284 / 302
番外編の最終章 最悪なるアンドロイドの誕生!
第五十五話 人間を超えた研究!
しおりを挟む
オレが異次元空間を抜け、バンデッドのいる空間に移動すると、小惑星の様な空間になっていた。
地球が小さく見え、太陽や月が遠くに見える。
どうやら宇宙をイメージして作られた空間らしい。
「この空間は……。
先に来ているはずの真槍ちゃんとゆたかが見当たらないが……。
どこに消えた?
数秒の差だったと思うが……」
オレが周囲を見渡すと、個室の様な空間に閉じ込められている二人を発見した。
どうやら時間差を使って、二人とIPETシリーズだけ閉じ込められていたらしい。
すでに、何らかの仕掛けを受けて、大人しくなっていた。
二人は、オレの様子を気にする事もなく、ずっと何かを読んでいる。
洗脳でもされているのだろうか?
「ヤッベー、この漫画、続きが気になっていたんだよね。
他にも読みたい漫画や、見たいアニメやドラマもあるし、当分出れそうに無いね」
「お菓子やジュースも完備しているしね。
ちょっと、ゆたか早く読みなさいよ。
あんたは、一巻から読まなくても内容を思い出せるでしょう?
アタシは、読んだ事もないのよ!」
「イヤー、この部分がお気に入りでさ、もう一度見たくなっちゃうよ。
ほら、この部分が大爆笑ですよ!」
「ちょっと、先にネタバレは辞めてよね。
それに、マモル君はこれからバトルなのよ。
ちょっとは励ましてあげなさいよ。
やっぱり最初は、コーンスープかしらね。
あの風味が懐かしく感じるのよね」
「ピザも注文しとくか。
読みながら食べれるしね!」
「ちょっと、汚さないでよ。
あんた、汚しそうだから怖いわ」
「はいはい、汚しませんよ!
マモル、頑張って、愛してる!
おっ、このケーキうめー。
まさに、至福の時間だよ!」
「ふーん、カラオケもできるんだ。
凝ってるね!
こっちは気にせずに戦ってね!」
ガラス越しの向こうへ行ってみたい気持ちになった。
女の子として自覚し、女子の心を鷲掴みできる様になったのだろう。
男の子だって、変態と戦うよりは、漫画やカラオケを楽しんでいたい。
そして、なぜそこまで充実させているのかと思うほどの品揃えだった。
「ふふ、ガッカリしている様ですねぇ。
でも大丈夫、その内に私と二人っきりでデートする時が来ますからねぇ♡
毎晩眠れない夜なんて、当たり前になりますよぉ。
とりあえず、今夜からは寝かさないわよぉ♡」
オレの体を狙う変態が、オレの背後に現れた。
背中越しに、恐るべき気配が漂っている。
ゾッとする悪寒を感じて後ろを振り向くと、そこには十五歳くらいの美少女が待ち構えていた。
黒髪のロングヘアーに、真槍ちゃんの戦闘服を羽織り、彼女のブラウスまで身に付けていた。
本来着ているべき真槍ちゃんは、バスローブを身に付け、カラオケ付きの漫画喫茶でくつろいでいた。
どうやら戦闘服を盗られていたらしい。
「あれ、バンデッドじゃない!
君は、誰?」
「ふふ、私こそが、バンデットと呼ばれた男ですよぉ。
ですが、神童宗谷との技術提携により、人造人間の体へ脳を移植させたのですぅ。
人間の脳も超高性能なパソコンと同じですぅ。
そこで、脳のデーターを分析し、人造人間の美少女の体を作り出し、私の意識をインプットさせる研究をしていたのですぅ。
これにより、私の意識は丸々移動させることができる様になり、こうして真の私の姿へと変わる事ができたのですぅ。
まあ、スッポンポンでも良かったのですが、さすがに裸では誘惑もできないと思い、姫野真槍ちゃんの服を無断で借りました。
スタイルは、彼女を参考にしていましたからねぇ。
ちなみに、人造人間なので、アンドロイドとしての技術も、人間としての技術も兼ね備えているのです。
つまり、思いっきり愛し合う事も可能という訳ですよ。
子供を産む機能も完璧に残していますからね。
パワーと頭脳、完全な記憶力を誇る究極生命体の完成ですよぉ♡」
オレの前には、黒髪ロングヘアーを持つ、真槍ちゃん並みのスタイルをした美少女が立っていた。
顔もバンデッドの理想の顔なのだろう。
超可愛い感じの女の子になっていたのだ。
バンデッドと知らなければ、惚れていたかもしれない!
「くう、元が男と知っていれば、惚れる事などないぞ!
オレを舐めるな!」
「ウッフーン、障害となる夕景ゆたか、姫野真槍もいないよぉ。
二人とも、私の趣味の部屋でくつろいでいますからねぇ。
私とマモル君が死闘をするなんて、不公平じゃない?
良いんですよぉ、マモル君なら私の体を自由にしても。
ほら、オッパイとかも忠実に再現しているから、本物と大差無いんだよぉ。
嘘だと思うなら、触って確かめてみてぇ♡」
かつて無い敵が猛威を振るって来ていた。
科学者として、男として大変に興味があるが、バンデッドの誘惑に屈してしまうのは危険な感じが漂っていた。
まるで、タイのニューハーフの様な恐怖感を感じる。
乳首などに睡眠薬を塗っておき、眠ったところを奪っていく気なのだ。
誘惑に屈したら、全てが奪われてしまうかもしれない。
最強のオレを眠らせ、隙を見て全てを奪っていく気なのだ。
冷菓に、ゆたかや真槍ちゃん、オレの命さえも……。
オレは、肩をはだけさせた美少女の誘惑に屈しそうになっていた。
危険だと分かっているのに、手が自然とオッパイに伸び始めていたのだ。
このままでは、全てがバンデッドの思惑通りになってしまう。
美少女となったバンデッドは、怪しく色っぽい笑みを浮かべている。
地球が小さく見え、太陽や月が遠くに見える。
どうやら宇宙をイメージして作られた空間らしい。
「この空間は……。
先に来ているはずの真槍ちゃんとゆたかが見当たらないが……。
どこに消えた?
数秒の差だったと思うが……」
オレが周囲を見渡すと、個室の様な空間に閉じ込められている二人を発見した。
どうやら時間差を使って、二人とIPETシリーズだけ閉じ込められていたらしい。
すでに、何らかの仕掛けを受けて、大人しくなっていた。
二人は、オレの様子を気にする事もなく、ずっと何かを読んでいる。
洗脳でもされているのだろうか?
「ヤッベー、この漫画、続きが気になっていたんだよね。
他にも読みたい漫画や、見たいアニメやドラマもあるし、当分出れそうに無いね」
「お菓子やジュースも完備しているしね。
ちょっと、ゆたか早く読みなさいよ。
あんたは、一巻から読まなくても内容を思い出せるでしょう?
アタシは、読んだ事もないのよ!」
「イヤー、この部分がお気に入りでさ、もう一度見たくなっちゃうよ。
ほら、この部分が大爆笑ですよ!」
「ちょっと、先にネタバレは辞めてよね。
それに、マモル君はこれからバトルなのよ。
ちょっとは励ましてあげなさいよ。
やっぱり最初は、コーンスープかしらね。
あの風味が懐かしく感じるのよね」
「ピザも注文しとくか。
読みながら食べれるしね!」
「ちょっと、汚さないでよ。
あんた、汚しそうだから怖いわ」
「はいはい、汚しませんよ!
マモル、頑張って、愛してる!
おっ、このケーキうめー。
まさに、至福の時間だよ!」
「ふーん、カラオケもできるんだ。
凝ってるね!
こっちは気にせずに戦ってね!」
ガラス越しの向こうへ行ってみたい気持ちになった。
女の子として自覚し、女子の心を鷲掴みできる様になったのだろう。
男の子だって、変態と戦うよりは、漫画やカラオケを楽しんでいたい。
そして、なぜそこまで充実させているのかと思うほどの品揃えだった。
「ふふ、ガッカリしている様ですねぇ。
でも大丈夫、その内に私と二人っきりでデートする時が来ますからねぇ♡
毎晩眠れない夜なんて、当たり前になりますよぉ。
とりあえず、今夜からは寝かさないわよぉ♡」
オレの体を狙う変態が、オレの背後に現れた。
背中越しに、恐るべき気配が漂っている。
ゾッとする悪寒を感じて後ろを振り向くと、そこには十五歳くらいの美少女が待ち構えていた。
黒髪のロングヘアーに、真槍ちゃんの戦闘服を羽織り、彼女のブラウスまで身に付けていた。
本来着ているべき真槍ちゃんは、バスローブを身に付け、カラオケ付きの漫画喫茶でくつろいでいた。
どうやら戦闘服を盗られていたらしい。
「あれ、バンデッドじゃない!
君は、誰?」
「ふふ、私こそが、バンデットと呼ばれた男ですよぉ。
ですが、神童宗谷との技術提携により、人造人間の体へ脳を移植させたのですぅ。
人間の脳も超高性能なパソコンと同じですぅ。
そこで、脳のデーターを分析し、人造人間の美少女の体を作り出し、私の意識をインプットさせる研究をしていたのですぅ。
これにより、私の意識は丸々移動させることができる様になり、こうして真の私の姿へと変わる事ができたのですぅ。
まあ、スッポンポンでも良かったのですが、さすがに裸では誘惑もできないと思い、姫野真槍ちゃんの服を無断で借りました。
スタイルは、彼女を参考にしていましたからねぇ。
ちなみに、人造人間なので、アンドロイドとしての技術も、人間としての技術も兼ね備えているのです。
つまり、思いっきり愛し合う事も可能という訳ですよ。
子供を産む機能も完璧に残していますからね。
パワーと頭脳、完全な記憶力を誇る究極生命体の完成ですよぉ♡」
オレの前には、黒髪ロングヘアーを持つ、真槍ちゃん並みのスタイルをした美少女が立っていた。
顔もバンデッドの理想の顔なのだろう。
超可愛い感じの女の子になっていたのだ。
バンデッドと知らなければ、惚れていたかもしれない!
「くう、元が男と知っていれば、惚れる事などないぞ!
オレを舐めるな!」
「ウッフーン、障害となる夕景ゆたか、姫野真槍もいないよぉ。
二人とも、私の趣味の部屋でくつろいでいますからねぇ。
私とマモル君が死闘をするなんて、不公平じゃない?
良いんですよぉ、マモル君なら私の体を自由にしても。
ほら、オッパイとかも忠実に再現しているから、本物と大差無いんだよぉ。
嘘だと思うなら、触って確かめてみてぇ♡」
かつて無い敵が猛威を振るって来ていた。
科学者として、男として大変に興味があるが、バンデッドの誘惑に屈してしまうのは危険な感じが漂っていた。
まるで、タイのニューハーフの様な恐怖感を感じる。
乳首などに睡眠薬を塗っておき、眠ったところを奪っていく気なのだ。
誘惑に屈したら、全てが奪われてしまうかもしれない。
最強のオレを眠らせ、隙を見て全てを奪っていく気なのだ。
冷菓に、ゆたかや真槍ちゃん、オレの命さえも……。
オレは、肩をはだけさせた美少女の誘惑に屈しそうになっていた。
危険だと分かっているのに、手が自然とオッパイに伸び始めていたのだ。
このままでは、全てがバンデッドの思惑通りになってしまう。
美少女となったバンデッドは、怪しく色っぽい笑みを浮かべている。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる