【完結】愛しの魔王様~魔王(依存・執着)×勇者(積極的わんこ)~

黒夜須(くろやす)

文字の大きさ
17 / 38

17

しおりを挟む
魔王討伐の話を聞いてから二カ月がたった。

魔王討伐当日。
グリードは馬の横で準備をした。団長も同じ様に出発の準備をしている。
「グリードは凄いな」笑いながらグリードに話しかけた。「王女殿下の閨の相手一度してないだろ。君のスルースキルも素晴らしい」
団長の冗談に苦笑いしながら、頭をかき「僕はその……」少し恥ずかしそうに「王女様のお誘いは光栄ですが……。団長こそ大変でしょう。王女様の相手」はっきりとは言いづらく濁すような良い方をした。
団長は「具合は悪くない」と平然と言った。「グリードは童貞か?」
「え……そ、その……」馬具の準備を一瞬止め、赤面する。耳まで真っ赤になりながら「はい……です。でも思っている人が……」小さな声で言った。
慌てて作業を再開し、視線を逸らす。

初めては、特別にしたいと思った。

「羨ましいよ」団長は微笑み、グリードの股間をみる。「それ、使える日がくるといいな」
団長の視線に気づき、グリードはさらに赤面する。
「え……あ……その」
準備を急ぎながら、恥ずかしさを隠そうとする・
「想像したか」団長は大笑いする。「グリードも男の子だな」
「も、もう団長……からかわないで」恥ずかしさのあまり、馬の鬣に顔を埋める。

魔王様とする。

想像が広がり、思わず頬に手をやる。期待で胸がいっぱいになった。今から魔王城に向かうがそのためではない事は分かっているが、したいモノはしたい。

「出発の準備できました」気合を入れる。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

【短編】淫紋を付けられたただのモブです~なぜか魔王に溺愛されて~

双真満月
恋愛
不憫なメイドと、彼女を溺愛する魔王の話(短編)。 なんちゃってファンタジー、タイトルに反してシリアスです。 ※小説家になろうでも掲載中。 ※一万文字ちょっとの短編、メイド視点と魔王視点両方あり。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される

マンスーン
BL
​王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。 泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...