【オススメネット小説】秘められた異次元( シークレットディメンション) ムッツリスケベは異世界を救う!?

猫パンチ

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第五章 ミノタウロスの地下迷宮

第十五話 若返ったオレと消えた妻

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 オレ達は、金髪の先生に連れられ、職員室と思われるお城の部屋へ案内された。
金髪で長髪の先生も綺麗だが、真槍ちゃんや巨乳のお姉さんを見た後だと物足りなく感じる。

金髪の先生はおそらくCカップだろう。
バストアップ訓練次第では、DやEになる可能性もあるが、形としてはCカップが理想的とされている。

統計上でも、Cカップの人気が高い。
しかし、それはあくまでもCカップが一般的であり、EカップやFカップが珍しいからだ。もしも、EカップやFカップが一般的になった場合は、その数値が変動する事だろう。

オレの予想では、おそらくDカップが大きさ、形などから一番人気になるだろうと予想される。
オレがそんな事を考えて先生を見ていると、以心伝心したのか、こう尋ねて来た。

「何を考えていますか? はあ、あなたは昔から少し変態でしたよね……」

「いや、こいつらを見ればオレが普通である事が分かりますよ!」

オレは、ゆたかと真槍ちゃんを指差して言う。

「ああ、それはさっきの一件で何となく理解していました。
というか、入学式の日から変だったんで、あなたと一緒にする事にしたんです。
まさか、人気アイドルの真槍ちゃんまで変だとは思いませんでしたが……」

「弟は、男性なのに女装しているんですよ」

「あ、そこは事情を知っていますから。
彼は変じゃないですよ。ちょっと女顔ですけど、普通の男の子と一緒でした。
私はそれなりにファンなので、彼をいじめる発言は控えてくださいね」

「いえ、でも、オレに恋している節がありますけど……」

「今まで男性の友達がいなかったんです。それが、念願の友達がようやく出来た。
これは少しくらい変でも仕方ないんじゃないですか。
彼の顔が可愛いからって、変なちょっかいは出さないでくださいね。殺しますよ♡」

金髪で長髪の先生はとびっきりの笑顔でそう言った。
その表情を見ると、マジで殺されそうと判断する。
そのため、話題を変える事にした。

「あの、オレが結婚しているって本当ですか? 相手はどんな人? 今はどこにいるの?」

「まず、私の名前は、キーリアと言います。
一応、日本語名をもらったので、光宮光子(こうみやこうこ)となりました」

「なんでオレと同じ名字なんですか? まさか、先生が……」

「何で嫌な顔しているんですか? 私があなたの妻じゃないですよ。
あなたと結婚したのは、私の姉です。
今頃は、三十二歳くらいになっているんじゃないですか」

(三十二歳かよ、余計へこむわ。
オレが十五歳だから、十七歳差? 
オレにいったい何があったんだ……)

オレはかなり戸惑っていた。
これなら金髪で長髪の先生と恋愛したいと考える。

「まあ、安心してください。
姉は年齢不詳の若作りなので、実年齢三十二歳でも、見た目は二十歳そこそこですから。私とそれほど変わりません」

オレはそれを聞き、Cカップ以上はある事を悟って安心した。
肌の張りと、オッパイがあれば、愛する事は可能だ。

「そうなんですか。希望が少しは沸いて来ました。今どこにいるんですか?」

「それが分かんないんですよ。
六年前にあなたと一緒に、この異世界へ来たはずなんですけど、魔物と戦って敗れたようです。

その後、消息が分からなくなっていた所、若返った光宮守(こうみやまもる)・九歳を発見しましたから……。
姉の行方は分かっていません。

あなたは六年間ほど普通の家庭で育てられましたから、記憶が変な時もあるでしょうけど、それほど問題無く生活されていました。
どうです、二十歳の時の記憶とかはありますか?」

「いや、九歳の時に事故にあったと聞いて、それ以降は普通に生活していました。
とても記憶喪失とは思えないのですが……」

「やっぱり。おそらく魔物に年齢を無理矢理九歳頃にされたようですね。
だから記憶も完全に抹消されたのかもしれません」

「それ、結構怖いんですけど……」

「ええ、分かります。
でも、この異世界には、そんなあり得ない事をしてしまう魔物がいるんですから……」

オレは恐怖で黙ってしまった。
もう一度、そんな危険な魔物に会わなければならないのだろうか? 

次は、生きて帰れる保証はない。
オレは空気が悪くなったので、話題を変えることにした。

「え? じゃあ、あなたのお姉さんが若返っている可能性もあるんですね。
ちょっと若い時の写真を見してください」

光宮光子さんは、十五歳前後の写真を見せながら言う。
写真には、金髪の美少女が写っていた。
結構オレ好みだ!

「良いですけど、最悪の結末もありますよ?」

「え? 例えば?」

「敵に寝盗られているとか……。
よぼよぼの祖母さんになっているとか……」

なんて悪夢だ! 
まさか、この写真の金髪美少女が敵になって襲って来るというのか。
敵に寝盗られて……。

考えただけで気持ちが荒む。
さらに、もしかしたらよぼよぼの祖母さんになっているだと。

年齢を操っている魔物をボコボコにして、若い姿の金髪美少女を救出しなければ! 
オレはやる気になった。

「まずは、この異世界をオレの物にする! その後で、この金髪美少女を救い出すんだ!」

「あ、敵に寝盗られている可能性は除外するわけですね。まあ、それが賢明な判断です」

オレと金髪美女の先生が話していると、ゆたかが突然話に入り始める。

「もしも美少女が見付からなかったり、敵に寝盗られていたら、私がマモル君と結婚してあげるよ! うへへへへ」

もしもそんな状況ならば、幻のFカップを持つ姫野真槍ちゃんと結婚しようと考えていた。少し性格が男らしいが、変態のゆたかよりはマシと言えるだろう。
ゆたかは同じ星の生物と結婚してくれる事を願うしかない。

 オレは何にも疑わず六年生きてきたけど、突然妻がいるという事と若返っている事を言われても信じられない。
異世界から出る事も出来ないし、本当の親族かどうかを確かめる方法も無い。

(そう言えば……)

オレは思い出したように家族の写真を見る。
二年ほど前に撮った写真だが、お母さんと妹がどことなく光子先生に似ている感じがする。髪の毛が黒いが、雰囲気はそっくりだった。

そう思ってゆたかを見ると、やはり妹とそっくりだった。
オレは驚いたが、他人の空似とは、良くある者だと思い、それ以上考えるのを止めた。
証拠もないし、確かめる方法もないから。

良くは分からないが、この異世界から脱出するか、謎の金髪美女(美少女の可能性もあり)を見付ける方が先決と結論する。

男とは、いずれは一人立ちし、家族を作って行く者だ。
過去にそれほど捕われているべきではない。
むしろ、囚われの美少女がいるならば、助け出さねばならないという使命感を受ける。

 今日は疲れたので、ゆたかと同じ家に帰る。
すると、姫野真槍ちゃんとカタナちゃんが同じ家にいた。
どうやら、クラスの班分けも兼ねたダンジョン試験だったらしい。

他のチームは、実力順に組まれたらしいが、勝ったチームは無条件で一つにまとめられたらしい。

まあ、オレとしては、真槍ちゃんと仲良くなれるチャンスが増えるから嬉しいが……。
その真槍ちゃんがケーキを差し出して来た。

「これは、勝った褒美ですって、召し上がれ。
明日は、八時から授業らしいわよ。
昼まで英語と数学、国語だって。

一限目がオーガ先生による英語で、二限目が巨乳先生による数学、三限目は光子先生による国語だって……。
そして、午後からまた新しいダンジョンの攻略よ。ふざけた学校だわね」

オレはご褒美のケーキを食べ始めるが、大きさが小さい事に気付いた。

「どうしてオレとゆたかのケーキはこんなに小さいんだ? 
二人で一つ分くらいだろ。ホールケーキなら、半分あっても良いはずだ!」

「うるさいわね。男が細かい事にこだわるんじゃないわよ!」

真槍ちゃんは知らぬ顔で自分のケーキを食べる。それをカタナちゃんが弁護する。

「ごめん、姉さんがほとんど食べちゃったんだ。
僕が変わりのケーキを買って来るから許してよ」

カタナちゃんはすまなそうにそう言う。
真槍ちゃんとカタナちゃんを見比べて、やはり真槍ちゃんも結婚対象は無いと思い始める。今のところ一番良いのがカタナちゃんとは……。

彼とだったら仲良く生活できる事を思い始めていた。
早めに、オレのハニ―(金髪美少女)を見付けださないと、オレがホモになってしまうかもしれないという危機を感じていた。

今日はどうやらこの四人で寝なければならないらしい。
ベッドは二段ベッドが二つずつ。
どうやら今日は静かに眠る事が出来そうだ。

オレとゆたかは、カタナちゃんが買って来てくれたケーキを食べる。
ついでに、夕食も準備してくれていた。

オレは、カタナちゃんは良い奥さんになれると確信していた。
まあ、オレ的には危険な考えだから、彼から少し離れているけど。

ご飯を食べ終わり、お風呂に入って思う。
異世界に来てまだ二日目だけど、まさかオレの存在が良く分からない事になるとは……。

オレの妻(暫定)が可愛い子見たいだから嬉しいけど、やはり今までの家族が本当の家族じゃないとは信じられない。
妹とは、かなり仲が良かったし、両親とも上手くいっていた。

光子先生には悪いが、彼女が嘘を言っているとしか思えない。
オレが不安になっていると、ゆたかが一緒に風呂に入って来た。
慰めてくれる気なのは良いが、変態行為は止めて欲しい。

オレはゆたかを追い出し、また平穏な風呂に浸かってから寝ることにした。
明日のダンジョンはどんな所だろうか?
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