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第六章 水の底から襲い来る死神
第六章のプロローグ
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オレ達がミノタウロスを倒した数日後の夜中に事件は発生していた。
次のダンジョンは、学校指定のボートに乗り、迫りくるモンスターを倒すという物だったが、そこのゴールで事件が起こっていた。
金髪の先生・光宮光子と他の先生が電話で話していた時の出来事。
「ふははは、光宮守は相当強くなっていたそうだね。
記憶が失われたというのに、ますます強くなるとは面白い!」
「ハンパなく強いですよ。
オーガさんの話では、時間が止まったように感じたそうです。
おそらく自分だけが別の時間軸で動いていたのでしょう。
異次元空間を使ったワープを応用した能力で、自分の時間だけを早くしたのでしょう。
そうなると、超高速で動けるあなた達でも負ける可能性が……」
「何、そのくらいでなければ面白くもないわ。
身体能力では、わしらが圧倒的に上。
そのくらいのハンデがなければな!」
「そんな次元じゃないんです。
はっきり言ってチートどころじゃ……」
光子先生との通信は、突然切られた。
先生二人には、相当の自信があるらしい。
「ふん、戦闘のプロであるわしと、用心棒で無敵を誇ったお主が組めば無敵じゃわい。
お主の可愛い容姿に油断した敵が、慌てふためく姿が目に浮かぶわい。
そして、現実世界は甘くないという事を、わしがこのナイフで骨の髄まで刻み込んでやるわ!」
赤い服を着た女の子は、顔を赤くする。
見た目は十五歳くらいだが、実年齢はとうに三十歳を過ぎていた。
そして、戦闘のプロである嵐山火焔もすでに七十二歳に近い。
それでも現役で働こうという姿勢は素晴らしい。
しかし、背後に恐るべき敵が迫っていた。
赤い服を着た女の子が突然、嵐山に倒れ込む様にしてもたれかかった。
「おお、今夜は積極的だな。そういう気分なのかね?」
嵐山が女性の肩に手を置こうとすると、ムルっとした物を掴んだ。
ちょっと冷たく気持ちの悪い感触だ。
「何かね、これは……。血か?」
嵐山が判別に困っていると、今度は嵐山の肩に触れる手があった。
華奢で弱弱しく白い手だが、明らかに人間の手ではない。
元々は、人間であったかもしれないが、それには肉が無く、人としての温かみもない。
嵐山はその者の気配に気付き、ゆっくりと後ろを振り返る。
そこには、肉を食い破られた女性らしい顔があった。
虫が這い、恐るべき化け物となり果てた姿に、さすがの嵐山も失神していた。
嵐山の隣で眠る可愛らしい女性も同じ物を目撃し、失神していたのだ。
虫が這い、おぞましい姿をした女性は語る。
「ぐへへへ、御老体とか弱い女性には刺激が強すぎたかな?
まあ、邪魔さえしてくれなければそれで良いよ。
ああ、間もなく会いに行きます。
愛しい姫野様♡
そして、恨みを晴らしてやる憎き夕景ゆたか!」
恐るべき亡霊と化した女性が、オレ達に襲いかかろうとしていた。
そんな事とは汁知らず、
オレはグッスリ眠っていた。
「うーん、マモル、寒いよ。裸になって抱き合おうね」
問題のゆたかは、オレのベッドに潜り込み、おもむろに服を脱がせ始めた。
オレはそれに気が付き、眼を覚ます。
ゆたかを猫の様に引き剥がし、廊下へ締め出した。
裸同然だったので相当寒いだろう。
「パンティ―とブラだけだから寒いよ。
風邪ひいちゃう。
早く扉を開けて、温かい布団に帰して!」
「五分ほど待て!」
オレは五分間、ゆたかを締め出す事にした。
その時間、思わず眠っている姫野姉弟を見る。
(カタナちゃん、こうして見ると、本当に女の子みたいだな。
唇もピンク色だし、仕草も女の子らしい)
オレは次に、眠っている姫野真槍を見る。
いびきこそ掻いていないが、ベッドからはみ出し、下着が露わになっている。
(寝像も男らしいな。
ピンクのパンティ―が見えている。
これは、布団を直した方が良いな!)
そう思い、真槍ちゃんの布団に手をかける。
「パンティ―に触ったらぶっ殺すからね」
真槍ちゃんは寝ながらそう言った。
思わずパンティ―を見るが、むしろ太ももの方が触りたくなる。
パンティ―じゃないから良いかと思い、太ももを触る。
すべすべの肌と柔らかさがとても気持ちが良い。
そう思っていると、反対側の膝が、オレの顔面目掛けて迫って来た。
膝蹴りをかわしても、脚による蹴りが待っているという二段構えだ。
両方とも紙一重でかわしたが、当たっていれば気絶していただろう。
それほどの威力だ。
オレは彼女の布団を直し、ゆたかのいる廊下へ向かった。
扉を開けると、凍えそうなゆたかの顔があった。
それほど寒いはずはないが、風邪をひかれても困る。
緑の上下セットの下着がなかなか可愛かった。
だからと言って、一緒に寝るわけではないが……。
ゆたかはすぐさまオレのベッドに潜り込んだ。
布団をかぶり震えている。
オレがゆたかに触ると、手脚がひんやりとしていた。
(こいつ、まさか冷え症か?
だからいつもベッドに潜り込んでいたのか?
寒さをしのぐために……)
電気毛布を買う必要がある事を、オレは悟った。
しかし、せめてパジャマくらいは着て欲しい。
オレはベッドをゆたかに譲り、冷え切ったベッドに眠ることにした。
朝目覚めると、ゆたかの顔が隣にある。
手脚をオレの身体に付け、気持ち良さそうに眠っていた。
オレはゆたかの頬を叩き、起こそうとする。
二分ほどして、ようやく起きて来た。
「あーん、もう朝?」
「とりあえず下着姿は止めろ。最低限パジャマを着てくれ!」
ゆたかはボーっとしながら、服を着始める。
すると、カタナちゃんが、オレとゆたかが一緒に寝ていた事を発見する。
「君ら、同じベッドで一緒に寝ていたの……。しかも、マモル君の方から……」
「ち、違う! こいつが冷え症だからベッドに潜り込んで来たんだ。
そこで、仕方ないからオレのベッドを変えてやったんだ。
朝になったらまた冷えたから、こいつが潜り込んで来ただけだ!」
「ふふ、良いんだよ。そんな言い訳しなくても。
僕、君の事が好きだけど、所詮は男だもの。
君を愛する資格なんて無いよ!」
カタナちゃんはそう言って、部屋を出て行った。
何か大きな問題発言をして。
「ちょっと、誤解を残して去って行くな!」
「愛する二人の関係を認めてくれたという事ですね、ダーリン♡」
恋する乙女の眼をしたゆたかが抱きついてきた。
このままでは本当にまずい。
早くこいつと違う部屋で寝なければ、無理矢理恋人になってしまう!
オレは布団を飛び出し、カタナちゃんに弁明する為、ダイニングに向かった。
カタナちゃんは、エプロンを身に付けて食事を作っており、何となく新妻のイメージが沸く。
「本当に違うんだ。あれは、ゆたかが勝手に入って来ただけだ」
「ふふ、分かっているよ。さあ、朝御飯にしましょう!」
「はーい」
ゆたかが丁度良いタイミングで出て来て、子供の様にそう言った。
オレは、朝の一部始終を思い返して、カタナちゃんと夫婦の様な関係になっている事を悟る。
ちょっとやばいかもしれないと、不安を感じていた。
カタナちゃんとゆたかは、オレの心配など全く感じず、普通にご飯を食べていた。
ご飯を食べていると、真槍ちゃんがいない事に気が付いた。
「あれ、Fカッ、真槍ちゃんはどこに行ったの?」
一瞬、Fカップちゃんと言いかけたが、何とか誤魔化す事ができた。
巨乳好きと思われても困るからな。
巨乳好き=変態と思う女子も多いから……。
カタナちゃんは、オレの動揺に気が付かず、普通に答えてくれる。
「姉さんなら、仕事があるから名古屋方面に向かったよ。
僕は、今回はお留守番だ」
「へー、二人じゃ無くても仕事があるんだね」
「最近は、姉さんソロ活動に力を入れているから……。
僕も役者の仕事をもらえるように頑張っているけど、なかなか無いね。
ゆたかちゃんをバトルナイツに入れるのも、僕が抜けやすくするために必要な事なんだよ」
「ゆたかで大丈夫なのかよ?」
「うーん、素質はあると思うよ。ぬいぐるみとかが似合うし、童顔だし、巨乳だし……」
カタナちゃんは、やはりオッパイにコンプレックスを持っているのだろうか?
仕方ないとはいえ、美少女アイドルを演じて来たのだ。
少しくらいは後ろ髪を引かれる思いがあるのだろう。
当のゆたかは、朝御飯を黙々と食べていた。
今のままでは、美少女アイドルにはなれない。
オレも少なからず、ゆたかを成長させようと考えていた。
変態だが、もしかしたらトップアイドルに化けるかもしれない。
可能性はかなり低いが……。
次のダンジョンは、学校指定のボートに乗り、迫りくるモンスターを倒すという物だったが、そこのゴールで事件が起こっていた。
金髪の先生・光宮光子と他の先生が電話で話していた時の出来事。
「ふははは、光宮守は相当強くなっていたそうだね。
記憶が失われたというのに、ますます強くなるとは面白い!」
「ハンパなく強いですよ。
オーガさんの話では、時間が止まったように感じたそうです。
おそらく自分だけが別の時間軸で動いていたのでしょう。
異次元空間を使ったワープを応用した能力で、自分の時間だけを早くしたのでしょう。
そうなると、超高速で動けるあなた達でも負ける可能性が……」
「何、そのくらいでなければ面白くもないわ。
身体能力では、わしらが圧倒的に上。
そのくらいのハンデがなければな!」
「そんな次元じゃないんです。
はっきり言ってチートどころじゃ……」
光子先生との通信は、突然切られた。
先生二人には、相当の自信があるらしい。
「ふん、戦闘のプロであるわしと、用心棒で無敵を誇ったお主が組めば無敵じゃわい。
お主の可愛い容姿に油断した敵が、慌てふためく姿が目に浮かぶわい。
そして、現実世界は甘くないという事を、わしがこのナイフで骨の髄まで刻み込んでやるわ!」
赤い服を着た女の子は、顔を赤くする。
見た目は十五歳くらいだが、実年齢はとうに三十歳を過ぎていた。
そして、戦闘のプロである嵐山火焔もすでに七十二歳に近い。
それでも現役で働こうという姿勢は素晴らしい。
しかし、背後に恐るべき敵が迫っていた。
赤い服を着た女の子が突然、嵐山に倒れ込む様にしてもたれかかった。
「おお、今夜は積極的だな。そういう気分なのかね?」
嵐山が女性の肩に手を置こうとすると、ムルっとした物を掴んだ。
ちょっと冷たく気持ちの悪い感触だ。
「何かね、これは……。血か?」
嵐山が判別に困っていると、今度は嵐山の肩に触れる手があった。
華奢で弱弱しく白い手だが、明らかに人間の手ではない。
元々は、人間であったかもしれないが、それには肉が無く、人としての温かみもない。
嵐山はその者の気配に気付き、ゆっくりと後ろを振り返る。
そこには、肉を食い破られた女性らしい顔があった。
虫が這い、恐るべき化け物となり果てた姿に、さすがの嵐山も失神していた。
嵐山の隣で眠る可愛らしい女性も同じ物を目撃し、失神していたのだ。
虫が這い、おぞましい姿をした女性は語る。
「ぐへへへ、御老体とか弱い女性には刺激が強すぎたかな?
まあ、邪魔さえしてくれなければそれで良いよ。
ああ、間もなく会いに行きます。
愛しい姫野様♡
そして、恨みを晴らしてやる憎き夕景ゆたか!」
恐るべき亡霊と化した女性が、オレ達に襲いかかろうとしていた。
そんな事とは汁知らず、
オレはグッスリ眠っていた。
「うーん、マモル、寒いよ。裸になって抱き合おうね」
問題のゆたかは、オレのベッドに潜り込み、おもむろに服を脱がせ始めた。
オレはそれに気が付き、眼を覚ます。
ゆたかを猫の様に引き剥がし、廊下へ締め出した。
裸同然だったので相当寒いだろう。
「パンティ―とブラだけだから寒いよ。
風邪ひいちゃう。
早く扉を開けて、温かい布団に帰して!」
「五分ほど待て!」
オレは五分間、ゆたかを締め出す事にした。
その時間、思わず眠っている姫野姉弟を見る。
(カタナちゃん、こうして見ると、本当に女の子みたいだな。
唇もピンク色だし、仕草も女の子らしい)
オレは次に、眠っている姫野真槍を見る。
いびきこそ掻いていないが、ベッドからはみ出し、下着が露わになっている。
(寝像も男らしいな。
ピンクのパンティ―が見えている。
これは、布団を直した方が良いな!)
そう思い、真槍ちゃんの布団に手をかける。
「パンティ―に触ったらぶっ殺すからね」
真槍ちゃんは寝ながらそう言った。
思わずパンティ―を見るが、むしろ太ももの方が触りたくなる。
パンティ―じゃないから良いかと思い、太ももを触る。
すべすべの肌と柔らかさがとても気持ちが良い。
そう思っていると、反対側の膝が、オレの顔面目掛けて迫って来た。
膝蹴りをかわしても、脚による蹴りが待っているという二段構えだ。
両方とも紙一重でかわしたが、当たっていれば気絶していただろう。
それほどの威力だ。
オレは彼女の布団を直し、ゆたかのいる廊下へ向かった。
扉を開けると、凍えそうなゆたかの顔があった。
それほど寒いはずはないが、風邪をひかれても困る。
緑の上下セットの下着がなかなか可愛かった。
だからと言って、一緒に寝るわけではないが……。
ゆたかはすぐさまオレのベッドに潜り込んだ。
布団をかぶり震えている。
オレがゆたかに触ると、手脚がひんやりとしていた。
(こいつ、まさか冷え症か?
だからいつもベッドに潜り込んでいたのか?
寒さをしのぐために……)
電気毛布を買う必要がある事を、オレは悟った。
しかし、せめてパジャマくらいは着て欲しい。
オレはベッドをゆたかに譲り、冷え切ったベッドに眠ることにした。
朝目覚めると、ゆたかの顔が隣にある。
手脚をオレの身体に付け、気持ち良さそうに眠っていた。
オレはゆたかの頬を叩き、起こそうとする。
二分ほどして、ようやく起きて来た。
「あーん、もう朝?」
「とりあえず下着姿は止めろ。最低限パジャマを着てくれ!」
ゆたかはボーっとしながら、服を着始める。
すると、カタナちゃんが、オレとゆたかが一緒に寝ていた事を発見する。
「君ら、同じベッドで一緒に寝ていたの……。しかも、マモル君の方から……」
「ち、違う! こいつが冷え症だからベッドに潜り込んで来たんだ。
そこで、仕方ないからオレのベッドを変えてやったんだ。
朝になったらまた冷えたから、こいつが潜り込んで来ただけだ!」
「ふふ、良いんだよ。そんな言い訳しなくても。
僕、君の事が好きだけど、所詮は男だもの。
君を愛する資格なんて無いよ!」
カタナちゃんはそう言って、部屋を出て行った。
何か大きな問題発言をして。
「ちょっと、誤解を残して去って行くな!」
「愛する二人の関係を認めてくれたという事ですね、ダーリン♡」
恋する乙女の眼をしたゆたかが抱きついてきた。
このままでは本当にまずい。
早くこいつと違う部屋で寝なければ、無理矢理恋人になってしまう!
オレは布団を飛び出し、カタナちゃんに弁明する為、ダイニングに向かった。
カタナちゃんは、エプロンを身に付けて食事を作っており、何となく新妻のイメージが沸く。
「本当に違うんだ。あれは、ゆたかが勝手に入って来ただけだ」
「ふふ、分かっているよ。さあ、朝御飯にしましょう!」
「はーい」
ゆたかが丁度良いタイミングで出て来て、子供の様にそう言った。
オレは、朝の一部始終を思い返して、カタナちゃんと夫婦の様な関係になっている事を悟る。
ちょっとやばいかもしれないと、不安を感じていた。
カタナちゃんとゆたかは、オレの心配など全く感じず、普通にご飯を食べていた。
ご飯を食べていると、真槍ちゃんがいない事に気が付いた。
「あれ、Fカッ、真槍ちゃんはどこに行ったの?」
一瞬、Fカップちゃんと言いかけたが、何とか誤魔化す事ができた。
巨乳好きと思われても困るからな。
巨乳好き=変態と思う女子も多いから……。
カタナちゃんは、オレの動揺に気が付かず、普通に答えてくれる。
「姉さんなら、仕事があるから名古屋方面に向かったよ。
僕は、今回はお留守番だ」
「へー、二人じゃ無くても仕事があるんだね」
「最近は、姉さんソロ活動に力を入れているから……。
僕も役者の仕事をもらえるように頑張っているけど、なかなか無いね。
ゆたかちゃんをバトルナイツに入れるのも、僕が抜けやすくするために必要な事なんだよ」
「ゆたかで大丈夫なのかよ?」
「うーん、素質はあると思うよ。ぬいぐるみとかが似合うし、童顔だし、巨乳だし……」
カタナちゃんは、やはりオッパイにコンプレックスを持っているのだろうか?
仕方ないとはいえ、美少女アイドルを演じて来たのだ。
少しくらいは後ろ髪を引かれる思いがあるのだろう。
当のゆたかは、朝御飯を黙々と食べていた。
今のままでは、美少女アイドルにはなれない。
オレも少なからず、ゆたかを成長させようと考えていた。
変態だが、もしかしたらトップアイドルに化けるかもしれない。
可能性はかなり低いが……。
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