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第二章 クラン街の悪夢
第41話 ダブルデート
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朝になりオレが目を覚ますと、安心しきった顔で寝ているシルビアさんがいた。
三十歳になるまであまりデートもした事のない草食系のオレは、女の子に積極的な行動ができなかった。
結婚した後でもそれは変わらず、シルビアさんの方から行動してもらえなければ、自分から大胆に行動する事は無かっただろう。
しかし、幸か不幸か分からないが、サキュバスの誘惑に誘われたオレは、誘惑に屈しなかったものの、興奮してしまっていた。
そして、命からがら亜空間を脱出した事により、シルビアさんの大切さと愛おしさをより一層理解できた。
昨日の夜はオレではないかのごとくに大胆に行動できた。
少なからずサキュバスに感謝しなければならないだろう。
しかし、サキュバスがオレを殺そうとしたのは事実だ。
結果として、生きてシルビアさんと一夜を共にする事は出来たが、一歩間違っていれば死んでいた。
サキュバスの行動を許すわけにはいかない。
今日にでも捕らえにでも行かなければならない。
三日ほどいないそうだが、アジトの場所は知っている。
アジトを探れば、何かしらの情報が手に入るかもしれない。
オレは早速、出かける準備をすると、バルベロからメールの連絡が入っていた。
「おはよう! 今日はサキュバスも見付けられないし、予定もないでしょ?
私と一緒に遊んでよ。
嵐山とキーリアにはもう連絡してあるから、後はあなた達が準備できたら出発できるからね。
場所は嵐山が知っているけど、昨日のショッピングモールだよ。早く来てね♡」
バルベロの空気を読まないメールだった。
さすがに、サキュバスを置いて、遊ぶ事などできない。
オレはそう思って返信をした。
「ダメだ! サキュバスのアジトに行き、何かしらの情報を得てみる。
遊ぶのは、サキュバスを捕まえた後だ!」
すると、すぐに返信が来た。
「私もそう思っていろいろ探ってみたけど、メールもパソコンの履歴も何もなかったよ。
あなたが私より情報に詳しくないと思うんだけど……。
三日後に捕まえられるし、油断させた方が良いと思うよ。
出来れば、あなたがいないと思わせた方が、サキュバスも油断するでしょうし……」
「どうして三日後に帰って来るって分かったんだ?」
「暗殺を前提に連絡を取って依頼してみたら、その日はダメだって言われた。
それで、空いている時間を訊いたら、三日後にここに来いって言われたのよ。
それで、場所と時間が分かったってわけ。
どう、下手に行動しない方が良さそうでしょ?
警戒されたら、逃げられちゃうかもしれないし……」
「なるほど。アジトというか、待ち合せの場所だったんだな。
それなら、油断させておいた方が良いかもな」
「でしょ! だから、人目に付かない私の住まいで遊ぶように提案したの。
割り勘で良いからさ、一緒に遊んでよ。
実は、私あんまり出歩けないから友達いないんだよ。
機械でも、友達が欲しいって気持ちはあるんだ。
嵐山がいれば場所は分かるだろうし、シルビアさんとデートってことで良いでしょ?」
「これも出勤に入るのかな? 給料が出るなら行くけど……」
「ほとんどを無断欠勤している男が、何言っているのよ。
私は二十四時間働いているのよ。
少しは言う事を聞きなさい。
ちゃんと給料は出してあげるから……」
「分かったよ。全品半額の割引も付けてくれよ。オレの給料は少ないから……」
「これでも超高待遇なのに、さらに値引き?
あんた、いい度胸しているじゃない。
分かったわ。早く来なさいね!」
こうして、バルベロのショッピングモールに行きことが決まった。
ブランドの服とかもこの機会に買っておこうと思い、数万円を準備する。
足りない分は、バルベロや嵐山から奢ってもらおう。
そう考えながら支度をする。
起きて来たシルビアさんにもその事を伝え、デートの準備は着々と整って行った。
久々のデートに気持ちも高まる。
シルビアさんは気合の入った白色のブラウスと紺色のスカートを穿いて来た。
白色のブラウスの上にある水色のリボンがチャームポイントのようだ。
思わず見とれてしまう。
しかし、少し寒そうだと思い紺色のコートをかけてあげた。
全体的に青色で統一した氷の美女が誕生した。
誰も本当に氷の魔法を使えるとは思わないだろうな。
とりあえずこの格好なら、映画やショッピングはできるだろう。
ボーリングのような運動は、少し動きづらいから今回は避けるようにしておこうか。
オレがデートプランを考えていると、嵐山ことアッシー君(ただで運んでくれるタクシー運転手)と変態少女のキーリアが迎えに来た。
さて、これから機械少女の所まで行かなければならないのだ。
どんなデートになるのか、不安になりつつも車に乗り込んだ。
機械少女のバルベロの場所は企業秘密なので、オレとシルビアさんは目隠しをする。
キーリアは助手席なので、目隠しは免除された。
本来なら、オレが補助するポジションなのでは、と思いつつも言われた通りにする。
まあ、眠れて気が楽だから良いけどね。
事故にならないように祈りつつ、オレは眠りに着いた。
オレが気持ちよく眠っていると、嵐山とキーリアに起こされる。
着いた場所はバルベロのいる巨大ショッピングモールではなく、コミケ(コスプレしている人や素人の描いた漫画を売っている所。自分も良く分からない恐るべき場所)だった。場所を確認し、嵐山に尋ねる。
「え? ここにバルベロがいるのか?
明らかに屋外で、人も全然違うようだが……。
まあ、バルベロなら人間に見えるから良いだろうし、周りの人もコスプレだと思ってくれるのか……」
すると嵐山は、キョトンとした顔をする。
「いや、トイレ休憩に寄っただけだけど……」
豪勢なトイレ休憩だなと思っていると、キーリアが語り出した。
「ああ、ここがコミケなのね。
いろいろな衣装をした人がいて、漫画もたくさん置いてあるわ。
ここに二時間くらいいてもいいかしら」
「まあ、そのくらいが妥当なところだろう。
バルベロには、ここで買った衣装でもプレゼントすれば、機嫌も良くなるだろうからな!」
嵐山はそう言って、美少女戦士の衣装を買い漁っていた。
こいつらもかなり自由な生活をしているようだな。
上司であるバルベロをいいように操っている。
オレも機嫌取りのために何かを買っていくかと考えたが、衣装の値段を見て止めた。
コスプレの衣装って、こんなに高いのかよ。
自分で作れるなら、作った方が良いなと改めて思う。
それほどまでに高いのだ。
オレとしてはコスプレなんて、夜の恋人に来て欲しいくらいで、趣味で着るほどのこだわりはない。
メイドカフェや仕事の能率を上げるために着るならともかく、趣味で着るのはどうしてだろうという気持ちになっていた。
そんな事を考えていると、あのサキュバスに似た少女を発見する。
一瞬、オレと目が合った気がしたが、相手は気にするそぶりをする事無く離れていった。オレの気のせいだろうか?
まあ、世界には似た人間が三人はいるというし、初恋の彼女だったかもしれない。
それほど深く考えず、オレは適当に漫画を読みふける。
最近の素人は、プロの漫画家よりも画力が上なんだな。
後は、ストーリーとキャラクターを良く考えれば、運次第で金を稼げるだろうな。
結局最後は、運と努力と才能なんだなと物思いにふけっていると、嵐山達がオレを呼ぶ。
「おい、もうそろそろ出発するぞ!
興味があるかもしれないが、こんな所で油を売っているわけにはいかないんだぞ!」
お前が連れて来たんだろと思いつつも、この四人の中を悪くするわけにはいかない。
オレはグッとこらえて、嵐山の指示に従った。
手に持っていた漫画は面白かったので、買って帰る事にする。
あきたらバルベロにプレゼントでもするかと思いつつ、車に乗り込む。
目隠しをして二時間ほどした後、ようやくバルベロの住む巨大な施設へと辿り着いた。
相当時間がかかってしまったが、バルベロの機嫌が良いのだろうか?
三十歳になるまであまりデートもした事のない草食系のオレは、女の子に積極的な行動ができなかった。
結婚した後でもそれは変わらず、シルビアさんの方から行動してもらえなければ、自分から大胆に行動する事は無かっただろう。
しかし、幸か不幸か分からないが、サキュバスの誘惑に誘われたオレは、誘惑に屈しなかったものの、興奮してしまっていた。
そして、命からがら亜空間を脱出した事により、シルビアさんの大切さと愛おしさをより一層理解できた。
昨日の夜はオレではないかのごとくに大胆に行動できた。
少なからずサキュバスに感謝しなければならないだろう。
しかし、サキュバスがオレを殺そうとしたのは事実だ。
結果として、生きてシルビアさんと一夜を共にする事は出来たが、一歩間違っていれば死んでいた。
サキュバスの行動を許すわけにはいかない。
今日にでも捕らえにでも行かなければならない。
三日ほどいないそうだが、アジトの場所は知っている。
アジトを探れば、何かしらの情報が手に入るかもしれない。
オレは早速、出かける準備をすると、バルベロからメールの連絡が入っていた。
「おはよう! 今日はサキュバスも見付けられないし、予定もないでしょ?
私と一緒に遊んでよ。
嵐山とキーリアにはもう連絡してあるから、後はあなた達が準備できたら出発できるからね。
場所は嵐山が知っているけど、昨日のショッピングモールだよ。早く来てね♡」
バルベロの空気を読まないメールだった。
さすがに、サキュバスを置いて、遊ぶ事などできない。
オレはそう思って返信をした。
「ダメだ! サキュバスのアジトに行き、何かしらの情報を得てみる。
遊ぶのは、サキュバスを捕まえた後だ!」
すると、すぐに返信が来た。
「私もそう思っていろいろ探ってみたけど、メールもパソコンの履歴も何もなかったよ。
あなたが私より情報に詳しくないと思うんだけど……。
三日後に捕まえられるし、油断させた方が良いと思うよ。
出来れば、あなたがいないと思わせた方が、サキュバスも油断するでしょうし……」
「どうして三日後に帰って来るって分かったんだ?」
「暗殺を前提に連絡を取って依頼してみたら、その日はダメだって言われた。
それで、空いている時間を訊いたら、三日後にここに来いって言われたのよ。
それで、場所と時間が分かったってわけ。
どう、下手に行動しない方が良さそうでしょ?
警戒されたら、逃げられちゃうかもしれないし……」
「なるほど。アジトというか、待ち合せの場所だったんだな。
それなら、油断させておいた方が良いかもな」
「でしょ! だから、人目に付かない私の住まいで遊ぶように提案したの。
割り勘で良いからさ、一緒に遊んでよ。
実は、私あんまり出歩けないから友達いないんだよ。
機械でも、友達が欲しいって気持ちはあるんだ。
嵐山がいれば場所は分かるだろうし、シルビアさんとデートってことで良いでしょ?」
「これも出勤に入るのかな? 給料が出るなら行くけど……」
「ほとんどを無断欠勤している男が、何言っているのよ。
私は二十四時間働いているのよ。
少しは言う事を聞きなさい。
ちゃんと給料は出してあげるから……」
「分かったよ。全品半額の割引も付けてくれよ。オレの給料は少ないから……」
「これでも超高待遇なのに、さらに値引き?
あんた、いい度胸しているじゃない。
分かったわ。早く来なさいね!」
こうして、バルベロのショッピングモールに行きことが決まった。
ブランドの服とかもこの機会に買っておこうと思い、数万円を準備する。
足りない分は、バルベロや嵐山から奢ってもらおう。
そう考えながら支度をする。
起きて来たシルビアさんにもその事を伝え、デートの準備は着々と整って行った。
久々のデートに気持ちも高まる。
シルビアさんは気合の入った白色のブラウスと紺色のスカートを穿いて来た。
白色のブラウスの上にある水色のリボンがチャームポイントのようだ。
思わず見とれてしまう。
しかし、少し寒そうだと思い紺色のコートをかけてあげた。
全体的に青色で統一した氷の美女が誕生した。
誰も本当に氷の魔法を使えるとは思わないだろうな。
とりあえずこの格好なら、映画やショッピングはできるだろう。
ボーリングのような運動は、少し動きづらいから今回は避けるようにしておこうか。
オレがデートプランを考えていると、嵐山ことアッシー君(ただで運んでくれるタクシー運転手)と変態少女のキーリアが迎えに来た。
さて、これから機械少女の所まで行かなければならないのだ。
どんなデートになるのか、不安になりつつも車に乗り込んだ。
機械少女のバルベロの場所は企業秘密なので、オレとシルビアさんは目隠しをする。
キーリアは助手席なので、目隠しは免除された。
本来なら、オレが補助するポジションなのでは、と思いつつも言われた通りにする。
まあ、眠れて気が楽だから良いけどね。
事故にならないように祈りつつ、オレは眠りに着いた。
オレが気持ちよく眠っていると、嵐山とキーリアに起こされる。
着いた場所はバルベロのいる巨大ショッピングモールではなく、コミケ(コスプレしている人や素人の描いた漫画を売っている所。自分も良く分からない恐るべき場所)だった。場所を確認し、嵐山に尋ねる。
「え? ここにバルベロがいるのか?
明らかに屋外で、人も全然違うようだが……。
まあ、バルベロなら人間に見えるから良いだろうし、周りの人もコスプレだと思ってくれるのか……」
すると嵐山は、キョトンとした顔をする。
「いや、トイレ休憩に寄っただけだけど……」
豪勢なトイレ休憩だなと思っていると、キーリアが語り出した。
「ああ、ここがコミケなのね。
いろいろな衣装をした人がいて、漫画もたくさん置いてあるわ。
ここに二時間くらいいてもいいかしら」
「まあ、そのくらいが妥当なところだろう。
バルベロには、ここで買った衣装でもプレゼントすれば、機嫌も良くなるだろうからな!」
嵐山はそう言って、美少女戦士の衣装を買い漁っていた。
こいつらもかなり自由な生活をしているようだな。
上司であるバルベロをいいように操っている。
オレも機嫌取りのために何かを買っていくかと考えたが、衣装の値段を見て止めた。
コスプレの衣装って、こんなに高いのかよ。
自分で作れるなら、作った方が良いなと改めて思う。
それほどまでに高いのだ。
オレとしてはコスプレなんて、夜の恋人に来て欲しいくらいで、趣味で着るほどのこだわりはない。
メイドカフェや仕事の能率を上げるために着るならともかく、趣味で着るのはどうしてだろうという気持ちになっていた。
そんな事を考えていると、あのサキュバスに似た少女を発見する。
一瞬、オレと目が合った気がしたが、相手は気にするそぶりをする事無く離れていった。オレの気のせいだろうか?
まあ、世界には似た人間が三人はいるというし、初恋の彼女だったかもしれない。
それほど深く考えず、オレは適当に漫画を読みふける。
最近の素人は、プロの漫画家よりも画力が上なんだな。
後は、ストーリーとキャラクターを良く考えれば、運次第で金を稼げるだろうな。
結局最後は、運と努力と才能なんだなと物思いにふけっていると、嵐山達がオレを呼ぶ。
「おい、もうそろそろ出発するぞ!
興味があるかもしれないが、こんな所で油を売っているわけにはいかないんだぞ!」
お前が連れて来たんだろと思いつつも、この四人の中を悪くするわけにはいかない。
オレはグッとこらえて、嵐山の指示に従った。
手に持っていた漫画は面白かったので、買って帰る事にする。
あきたらバルベロにプレゼントでもするかと思いつつ、車に乗り込む。
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