【完結】婚約破棄されました。修道院に入ることにしました、何故か元婚約者が追いかけてきました?

みちこ

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レオン視線

俺はこんな結果を望んでいたわけでは無い

俺はただリオナの夢を叶えてやりたかっただけなのに、リオナが友人と話してるのを偶然聞いてしまった。



▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪

『リオナは最近その本に夢中ね、私はまだその本読んだこと無いけどそんなにいいの?』

『ふふふ、すごく素敵な本よ。主人公は幼馴染みのことを昔から好きだったけど、関係が壊れるのが嫌でずっと気持ちを伝えられなかったの。だけど主人公はある日他の男の子に告白されるんだけど、その現場を見た幼馴染みが主人公を連れ去るの、それで主人公は幼馴染みにずっと好きだったって告白されるの』

『いいお話ね、私も読んでみようかしら』

『是非読んでみて、好きな人に告白されるなんて素敵よね、私たちは貴族で昔から婚約者決まってるから告白されることなんて無いものね』




▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪

それを聞いた俺はリオナの夢を叶えてやりたくなった、

だけどまさか婚約破棄を言って直ぐに、リオナが俺の話を最後まで聞かないで、その場を離れてしまうとは思わなかった。

何度呼び止めてもリオナは飛び出してしまった。

俺は慌ててリオナの家に行ったが、リオナは家にそのまま帰ってこなかった。

リオナの親に訳を説明して謝ったがやはり直ぐには許して貰えなかった。

だけどそれは当たり前だ、大切な娘を傷付けて帰らない理由を作ったのは俺だ。

半年たってやっと許して貰い、リオナの手紙をみせて貰った。

手紙には修道院としか書いてなくて、修道院を探し回った。

見つけたのは約半年後だった。

今リオナは俺の目の前にいる。

もう逃がさない

「やっと見つけた」





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