【オススメネット小説】秘められた異次元( シークレットディメンション) ムッツリスケベは異世界を救う!?

猫パンチ

文字の大きさ
259 / 302
番外編その四 神童宗谷VS光宮マモル アンドロイド対決による死闘!

第三十話 ゆたか争奪戦?

しおりを挟む
オレと真槍ちゃんは、神童宗谷の用意したフィールドに到達した。
海底神殿が立ち並ぶ神秘的な光景の場所だった。
ギリシャ神殿によくある巨大な柱と天井が、巨大な膜となって空気が逃げるのを防いでいた。

空気は、海底から出ており、数分で巨大な泡となり、限界へ達すれば海上へと上がっていくらしい。
戦いとしては、水中戦がメインのようだ。
火炎系の技は、全く使う事が出来ないフィールドだ。
ゴッポという音を聞きながら、真槍ちゃんが静かに言った。

「これは水中戦のようね、水着が必要かしら?」

真槍ちゃんの持っていたバックの中にはグラビアアイドルも考慮しての特注水着が入っていた。
チャンスがいつどこであるかもわからない。
その為、常に習慣として所有しているのだ。

更衣室も用意されており、水着着用を拒む理由はなかった。
真槍ちゃんは、洗脳されたかの如く水着に着替えて来た。
ピンクのサングラスと逆デルタ地帯が目に入ってくる。
そして、胸の豊かさと、肌の白さを際立たせていた。

(神童宗谷は天才だ!
こうもあっさりと真槍ちゃんに水着を着用させるとは……。
まさか、奴の狙いは真槍ちゃんなのか?
オレのFカップは誰にも渡さない!)

オレも五秒で水着に着替え、水中戦に備える。
バトルをするのはIPETだが、いつ何時に襲われるかは分からない。
備えはあった方が得策だ。
オレは、真槍ちゃんを見ながらそう考えていた。

しばらくすると、海パンを履いた神童宗谷が現れる。
こいつも強者にしかない威圧感を醸し出していた。
オレと真槍ちゃんを見て、ガッカリした表情をする。
何か、問題があったのだろうか?
まさか、真槍ちゃんのオッパイに異常が発生しているのか?

オレは、真槍ちゃんの胸を鷲掴み、乳癌が無いかを確認する。
しこりも無く、綺麗な形のオッパイだった。
真槍ちゃんのひざ蹴りを食らってでも触って良かったと思う弾力と柔らかさだった。
真槍ちゃんのFカップの胸は健在だ!
神童宗谷は貧乳好きなのだろうか?

「どうした?
真槍ちゃんのFカップでは物足りないと?
それ以上は、美乳を保つのが難しいんだ。
ワガママを言うな!」

「いや、美乳が重要な話じゃないよ。
たとえ垂れ乳でも、貧乳でも良かった。
ゆたかちゃんさえ来てくれればね。
なのに、肝心の彼女がいない!
何があったんだ?」

「ゆたかは今奮闘中だ!
バトル漫画にはありがちな、私の事は放って置いて先に行け!
後で必ず追い付くから、と言う死亡ブラフを残して敵に向かって行った。
今頃は、激しい戦闘シーンが繰り広げられているだろう。
そう、お子様にはお見せできないほどの激しい悶絶シーンが……」

「そうか、ゆたかちゃんは遅れてくるのか。
彼女が、眼鏡野郎に負けるわけはないからね。
しばらくは僕の神獣が相手をしてあげよう!
ビーチバレー対決で良いかな?

神獣もカスタマイズして、ヒューマンモードになっているし、君達も楽しく遊べるはずだよ!
肌と肌が触れ合ったり、ポロリなんて可能性もある。
十分に楽しんでくれたまえ!
では、スフィンクスヒューマンモード、メデゥーサヒューマンモード!
軽く遊んで来てやれ!」

神童宗谷がそう唱えると、美女型の神獣達が現れた。
おそらくトップグラビアアイドルのナンバーワン、ナンバーツーを模した神獣だろう。
今にも解けそうな張ち切れんばかりの水着を着こなしていた。
ここに、トップグラビアアイドルの三人が揃ったのだ。

この勝負、オレが断る理由は無い。
オレを手の平で操るとは、神童宗谷はできる!
オレは戦慄を感じつつも、敢えて敵のフィールドで戦う事にした。
アウェーで勝ってこそ、真の実力が測れるのだ!

「どうやら五対五の勝負がお好みのようだな。
まずはビーチバレー対決で、オレ達が二勝して見せる!
オレ達の阿吽の呼吸を甘く見ない方がいいぞ!
覚悟はいいのか?」

「うん、それで良いよ!
スフィンクスとメデゥーサは、次のバトルでは使わない。
終わったら、勝った方に二ポイント付けて、次のバトルに移行するよ。
じゃあ、オッパイの揺れを楽しんでね!
はあ、ゆたかちゃん早く来ないかな?」

ふっ、言われなくても楽しんでやるさ!
そして、必ず勝つ!
ゆたかが来るまでじっくりと慎重に勝負を進めてやるさ!
オレが必ず勝利とオッパイを掴んでやる!
恐るべき死闘が開始された!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

最後の女

蒲公英
恋愛
若すぎる妻を娶ったおっさんと、おっさんに嫁いだ若すぎる妻。夫婦らしくなるまでを、あれこれと。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

処理中です...