242 / 302
番外編その二 VSキメラカンパニー
第十三話 神獣の潜む城
しおりを挟む
オレ達は、虎熊童子に連れられて、キメラカンパニーのある場所へ侵入する。
普通の狭い通路を通るが、どうやら異世界へのゲートになっているらしい。
狭い通路を抜けると、そこは巨大な城のある場所だった。
灰色の石造りの城と、石像が無数に配置された庭園がある。
オレ達がいるのは、石像のある庭園の中心であり、恐ろしい石像が見張っているように感じられる。
「うわ、こういう石像って、動かない振りして突然襲い掛かって来るガーゴイルとか言う奴じゃない?
または、監視カメラになっているとか……。
油断しない方がいいわよね」
真槍ちゃんが不安そうに言うと、ゆたかが手を握り始めた。
トイレで手を洗っていない事を度々確認したが、清潔さは大丈夫だろうか?
「もう、真槍は心配性だな。
私がいるから大丈夫だよ!」
「ちょっと、手がベタベタしてるわよ。
汗かき過ぎじゃない?
あんたの方が緊張してるのかしら?」
「あっ、トイレの後で手洗うの忘れた。
まあ、食事前じゃないし、問題ないよね!」
「うん、アタシの手が汚れたわ。
ちょっと離してくれる?
ウェットティッシュあげるから!」
真槍ちゃんは、突き放すようにゆたかの手を離した。
自分もウェットティッシュで手を拭き、清潔にする。
エロベアは、対ガーゴイル専用の方法を教えてくれる。
マッキーペンを取り、ガーゴイルの像に落書きを書いていく。
「オイラがガーゴイル対策を教えてやるよ!
こうして普通の石像に字を書いていく。
こうすれば、字を書いた石像は大丈夫だという保証になる。
オイラとコマイヌの相合傘を書いてっと!」
「きゃあ、ヤダ!
ここに来た人達が、私達のラブラブぷりを確認して嫉妬しちゃうじゃない!
もう、文化遺産に落書きしちゃ、ダメなんだぞ♡」
「オイラとコマイヌに、人間の作った法律など関係無い!
文化遺産だろうが、ガーゴイルだろうが、書いて書いて書きまくってやるぜ!
オイラとコマイヌの愛の深さを思い知るが良い!」
「イヤーン、ガーゴイルの石像の股間に、二匹の愛が刻まれていくわ!」
エロベアは、せっせと相合傘を書いていく。
しばらくは何もなかったが、十個ほど書くと石像の一つが動き出した。
やはり石像は罠であり、監視カメラと動く石像のガーゴイルだったようだ。
エロベアが、ガーゴイルの股間に字を書いた後で動き出した。
「ギャアアアアア!
石像が動いた!」
「イヤーン、ダーリンが潰されちゃった!
なんて恐ろしいモンスターなの。
こんなに可愛いダーリンを躊躇なく踏み潰すなんて……」
エロベアとコマイヌは、ガーゴイルに潰されてしまった。
ガーゴイルは、オレ達に狙いを定める。
エロベアの書いた相合傘が、オレ達の集中力を奪う。
超危険な状況にもかかわらず、あまり緊張感がない。
「くっくっく、久しぶりだね、夕景ゆたかちゃん。
これは、僕が作った神獣ガーゴイルだよ。
君と再び戦えて嬉しいよ。
まあ、監視カメラも備わっているから、君達の行動は丸分かりだよ。
できれば、僕のいる所まで来て欲しいものだね。
ゆたかちゃんとは、ちゃんと決着を付けたい」
「ゆたかの知り合いなのか?
どんな奴なんだ?」
ガーゴイルは、そう喋り出した。
オレ達は、ゆたかの方を振り向く。
ゆたかの知り合いが敵なのだ。
「誰?
まさか、行方不明のジライヤか?」
「うーん、やっぱり覚えていないか。
ある意味、惜しいかな?
僕は、神童宗谷だよ。
できれば、覚えていて欲しいけど……」
「誰?
全く記憶にない!」
「ふふ、まあ予測していたよ。
会えばわかるかも知れないね。
じゃあ、この神獣を全力で倒して、ここまでおいでよ。
強力過ぎて死ぬかも知れないけどね。
じゃあ、死ぬ気で頑張ってね!」
神獣ガーゴイルは、そこまで話をすると急に静かになった。
どうやらスピーカーで音声を送っていただけらしい。
敵に侵入がバレ、真槍ちゃんは虎熊童子にこう言う。
「どうやら敵に見つかったようね。
とりあえず、虎熊ちゃんは後で服を脱いで罰ゲームだからね。
あんたの指示と情報は役立たずだったわけだし。
ゆたか、虎熊ちゃんを拘束しておいて!
このガーゴイルは、私のIPETが倒すわ!」
「アイアイサー!
さすがは、雑魚専の真槍。
勝てそうな雑魚を見分けて戦いに挑むとは……」
「ゆたか、あんたも拷問に逢いたいのかしら♡」
真槍ちゃんは笑顔でそう言って、ゆたかを威嚇する。
死を悟ったのだろう、ゆたかは急に静かになった。
オレの後ろで真槍ちゃんの戦いを確認する。
果たして、神獣ガーゴイルの実力はどれほどのものなのだろうか?
普通の狭い通路を通るが、どうやら異世界へのゲートになっているらしい。
狭い通路を抜けると、そこは巨大な城のある場所だった。
灰色の石造りの城と、石像が無数に配置された庭園がある。
オレ達がいるのは、石像のある庭園の中心であり、恐ろしい石像が見張っているように感じられる。
「うわ、こういう石像って、動かない振りして突然襲い掛かって来るガーゴイルとか言う奴じゃない?
または、監視カメラになっているとか……。
油断しない方がいいわよね」
真槍ちゃんが不安そうに言うと、ゆたかが手を握り始めた。
トイレで手を洗っていない事を度々確認したが、清潔さは大丈夫だろうか?
「もう、真槍は心配性だな。
私がいるから大丈夫だよ!」
「ちょっと、手がベタベタしてるわよ。
汗かき過ぎじゃない?
あんたの方が緊張してるのかしら?」
「あっ、トイレの後で手洗うの忘れた。
まあ、食事前じゃないし、問題ないよね!」
「うん、アタシの手が汚れたわ。
ちょっと離してくれる?
ウェットティッシュあげるから!」
真槍ちゃんは、突き放すようにゆたかの手を離した。
自分もウェットティッシュで手を拭き、清潔にする。
エロベアは、対ガーゴイル専用の方法を教えてくれる。
マッキーペンを取り、ガーゴイルの像に落書きを書いていく。
「オイラがガーゴイル対策を教えてやるよ!
こうして普通の石像に字を書いていく。
こうすれば、字を書いた石像は大丈夫だという保証になる。
オイラとコマイヌの相合傘を書いてっと!」
「きゃあ、ヤダ!
ここに来た人達が、私達のラブラブぷりを確認して嫉妬しちゃうじゃない!
もう、文化遺産に落書きしちゃ、ダメなんだぞ♡」
「オイラとコマイヌに、人間の作った法律など関係無い!
文化遺産だろうが、ガーゴイルだろうが、書いて書いて書きまくってやるぜ!
オイラとコマイヌの愛の深さを思い知るが良い!」
「イヤーン、ガーゴイルの石像の股間に、二匹の愛が刻まれていくわ!」
エロベアは、せっせと相合傘を書いていく。
しばらくは何もなかったが、十個ほど書くと石像の一つが動き出した。
やはり石像は罠であり、監視カメラと動く石像のガーゴイルだったようだ。
エロベアが、ガーゴイルの股間に字を書いた後で動き出した。
「ギャアアアアア!
石像が動いた!」
「イヤーン、ダーリンが潰されちゃった!
なんて恐ろしいモンスターなの。
こんなに可愛いダーリンを躊躇なく踏み潰すなんて……」
エロベアとコマイヌは、ガーゴイルに潰されてしまった。
ガーゴイルは、オレ達に狙いを定める。
エロベアの書いた相合傘が、オレ達の集中力を奪う。
超危険な状況にもかかわらず、あまり緊張感がない。
「くっくっく、久しぶりだね、夕景ゆたかちゃん。
これは、僕が作った神獣ガーゴイルだよ。
君と再び戦えて嬉しいよ。
まあ、監視カメラも備わっているから、君達の行動は丸分かりだよ。
できれば、僕のいる所まで来て欲しいものだね。
ゆたかちゃんとは、ちゃんと決着を付けたい」
「ゆたかの知り合いなのか?
どんな奴なんだ?」
ガーゴイルは、そう喋り出した。
オレ達は、ゆたかの方を振り向く。
ゆたかの知り合いが敵なのだ。
「誰?
まさか、行方不明のジライヤか?」
「うーん、やっぱり覚えていないか。
ある意味、惜しいかな?
僕は、神童宗谷だよ。
できれば、覚えていて欲しいけど……」
「誰?
全く記憶にない!」
「ふふ、まあ予測していたよ。
会えばわかるかも知れないね。
じゃあ、この神獣を全力で倒して、ここまでおいでよ。
強力過ぎて死ぬかも知れないけどね。
じゃあ、死ぬ気で頑張ってね!」
神獣ガーゴイルは、そこまで話をすると急に静かになった。
どうやらスピーカーで音声を送っていただけらしい。
敵に侵入がバレ、真槍ちゃんは虎熊童子にこう言う。
「どうやら敵に見つかったようね。
とりあえず、虎熊ちゃんは後で服を脱いで罰ゲームだからね。
あんたの指示と情報は役立たずだったわけだし。
ゆたか、虎熊ちゃんを拘束しておいて!
このガーゴイルは、私のIPETが倒すわ!」
「アイアイサー!
さすがは、雑魚専の真槍。
勝てそうな雑魚を見分けて戦いに挑むとは……」
「ゆたか、あんたも拷問に逢いたいのかしら♡」
真槍ちゃんは笑顔でそう言って、ゆたかを威嚇する。
死を悟ったのだろう、ゆたかは急に静かになった。
オレの後ろで真槍ちゃんの戦いを確認する。
果たして、神獣ガーゴイルの実力はどれほどのものなのだろうか?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる