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しおりを挟む馬車での移動は予定より延びて、出発から13日後に着いた
移動中に3日間、雨が降り移動に手間取ってしまった。
移動中はアリーが居たので、暇することはなかった。
アリーは親切で庶民暮らしがはじめての私に、嫌な顔をしないで丁寧に1から教えてくれた。
着いてからもアリーは孤児院に向かわないで、修道院まで着いてきてくれた
アリーがお世話になっていたと言う先生に紹介してくれて、修道院に入る手続きはトントン拍子で進んだ
「リオナさんこれからよろしくお願いしますね、まずは1年間は孤児院の方を手伝って貰います、あちらは毎日忙しいですから余計なこと考えないですみますよ。空いた時間でこれからのことを考えて、どうしていきたいか見つけましょう。」
ここでの1年目は本格的な修道女の仕事はあまり振らないみたい
孤児院の手伝いをしながら、1年間よく考えてそれでもなりたかったら、本契約?になるみたい
▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪
子供達は皆、元気で大変だけど充実した日々を過ごしてきた、
あと1ヶ月でここに来て1年が経つ、私はどうしていきたいのだろうか?
修道女ではなく、アリーみたいにここの手伝いを続けていくこともありなのかもしれない
そんなことを考えてたある日レオン様が目の前に現れた
「やっと見つけた」
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