【オススメネット小説】秘められた異次元( シークレットディメンション) ムッツリスケベは異世界を救う!?

猫パンチ

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第十章 引き離されたオレと冷菓!

第六十話 茨木童子VS姫野真槍

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 真槍ちゃんは、警告と確認を兼ねてこう言う。

「あなた、異次元の魔物ね。言っておくけど、手加減できないわよ。
ここで諦めて帰りなさい。さもないと、この槍であなたを倒さないといけないわ!」

茨木童子は笑いながら言う。

「へー、僕を気遣ってくれているんだ。
君みたいなタイプも好みだけど、今回は冷菓と奏子ちゃんがターゲットなんだ。

まあ、機会があったら、デートでもしてよね! 
だから、僕は手加減してあげるよ。
好きな子を苦しめる趣味は僕には無いからね!」

「冗談でしょう。誰が空賊何かとデートするか! 悪いけど、全力で行くわよ!」

真槍ちゃんは槍を構え、ブースターを使い、一気に勝負を付けるつもりのようだ。
巨大な胸が大きく揺れ、敵の集中力を妨害する。
この乳揺れにより、多くのオス共が命を落としているのだ。巨大な槍が茨木童子に向かう。

「ふーん、かなりの美乳だね。これが幻のFカップか……。
本来なら、オッパイは大きいほど形が崩れやすい。

ほとんどの女の子は、Dカップまでが手入れして美乳の状態を維持できる限界と言われている。それを二段階過ぎても形を崩さずに維持している。

恐るべき凶器だよ。だが、僕には効かない! 
なぜなら、僕は貧乳好きだからね!」

茨木童子は、小太刀で槍の軌道を変える。
これにより、真槍ちゃんの槍を地面に向かわせ、隙を作り出す作戦だ。
幻のFカップ美乳が効かない人間は少なからずいる。

性欲に衰えた者やロリコン、貧乳好きなどだ。
それでも、男の中には、巨乳への憧れが少なからずあり、完璧に興味を持たないなど不可能に等しいのだ。

その幻のFカップ突きをあっさり回避するとは、茨木童子は超強敵だった。
オレでさえ、あの一撃を回避できるかは微妙なのだ。

一通りオッパイを確認した後で、槍の攻撃を避ける。
反射神経とタイミング、自制心を鍛える事のみが、あの攻撃を防ぐ事が出来るのだ。

オレも何度かシュミレーションしたが、十回に九回は刺さっているだろう。
まさか、これほどの奴が敵とは……。オレに冷や汗をかかせるとは、かなりの強敵だった。

真槍ちゃんは、ブースターを調節し、地面に突き刺すのを食い止めていた。
今度は、自分の腕力だけで茨木童子を攻撃する。

「あなた、やるわね。でも、その反撃方法は、すでに対策済みよ! 
今度は、近距離線で勝負してあげる」

真槍ちゃんは、ブースターを巧みに調節し、近距離の連続攻撃を開始した。
ブースターで高速で突き、避けられたら自分の力で槍を引き戻す。
判断と直感に頼った新しい攻撃方法だった。

しかし、茨木童子は、小太刀でその攻撃をいなす。
槍の軌道を変え、突きが当たらない様に軌道を変えていた。
こちらも並みの判断力ではない。

「なるほどね。近距離戦用の攻撃方法というわけか。
これなら、相手に与えるダメージも調節できるし、大勢の敵にも対応できそうだね。

でも、やはり僕には効かない! 
僕の反射能力は君と同等レベルだ。
残念だよ、君が男なら僕と互角の身体能力を持っていただろうに、腕力の点で一歩及ばない」

茨木童子は、槍を片手の小太刀で防ぎ、もう一方の剣で真槍ちゃんを攻撃する。

「これが、僕の腕力とブースターを合わせた攻撃力だよ。君に防げるかな?」

自動車をも真っ二つにする恐るべき攻撃力を持った一撃が真槍ちゃんを襲う。
真槍ちゃんは、セカンドウェポンのナイフを使い、その攻撃を受けていた。

「剣冴の武器よ。アタシが構造を知らないとでも思ったの? 
対剣冴戦にも備えていたのよ。
この剣の重心を捉えれば、強力な一撃にも対応する事が出来る!」

真槍ちゃんは全身の力を使い、剣の一撃を耐えていた。
ナイフを盾のように構え、全身の力を使い、力を受け流すようにして耐えていた。
ナイフを持つ手が震え、耐えるのがやっとという所だが持ち堪えていた。

「小太刀を持つ手が緩んでいるわよ!」

真槍ちゃんは、槍の一撃を使い、小太刀を弾き飛ばした。
相手の攻撃の威力を自分の力に変え、強力な槍攻撃にする。
これにより、茨木童子の防御力が下がった。

「くっ、僕の剣の一撃を、反動で攻撃力に変えたというのか?」

「できるとは思ってなかったけどね!」

真槍ちゃんは、無防備な茨木童子に槍で攻撃する。
ダメージは小さいが、茨木童子に一撃を入れる事ができた。

剣の一撃があまりにも強く、真槍ちゃんのナイフは折れてしまったが、茨木童子の防御力を奪ったのだ。
このまま戦闘が続行されれば、武器を扱いなれている真槍ちゃんが勝つだろう。

「はあ、はあ、はあ、なんてバカ力よ……。
アタシのナイフを折る程とはね。しかも、左手はしびれて握力が無いわ!」

茨木童子は、槍の一撃を避けるのに必死で倒れ込んでいた。
肩から血を流し、俯いている。

オレは、異様な空気を感じ取っていた。
まるで、彼が別の生き物になった様な違和感を覚える。
その違和感は、真槍ちゃんも感じ取っていたようだ。素早く槍を構える。

「僕に本気で一撃を入れたのは君が初めてだよ。
君があまり怪我をしてなくて良かった。
でも、もう手加減できない。全力で倒させてもらうよ!」

茨木童子は、さっきまでと違い、髪の毛と爪が伸び、体格も良くなっていた。

「茨木童子、鬼と呼ばれる由縁ね」

真槍ちゃんは、槍を使い、茨木童子を攻撃する。
茨木童子は、剣でその攻撃を弾き返した。

巨大なはずの剣が、今の茨木童子には小太刀の様に軽い。
腕力だけで、真槍ちゃんの攻撃を防ぎ、槍ごと真槍ちゃんを弾き飛ばす。

「なんて腕力なの。ブースターを使わなくても、ブースター付きと同じ威力があるわ!」

「それだけじゃないよ。こんな事も出来る!」

茨木童子は、真槍ちゃんと同じブースターを巧みに操り、超高速の剣技を見せる。

「これは、アタシの槍と同じ技。見ただけで真似たというの?」

「言っただろう。僕と君の戦闘スキルは同等レベルだと! 
なら、僕が君の技を真似るのも造作の無い事だよ」

真槍ちゃんは、槍で必死に戦うが、次第に劣勢になって行く。
腕力に押され、槍と身体ごと飛ばされる。

それでも、何とか反撃しようと体勢を立て直すが、脚に限界が出始めていた。
立とうとする脚が膝から崩れ、限界を知らせていた。

「どうやら、勝負ありかな。身体は正直だね。もう戦える状態じゃない」

茨木童子は、ゆっくりと真槍ちゃんに近付く。

「まだよ!」

真槍ちゃんは、苦し紛れの一撃を放つが、茨木童子に槍の攻撃をかわされ、腕を握られた。
槍の攻撃を防がれてしまう。茨木童子は、怪しく笑っていた。

「いやー、ますます好きになったよ、真槍ちゃん。
本当は、ファンとしての称賛のキスをしたいところだけど、君に嫌われそうだからね。
頬にキスで勘弁してあげる!」

茨木童子は、真槍ちゃんの手を引き、真槍ちゃんの頬にキスをした。

「なあ、何すんのよ!」

真槍ちゃんは暴れるが、茨木童子は腕を掴んだまま放さない。

「いやー、君が傷付かなくて本当に良かった。
でも、これ以上は、僕の敵で居て欲しくないからね。
軽くトドメを刺しておくよ!」

茨木童子はそう言うと、真槍ちゃんの腕を強く握り始めた。
真槍ちゃんの顔が苦痛で歪み、ついに槍を手放す。
剣冴に使ったのと同じ、握力を無くす方法だった。

「あああ、痛い! 痛っ!」

「ふふ、骨を折ってはいないよ。でも、しばらくは武器を持てないね。
大体一日くらいかな? それまで大人しくしていてね」

茨木童子が腕を放しと、真槍ちゃんは本気で喰ってかかる。
追い詰められた獣ほど危険とは良く言った物だ。
歯を使い、噛み付こうとしていた。

「このおおおお! まだ負けてないわ!」

茨木童子は、真槍ちゃんの首を掴み、笑いながら言う。
その表情には、少し非情な感じがした。

「呆れた根性だね。
僕は、君を傷付けたくなくて、セーブして戦っていたというのにさ。
それとも、本当にキスした方が大人しくなるのかな? 

君の潤んだ表情も見てみたいものだね。
まあ、僕を追って来るというのなら、好きにして良いよ! 
でも、今は邪魔だ!」

茨木童子は、ゆたかに向かって真槍ちゃんを放り投げた。
ゆたかは必死で真槍ちゃんの身体を受け止めようとするも、受け止めた衝撃で尻もちを付く。

真槍ちゃんは、茨木童子に投げられて、ようやく大人しく倒れ込んでいた。
身体に傷は無いが、腕に痣が出来ていた。

オレは、冷菓をゆたかと奏子に預け、茨木童子と戦う事にした。
こいつの力は確かに強いが、何か理由があるはずだ。
それを見極める事が出来れば、勝機は十分にある。

 茨木童子は、肩に受けた傷をキャラバン(キャラクター物の絆創膏)で治療していた。
本来、キャラバンを男が使うのはキモい部類に入るが、可愛い顔をした男のみがギリギリ許されるのだ。

体育会系、キモオタ等は、独自で使っただけでみんな気持ち悪がるので、注意と配慮が必要だ。
ただし、次の場合は例外だ。

一、女子から手渡しされる。
二、女子から傷を手当てされる。
三、女子から傷を手当てされ、早く良くなってねと絆創膏にキスされる。

この場合は、みんなからの注目の的になるだろう。
こんな事されたら、男子は気があると勘違いするから女子は注意が必要だ! 

ちなみに、好きな男の子を落とすのにも効果絶大だ。
一は、キュン殺率(男を落とす可能性)五十%。
二は、キュン殺率七十%。
三は、キュン殺率九十%だ。

悪用はしない様に注意してね。
(これは作者の独自の調査であり、確実に効き目があるかは分かりません。
特に、男子があまり人気で無かったり、女子の容姿やスタイルが良い場合に、効果が強く現れます)
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