味を示してきた。
「君たちは?」
「マリモ」
「シュトー」
「ああ、シュトーレンからか」
「詳細は、とりあえずデータ送るな」
「私も」
心地よい音が響く。
これで登録した際に書いたプロフィールがテールイーターのメニューに表示される。
歩きながら閲覧を始めた。
「ふんふん、ん? シュトーはなんで本名公開してるんだ?」
「ある人の指示でね」
「・・・・・・エーテルランドストーリーで本名公開を指示されるねえ」
なんだか渋い顔をしている。
「変か?」
「いや、まるで命尾学園の生徒会みたいだなあってね」
「あはは」
テールイーターの言葉に、マリモが笑い出した。
さっぱり状況がわからない。
「シュトー。まさか君も命尾学園の生徒か?」
「はあ?」
驚いて声をあげてしまった。
そんなわけがない。
「俺があんな偏差値高いうえに金かかる私立に行ってるわけないだろ」
全力で否定する。
「ほう。なら誰からそんな指示を?」
「そんなの気になるのか? とにかく、古武術の師匠だよ。ウチの近所の道場のね」
「ふーん。だからあんたスポーツとは違う動きなのか」
「マリモも知らないなか」
「うん、こいつと知り合ったのつい最近だし」
「・・・・・・結局なに?」
こういう何が知りたいかわからない質問はモヤモヤする。
「町の古武術道場か。命尾学園とは関係ないな」
「そうね」
「だから何?」
「いや、命尾学園所属の敵かもしれないと思った。それだけだよ」
「敵ぃ? エーテルランドストーリーで? ランキング争いってこと?」
テールイーター、こいつ変なことを言う奴だ。
「まあ、そんなとこだ」
「だよな。このゲームは意図的に他プレーヤーに攻撃すると強制ログアウトなんだろ?」
「通常はね」
雑談が続く。
なんだかんだでテールイーターはここまでマッパーとしての役割は果たしてるみたいだ。
「この辺、トラップだな」
「え? 同じ景色をグルグル回っているように見せかけるトラップ。ほら、似たような景色が続いたろ? でも実は目的地に進んでる」
「え? 似たような景色が続いてるのも気づかなった」
「私も」
「・・・・・・本当に? よく君たちそこまでスコア伸ばしたね」
眉をひそめられた後に、そう言われた。
本気であきられたっぽい。
†††††
三人でしばらく森のフィールドを歩いた。
途中中国人や欧米人のパーティーに何度か鉢合わせしたが、どこも道に迷ってる感じだ。
俺たちはサクサク進んでる。
「この森は方位磁石も位置情報も使えない。憑依魔法を覚えられる館まで行くには、記憶力と勘の両方が必要だな」
テールイーターがそう語る。
「おお、草原か」
突然、背の高い木々の森から出た。
高原を思わせる景色が視界に入る。
「あれが目的地じゃない?」
「ああ、間違いないな」
いつの間にか、遠くに件の館が見えてきた。
西洋の魔女の館。
そんな感じの外観だ。
レンガ作り、煙突、壁に這う蔓性の植物、遠目だとだいたいそんな感じ。
「掲示板の情報によると、森を抜け出ること自体大変だったみたいね」
マリモがメニューを開きながら歩く。
よく考えたら、そういう事ができるのもマッパーがいるからか。
「マッパー様々だな。今日はあんたに会えて良かったよ」
「お互い様だな・・・・・・あれは僕じゃ倒せない」
テールイーターが遠くを眺めてる。
館のほうじゃない・・・・・・。
空だ。
「ん?」
「頼んだよ。僕はサポートに」
「えっと、あれは魔女の使い魔って設定みたいね」
「へえ」
だんだんと独特の羽音が聞こえてきた。
見えてきたのは、無機質な灰色の体表と、羽の生えた小鬼を連想させる姿。
「ガーゴイルってやつか」
「石像か・・・・・・毒は効くのかな」
「データによると効くみたいだね」
「弱点は? 私が矢に付加できるのは火 氷 雷の3つだけなんだけど」
「えっと、ガーゴイルの弱点弱点・・・・・・雷、だね」
「ん、そんじゃ楽勝。あ、俺詠唱入るから」
「私も」
テールイーター、マッパーだけじゃなくていろいろ役に立ってくれる。
これまで情報検索しながらの戦闘って大変だったし。
「来るぞ。言っとくが一度見つかったからにはずっと追ってくるからな」
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俺は基本的にタンカーだ。
前に出てオトリにならないと・・・・・・。
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