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番外編その四 神童宗谷VS光宮マモル アンドロイド対決による死闘!
第三十七話 プライドをかけた一戦!
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神童宗谷の神獣ケルベロスが第一の口を開け、火炎攻撃を繰り出してくる。
気温は一気に水星にいるくらいの温度に達するが、ユッキーの吹雪によって気持ちの良い温度に中和されていた。
バトルの最中なのに、ゆたかがうたた寝をしそうになるほどだった。
「うう、眼鏡童子との激しい戦いによって疲れたよ。
ちょっと眠い……」
「ええ、なんという緊張感のない子。
仕方ないですね、私の背中で眠りなさい。
ちょうど防御力も格段に上がるでしょうし……」
「くう、ゆたかちゃんを背中に乗せるとは卑怯な!
これじゃあ、迂闊に攻撃できないじゃないか!
まあ、細かい操作もそれなりに得意だから、IPETだけを狙う事もできるけどさ。
それでも攻撃力は格段に落ちるよ!」
「ゆたかちゃんを好きなら、この条件で戦うんですね。
どうせこんな子ですから、付き合うのも大変ですよ。
眼鏡童子のようになる激しいプレイも予想しておかないと……。
いつでも、どこでもホテルの中みたいな子ですからね!」
「それは、良く眠るという事の例えだよね?」
「さあ、どうでしょうね?
ご想像にお任せしますよ」
「ふん、まあ良いか。
神獣ケルベロスは、三つの攻撃方法を持つ。
一つが火炎攻撃、もう一つが岩石攻撃さ。
力をセーブすれば、君だけをピンポイントで攻撃する事も可能だよ。
こんなふうにね!」
岩と炎が混ざった火炎が、ユッキーだけをピンポイントで攻撃する。
足元を狙い、マグマの散弾が飛び出して来た。
ユッキーは、必死に避けるが、次第に避け切れなくなって来た。
ユッキーの顔に、高温度のマグマが襲う!
「ふふ、火炎もマグマも僕の手足のように動く。
君の顔だけを攻撃するなど造作もない事だ。
ゆたかちゃんの作った同調システムがどれほど影響するか分からないが、まともに喰らえば本体もピンチなんだろう?
もしかしたら美しい顔が灼け爛れたりしてね?」
「くう、さすがに直撃を受けたら不味いです。
ですが、私には無用な気遣いですよ!
基本的に、私はあなたより強いですからね。
百戦錬磨の実力を侮らないでください、挑戦者さん?」
ユッキーがそう言うと、高温度のマグマはいきなり爆発した。
ユッキーには欠片も届かず、冷えたマグマがキーンという音を立てて転がる。
神童宗谷も何が起こったのか分からないようだ。
何もない空間が突然に爆発したのだ。
「なんで、突然に爆発したんだ?
誘爆か?」
「ふふん、何を驚いているのですか?
これは私の開発した技を使っただけですよ。
氷や水という単語で油断していたようですが、私にも爆発系の技が使えるんですよ。
現代の最新技術を駆使させてね?」
「なあ、バカな!
そんな事、できるはずが……」
ユッキーは、水と風を操り、電気を発生させた。
ユッキーの周囲を電流が流れ始め、パチパチという音を立てる。
「電気分解ですよ。
それを使い、水を酸素と水素に分解した。
どちらも良く燃える気体です。
程よく使えば、あの様な爆発も自在に起こせるのですよ、こんなふうにね!」
神獣ケルベロスの周囲が突然爆発し始めた。
一発一発の威力は弱いが、何度も攻撃を受ければダメージは半端なく蓄積される。
ケルベロスも攻撃を受けない様に逃げ切るので精一杯の様だ。
見えない爆発とは、恐怖心も掻き立てる恐るべき技なのだ。
「くう、僕のケルベロスが防戦一方とは……」
「ふふ、あなたを攻撃するのは簡単だけど、ゆたかちゃんの未来の恋人になるかもしれないから、それだけは止めてあげるわ。
その代わり、そのプライドをへし折ってあげる!
正直にゆたかちゃんにプロポーズする事が出来るようにね!」
高速で動くケルベロスだったが、ユッキーの氷技で次第に動きが取れなくなっていた。
寒さによる体力の消耗も恐るべき武器の一つなのだ。
一瞬の隙によって、神童宗谷とケルベロスの足が氷漬けにされる。
オレを石化して粋がっていたが、今度は奴らの身動きが取れなくなっていた。
「くっそ、氷による拘束か。
なんて便利な能力なんだ!」
「ふふ、拘束して調教するのが自分やゆたかちゃんだけだと思っていましたか?
アンドロイド技術は無くても、そうした事を考える人は少なからずいる者ですよ。
今度からは、自分と似た技で倒されないように対策も練っておくんですね。
では、トドメと行きますか!」
ユッキーが、氷の散弾で神童宗谷とケルベロスを倒そうとすると、彼らの足元の氷が爆発した。
どうやら適量な爆発であり、氷漬けになった足元の氷だけを吹っ飛ばした様だ。
ユッキーに不敵な笑みが戻る。
まだ勝負は付いていないのだ。
「ふー、まさか第三の切り札まで使わされる羽目になるとはね。
想像以上に強いな、ユッキーは!」
氷による拘束が爆発によって破壊され、神童宗谷とケルベロスが再び自由になった。
本来は、爆発する事のない水が爆発したのだ。
しかも、彼らを傷付ける事もない爆発量だ。
不気味にゆっくりと、ユッキーとゆたかに迫って来ていた。
気温は一気に水星にいるくらいの温度に達するが、ユッキーの吹雪によって気持ちの良い温度に中和されていた。
バトルの最中なのに、ゆたかがうたた寝をしそうになるほどだった。
「うう、眼鏡童子との激しい戦いによって疲れたよ。
ちょっと眠い……」
「ええ、なんという緊張感のない子。
仕方ないですね、私の背中で眠りなさい。
ちょうど防御力も格段に上がるでしょうし……」
「くう、ゆたかちゃんを背中に乗せるとは卑怯な!
これじゃあ、迂闊に攻撃できないじゃないか!
まあ、細かい操作もそれなりに得意だから、IPETだけを狙う事もできるけどさ。
それでも攻撃力は格段に落ちるよ!」
「ゆたかちゃんを好きなら、この条件で戦うんですね。
どうせこんな子ですから、付き合うのも大変ですよ。
眼鏡童子のようになる激しいプレイも予想しておかないと……。
いつでも、どこでもホテルの中みたいな子ですからね!」
「それは、良く眠るという事の例えだよね?」
「さあ、どうでしょうね?
ご想像にお任せしますよ」
「ふん、まあ良いか。
神獣ケルベロスは、三つの攻撃方法を持つ。
一つが火炎攻撃、もう一つが岩石攻撃さ。
力をセーブすれば、君だけをピンポイントで攻撃する事も可能だよ。
こんなふうにね!」
岩と炎が混ざった火炎が、ユッキーだけをピンポイントで攻撃する。
足元を狙い、マグマの散弾が飛び出して来た。
ユッキーは、必死に避けるが、次第に避け切れなくなって来た。
ユッキーの顔に、高温度のマグマが襲う!
「ふふ、火炎もマグマも僕の手足のように動く。
君の顔だけを攻撃するなど造作もない事だ。
ゆたかちゃんの作った同調システムがどれほど影響するか分からないが、まともに喰らえば本体もピンチなんだろう?
もしかしたら美しい顔が灼け爛れたりしてね?」
「くう、さすがに直撃を受けたら不味いです。
ですが、私には無用な気遣いですよ!
基本的に、私はあなたより強いですからね。
百戦錬磨の実力を侮らないでください、挑戦者さん?」
ユッキーがそう言うと、高温度のマグマはいきなり爆発した。
ユッキーには欠片も届かず、冷えたマグマがキーンという音を立てて転がる。
神童宗谷も何が起こったのか分からないようだ。
何もない空間が突然に爆発したのだ。
「なんで、突然に爆発したんだ?
誘爆か?」
「ふふん、何を驚いているのですか?
これは私の開発した技を使っただけですよ。
氷や水という単語で油断していたようですが、私にも爆発系の技が使えるんですよ。
現代の最新技術を駆使させてね?」
「なあ、バカな!
そんな事、できるはずが……」
ユッキーは、水と風を操り、電気を発生させた。
ユッキーの周囲を電流が流れ始め、パチパチという音を立てる。
「電気分解ですよ。
それを使い、水を酸素と水素に分解した。
どちらも良く燃える気体です。
程よく使えば、あの様な爆発も自在に起こせるのですよ、こんなふうにね!」
神獣ケルベロスの周囲が突然爆発し始めた。
一発一発の威力は弱いが、何度も攻撃を受ければダメージは半端なく蓄積される。
ケルベロスも攻撃を受けない様に逃げ切るので精一杯の様だ。
見えない爆発とは、恐怖心も掻き立てる恐るべき技なのだ。
「くう、僕のケルベロスが防戦一方とは……」
「ふふ、あなたを攻撃するのは簡単だけど、ゆたかちゃんの未来の恋人になるかもしれないから、それだけは止めてあげるわ。
その代わり、そのプライドをへし折ってあげる!
正直にゆたかちゃんにプロポーズする事が出来るようにね!」
高速で動くケルベロスだったが、ユッキーの氷技で次第に動きが取れなくなっていた。
寒さによる体力の消耗も恐るべき武器の一つなのだ。
一瞬の隙によって、神童宗谷とケルベロスの足が氷漬けにされる。
オレを石化して粋がっていたが、今度は奴らの身動きが取れなくなっていた。
「くっそ、氷による拘束か。
なんて便利な能力なんだ!」
「ふふ、拘束して調教するのが自分やゆたかちゃんだけだと思っていましたか?
アンドロイド技術は無くても、そうした事を考える人は少なからずいる者ですよ。
今度からは、自分と似た技で倒されないように対策も練っておくんですね。
では、トドメと行きますか!」
ユッキーが、氷の散弾で神童宗谷とケルベロスを倒そうとすると、彼らの足元の氷が爆発した。
どうやら適量な爆発であり、氷漬けになった足元の氷だけを吹っ飛ばした様だ。
ユッキーに不敵な笑みが戻る。
まだ勝負は付いていないのだ。
「ふー、まさか第三の切り札まで使わされる羽目になるとはね。
想像以上に強いな、ユッキーは!」
氷による拘束が爆発によって破壊され、神童宗谷とケルベロスが再び自由になった。
本来は、爆発する事のない水が爆発したのだ。
しかも、彼らを傷付ける事もない爆発量だ。
不気味にゆっくりと、ユッキーとゆたかに迫って来ていた。
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