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番外編エピソード 蟻と象の戦い!
Aー1 七つの大罪
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私の名は黒沢エレン、小学校までは普通の学生として育った。
父親はいないものの、お母さんの手によって愛情深く育てられた。
変わっている点と言えば、成績優秀、眉目秀麗と呼ばれたくらいだ。
実際、私の半分は外国人の血が入っているらしく、髪の毛も当時としては珍しい金髪だ。
私も普通に良い高校、大学を出て、社会人として立派にやって行くのが目標だった。
そう、中学校に入るまでは……。
中学に入ると、すぐ男子達の視線が変わった事に気付く。
別に、思春期なのだから少しくらい色目を使って見られても仕方ない。
そういう事に興味を持つ年頃だ。
私は冷ややかな目でそれを見て、理解していた。
普通とは違う容貌だ。
私がそういう視線の対象になる事もある程度は理解していた。
しかし、聞き慣れない単語を男子達が話すのを聞いた。
「あいつ、シキヨクらしいぜ!」
シキヨク? 聞いても分からない。
その言葉を口にした男子生徒は、明らかに私の方を向いてそう言った。
何の事だ?
その日から、男の先生達や男子生徒達の私に対する評価が変わった。
美人だ、将来有望だという事で優遇されていた様に思うのだが、まるで人が変わったかのごとく酷く扱われる。
暴力等が発生する事は滅多になかったが、嫌みの様な事を言われた。
「先生、ここの部分が良く分からないんですが……。教えてもらえますか?」
この前までなら愛想良く教えてくれた先生もこの様に言う。
「お前か……。そんなこと知らなくても良いんだぞ!
お前はもっと自分を綺麗にする事を学べ。
今は若いから良いが、しばらくしたら肌とかも潤いを保てなくなるんだぞ。
先生は、お前がいつまでも若い姿でいる事を望むぞ。
今の内から美容とかの知識を身につけておきなさい」
「はあ、ありがとうございます」
結局、質問の答えは教えてもらえなかった。
私には医学や美容系の才能があるという事なのだろうか?
私はそう受け取り、医学や美容・化粧の仕方を独学で学んだ。
図書館に行けば、そういう本はごまんとある。
一年ほど経った頃、図書室で本を読んでいると、男子生徒にこう言われた。
「ふーん、医学系の難しい本か。
ずっとここで引き籠っていたと思ったら、そんな本読んでいたわけか。
無駄なのに……」
私以外、他に生徒はいない。
明らかに私に対して言っていた。
私は怒り気味に訊き返す。
「ちょっと、どういう意味よ?
なんで私が医学系の本を読んでいても無駄なのよ。
自慢じゃないけど、ここにある医学系の本ならほとんど読み尽したわ。
ちゃんと本の内容だって理解もしている。どうして無駄なのよ!」
「ちっ、本当に無駄な才能だな!
そんな才能、どうせ二十歳になれば全く無駄になるんだから、自分の楽しい事をしていろよ。
恋愛とか、料理とか」
「はあ? 恋愛は私の自由でしょう? それに、料理だって得意よ!
この学校で一番美味しいって自信があるくらいなんだから。
医学だっていずれは役に立つわよ。どうして無駄なんていうの?」
「お前、まだ知らないのか?
母親に俺の言っていた事をそっくりそのまま伝えろよ。
そうしたら、俺が無駄だって言った事も理解できるから……」
「はあ? 意味が分かんない! 詳しく教えてよ」
「いずれ分かる事だ。だが、やはり母親から聞くのが一番だろう。
この村の風習については……」
その男子生徒はそう言って私の前から姿を消した。
いったい何なんだ?
私はその日、母親に言われた通りに尋ねる事にした。母親はこう言う。
「そう、知ってしまったの。
そろそろ話す時期かしらね。
この村に伝わる風習を……。
本当は、もう少し大きくなってから言うつもりだったけど仕方ないわ」
お母さんが言うには、この村は過疎化に悩んでいた。
そこで、過疎化を防ぐために、賢いリーダーが必要という事になる。
昔の天皇家の様に血筋を濃くしていく事で、賢い子供を作る計画を立てた。
それだと奇形が生まれる可能性も高くなるが、そこは黒沢家が全て背負えば良いという事になる。
豊かな家系とリーダーを生み出す事を条件に、私達の先祖はそれを承諾した。
もちろん、決定したのは男である村長だが……。
こうして、S沢村の闇として黒沢家が確立した。
基本的なシステムは、優秀な男子は村を担うリーダーになり、優秀な女子は子孫を残すために決められた人物達と子作りをするという。
不慮の事故や病死で死んでしまう事も考慮し、健康な子を七人以上産む事を義務付けられた。
血が濃過ぎれば、健康な子供を産む事は出来ないし、過疎化防止のために村人も参加する事を許可されたらしい。
そのため、優秀な女子の事を『色欲』と呼び、村全体で子供を産むように援助するという。
早い話が、村全体でレイプまがいの事を強要されるという事だ。
それが選ばれるのは、家計の中で一番器量の良い人物だという。
もちろん死ぬ可能性もあるので、妹達を候補として扱い、死んだり病気になった時は交替させるという。
つまり、人質だった。
母は、最後にこう言う。
お前が次の『色欲』候補だと……。
そのために、村の男達はあの様な行動を取ったと言う。
私達の家系が罪を犯している事にするため、私の事を『色欲』と呼ぶらしい。
他にも、村を発展させるために尽力している人物を『貪欲』と呼ぶらしい。
しかし、権力を得ているため、そのように蔑まれて呼ぶ事はない。
他にも、村長は『傲慢』。
村の食糧供給の仕事をしている人物は『食欲』。
村の裁判を受け持つ弁護士は『憤怒』。
ここまでが男子の務めであり、待遇も役職も良い。
女子はほとんど人質だと言う。
『嫉妬』、『怠惰』という名前で蔑まれ、必要になると『色欲』に変化する。
とりあえず後継者ができるまではその状態が続く。
女子には最低限の保障として、二十歳になるまで普通の女子として生活できるという。
妊娠するか、必要になるまでは村人も手出しは出来ないそうだ。
これが私の待っている未来だった。
「嘘でしょう?」
「本当なのよ。逃げようとすれば、無理矢理強要される。村の制度に従うしかない」
「そんな……」
「私が死なない様に、いろいろ医療設備も整えてある。
身体検査は毎日するし、二十年くらいすれば解放されるから。
そうしたら、好きな男性と幸せに暮らせるよ」
「無理でしょう。男の見方は残酷なのよ。そんな女と暮らす男なんて要るはずない!」
「そうね。でも、約束したの。あなたのお父さんと結婚するって……。
だからね、あなたも今の内に恋をしておきなさい。そうしたら生きていけるから……」
お母さんはそう言ってから、奥の部屋に逃げるように入る。
私は村の風習を知り、困惑していた。
お母さんの言おうとしている事は、恋をして初めてを好きな人とすれば、それ以降は壊れずにやっていけると言う事らしい。
村のこの風習を記録したノートはある。
無理矢理強要された場合は、発狂して早死にしたらしいが、恋をして少しでも幸せだった人物は長生きしたという。
黒沢家の暗黒面を知ってしまい、私はこれからどうしたら良いのだろうか?
父親はいないものの、お母さんの手によって愛情深く育てられた。
変わっている点と言えば、成績優秀、眉目秀麗と呼ばれたくらいだ。
実際、私の半分は外国人の血が入っているらしく、髪の毛も当時としては珍しい金髪だ。
私も普通に良い高校、大学を出て、社会人として立派にやって行くのが目標だった。
そう、中学校に入るまでは……。
中学に入ると、すぐ男子達の視線が変わった事に気付く。
別に、思春期なのだから少しくらい色目を使って見られても仕方ない。
そういう事に興味を持つ年頃だ。
私は冷ややかな目でそれを見て、理解していた。
普通とは違う容貌だ。
私がそういう視線の対象になる事もある程度は理解していた。
しかし、聞き慣れない単語を男子達が話すのを聞いた。
「あいつ、シキヨクらしいぜ!」
シキヨク? 聞いても分からない。
その言葉を口にした男子生徒は、明らかに私の方を向いてそう言った。
何の事だ?
その日から、男の先生達や男子生徒達の私に対する評価が変わった。
美人だ、将来有望だという事で優遇されていた様に思うのだが、まるで人が変わったかのごとく酷く扱われる。
暴力等が発生する事は滅多になかったが、嫌みの様な事を言われた。
「先生、ここの部分が良く分からないんですが……。教えてもらえますか?」
この前までなら愛想良く教えてくれた先生もこの様に言う。
「お前か……。そんなこと知らなくても良いんだぞ!
お前はもっと自分を綺麗にする事を学べ。
今は若いから良いが、しばらくしたら肌とかも潤いを保てなくなるんだぞ。
先生は、お前がいつまでも若い姿でいる事を望むぞ。
今の内から美容とかの知識を身につけておきなさい」
「はあ、ありがとうございます」
結局、質問の答えは教えてもらえなかった。
私には医学や美容系の才能があるという事なのだろうか?
私はそう受け取り、医学や美容・化粧の仕方を独学で学んだ。
図書館に行けば、そういう本はごまんとある。
一年ほど経った頃、図書室で本を読んでいると、男子生徒にこう言われた。
「ふーん、医学系の難しい本か。
ずっとここで引き籠っていたと思ったら、そんな本読んでいたわけか。
無駄なのに……」
私以外、他に生徒はいない。
明らかに私に対して言っていた。
私は怒り気味に訊き返す。
「ちょっと、どういう意味よ?
なんで私が医学系の本を読んでいても無駄なのよ。
自慢じゃないけど、ここにある医学系の本ならほとんど読み尽したわ。
ちゃんと本の内容だって理解もしている。どうして無駄なのよ!」
「ちっ、本当に無駄な才能だな!
そんな才能、どうせ二十歳になれば全く無駄になるんだから、自分の楽しい事をしていろよ。
恋愛とか、料理とか」
「はあ? 恋愛は私の自由でしょう? それに、料理だって得意よ!
この学校で一番美味しいって自信があるくらいなんだから。
医学だっていずれは役に立つわよ。どうして無駄なんていうの?」
「お前、まだ知らないのか?
母親に俺の言っていた事をそっくりそのまま伝えろよ。
そうしたら、俺が無駄だって言った事も理解できるから……」
「はあ? 意味が分かんない! 詳しく教えてよ」
「いずれ分かる事だ。だが、やはり母親から聞くのが一番だろう。
この村の風習については……」
その男子生徒はそう言って私の前から姿を消した。
いったい何なんだ?
私はその日、母親に言われた通りに尋ねる事にした。母親はこう言う。
「そう、知ってしまったの。
そろそろ話す時期かしらね。
この村に伝わる風習を……。
本当は、もう少し大きくなってから言うつもりだったけど仕方ないわ」
お母さんが言うには、この村は過疎化に悩んでいた。
そこで、過疎化を防ぐために、賢いリーダーが必要という事になる。
昔の天皇家の様に血筋を濃くしていく事で、賢い子供を作る計画を立てた。
それだと奇形が生まれる可能性も高くなるが、そこは黒沢家が全て背負えば良いという事になる。
豊かな家系とリーダーを生み出す事を条件に、私達の先祖はそれを承諾した。
もちろん、決定したのは男である村長だが……。
こうして、S沢村の闇として黒沢家が確立した。
基本的なシステムは、優秀な男子は村を担うリーダーになり、優秀な女子は子孫を残すために決められた人物達と子作りをするという。
不慮の事故や病死で死んでしまう事も考慮し、健康な子を七人以上産む事を義務付けられた。
血が濃過ぎれば、健康な子供を産む事は出来ないし、過疎化防止のために村人も参加する事を許可されたらしい。
そのため、優秀な女子の事を『色欲』と呼び、村全体で子供を産むように援助するという。
早い話が、村全体でレイプまがいの事を強要されるという事だ。
それが選ばれるのは、家計の中で一番器量の良い人物だという。
もちろん死ぬ可能性もあるので、妹達を候補として扱い、死んだり病気になった時は交替させるという。
つまり、人質だった。
母は、最後にこう言う。
お前が次の『色欲』候補だと……。
そのために、村の男達はあの様な行動を取ったと言う。
私達の家系が罪を犯している事にするため、私の事を『色欲』と呼ぶらしい。
他にも、村を発展させるために尽力している人物を『貪欲』と呼ぶらしい。
しかし、権力を得ているため、そのように蔑まれて呼ぶ事はない。
他にも、村長は『傲慢』。
村の食糧供給の仕事をしている人物は『食欲』。
村の裁判を受け持つ弁護士は『憤怒』。
ここまでが男子の務めであり、待遇も役職も良い。
女子はほとんど人質だと言う。
『嫉妬』、『怠惰』という名前で蔑まれ、必要になると『色欲』に変化する。
とりあえず後継者ができるまではその状態が続く。
女子には最低限の保障として、二十歳になるまで普通の女子として生活できるという。
妊娠するか、必要になるまでは村人も手出しは出来ないそうだ。
これが私の待っている未来だった。
「嘘でしょう?」
「本当なのよ。逃げようとすれば、無理矢理強要される。村の制度に従うしかない」
「そんな……」
「私が死なない様に、いろいろ医療設備も整えてある。
身体検査は毎日するし、二十年くらいすれば解放されるから。
そうしたら、好きな男性と幸せに暮らせるよ」
「無理でしょう。男の見方は残酷なのよ。そんな女と暮らす男なんて要るはずない!」
「そうね。でも、約束したの。あなたのお父さんと結婚するって……。
だからね、あなたも今の内に恋をしておきなさい。そうしたら生きていけるから……」
お母さんはそう言ってから、奥の部屋に逃げるように入る。
私は村の風習を知り、困惑していた。
お母さんの言おうとしている事は、恋をして初めてを好きな人とすれば、それ以降は壊れずにやっていけると言う事らしい。
村のこの風習を記録したノートはある。
無理矢理強要された場合は、発狂して早死にしたらしいが、恋をして少しでも幸せだった人物は長生きしたという。
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