25 / 60
第一部 高嶺の蝶
地獄の人生ゲーム
しおりを挟む
携帯が光った。玲奈はコンビニから出て、駐車場にとまった黒いSUVに乗り込んだ。
「…で、どうでした?」
助手席に座って間髪入れず玲奈は聞いた。
「会議で、なんとか最後に残った枠に葦原を押し込むことができた」
「そう。推薦書はよく書いてくれました?」
「ああ。お前の生活環境でしぶる教師もいたが…説得して、なんとか納得してもらった」
都築は機嫌を伺うような卑屈な目で玲奈を見た。以前の頼れる都築はもうどこにもいない。廊下ですれ違うだけで顔を赤らめるような変態と化してしまった。
…だが、彼のおかげで受験が有利になっていることは確かだ。裏切られ嫌な思いをさせられたとはいえ、少しは感謝してやってもいいと玲奈は尊大に思った。
「それはどうも。今後もよろしくおねがいしますね」
玲奈は久しぶりに都築と目をあわせ、にっこり笑って礼を言って車を降りた。
「ちょ、ちょっとまて、ちょっと」
「なんです?」
「い、一緒に飯でも、どうだ」
「え…忙しいんで」
「出勤までは、まだあるだろ。仕事場まで送っていくから、なんでも好きなもん…」
「んー…」
あまり無碍にすると、命令通り動かなくなるかもしれない。客管理と同じで、アメとムチだ。そう思った玲奈は頭に浮かんだ食べ物を口にした。
「じゃあ焼肉たべたい」
都築の顔がぱっと明るくなった。
「焼肉か!それならいい店を知ってる。行こう」
店の駐車場で、玲奈は都築を先に車から降りさせた。
「着替えるんで。背を向けて立っててください。のぞいたら許さないから」
さすがに制服ではまずいかと、玲奈は鞄の底の私服に着替えた。今日はベージュのタイトワンピースだ。胸元は黒いレースのシースルーになっていて、すっぴんで着ると少しミスマッチになる。
が、相手は都築なのでどうでもいい。玲奈はとっとと着替えて車から降りた。都築は貪るような目で玲奈を見た。
「し、私服…か。初めて見た」
いちいち気持ち悪い男だ。玲奈は冷たい一瞥をくれると無言で店に向かって歩き出した。
だが、後ろを黙ってついてくる築城を見て、玲奈の胸に一抹の居心地の悪さがよぎった。
(…先生だった人を、こんな顎で使って、脅して悪い事をさせてる私って…)
いつかバチがあたるんじゃないだろうか。ひやりとした。だけどもう一人の自分がささやく。
(何を弱気な事を言ってるの?こいつのした事わすれたの?)
自分に伸ばされた義父のむっちりした手。スカートの中に入ってきた義兄の手。そして今まで無数に注がれてきた無遠慮なまなざし、声掛け。
さまざまな男たちからの暴力が玲奈の脳裏によみがえった。
そうだ、あいつらはこちらから奪おうを手を伸ばしてくる。盗人だ。だからそんな奴からは、こっちが奪ったっていいんだ。
階段から落ちた義父。玲奈のうそに金をつぎこむ客たち。みんな自業自得だ。ぼんやりしてたら、こっちが身ぐるみを剥がれて何もかも奪われるのだ。
そうなる前に、こちらが奪う。なるだけ多く。あの男みたいに命をとったってかまわない。
賞金はその都度変わる。今回の場合は奨学金。そういうルールだ。
これこそ玲奈の人生ゲームだった。アガリにたどりつきたいなら、立ち止まることは許されない。一ノ瀬が教えたように、搾り取れるだけ搾り取るのだ。
(私に手を出したこと、後悔させてやる)
鉄板の上で焼かれた、脂の滴る一切れの肉。それが玲奈の桃色の唇に運ばれ、消えていくのをただただ築城は見ていた。
玲奈の動作は全く大げさではない。むしろ子供にしては控えめなくらい最小限の動きで食事をしている。上品と言っていいくらいだ。なのに、その箸の先の唇から築城は目が離せなかった。
玲奈は脂で光る唇を少し舐め、次の肉を鉄板から取った。白い粒揃いの歯がのぞき、肉を噛む。肉は玲奈のくちの中でちぎれ、唾液と一緒になって玲奈にのみこまれ、すんなりとした体におさまり玲奈の一部になるのだろう。
(ああ、あの肉になりたい)
もうろうとしながら、築城はそんなことを思った。玲奈との上下関係が逆転してから、築城はどこかおかしくなっていた。
玲奈にさげすまれるとわかっているのに、盗み見するのが止められない。その目線を受けると、どうしようもないほど興奮している自分がいた。
「そんな凝視されると気持ち悪いんですけど」
玲奈の鋭い視線が築城に向けられた。とたんに都築は気弱に目をそらして謝罪した。玲奈はいらっとしたのか、足を組んで吐き捨てるようにいった。
「本当、変態ですね先生は。他の生徒たちが本性知ったら、がっかりですね」
都築の頬は紅潮した。その通りだと、悪い事だと自分でもわかっていた。だが…
「私もがっかりですよ。先生のこと信頼していたのに。私のことずっと盗撮してたなんて。ほんと最低」
「それは…申し訳、なかった」
「なんで変態なのに教師になろうなんて思ったんですか?…どうせ初めてじゃないんでしょ?それで私が卒業したら他の子に同じことするんでしょ?ばれる前にとっとと転職したほうがいいですよ」
玲奈は容赦なくそう続けた。築城は慌てて反論した。
「ち、ちがう。葦原以外、写真を撮ったりしたことはない。これからもない。俺は…ただ…」
「私だけ?どうだか。女子高生好きの変態なんでしょ、先生は」
「違う!葦原、お前だからだ。言ったろう、俺はずっとお前のことを…」
「もう聞きました。だから二度と聞きたくありません」
玲奈はそう冷徹に言って食事を再開した。
「許しては…くれないか」
築城は顔を上げて卑屈な目で玲奈を見つめた。
「許すもなにも。利害が一致したから、今こうしてるだけでしょ。もう先生のこと先生とは思ってませんから」
「でも俺は…葦原のために…」
成績を書き換えて送った。答案を教えもした。玲奈のために、教師としての法則を築城はたくさん破った。築城にとってはリスクであった。
(それも、仕方のないことかもしれない…だけど)
築城の思いを読んだかのように、玲奈は目を細めてちらっと築城を見た。
「…わかってますよ、先生が私のためにやりたくないことしてくれたのは。でもそれも、先生がもともと悪い事したからでしょう」
「…お前を好きになったのは…悪い事…か」
途端に玲奈は切れて足を出した。いきなり脛を蹴られた築城はうっとうなった。
「うるさい!そういう気色悪いこと、もう二度と言うなッ」
蹴られた脛が、痛み以上に熱い。今まで教師と生徒という関係でしかなかった玲奈にゴミのように見下され、さげすまれているという事実に築城の体の熱は広がった。
「…なにぼんやりしてるんです?頭平気ですか?」
無反応の築城に、さすがの玲奈も気味が悪くなったのか声をかけた。
「ちょっと…そんな、強く蹴ってないでしょ」
「ああ…へ、平気だ」
まるで盛りのついた思春期のころのように、情けないほど勃起している。このことが玲奈にばれたら、またののしられるだろうか…内心そう思いながら、築城はとりつくろった。が、玲奈は何か気が付いたようだった。
「まぁ…先生は変態のドMですもんね。生徒に金蹴りされてイっちゃうような」
「なっ…」
突然玲奈の口から出た過激なことばに、築城は面食らった。
「ばれてますよ。先生がずーっと学校でも、さっきも、今も、私のこといやらしい目で見て興奮してるの」
言い当てられたショックと興奮で、築城の目は泳いだ。玲奈は口のはしに笑みを浮かべて築城を見下すように見た。まるで地獄の玉座に座る悪魔のように。
「もう、そんなことでショック受けたりしませんよ。慣れてますし。先生のことむかつくし、嫌いだけど…これからも私の言うとおりにしてくれれば、ご褒美も考えるよ」
「…ごほうび」
玲奈はその小さい顔を少し傾けた。
「そうですねぇ…ちゃんと奨学金の申請が通ったら、先生と一晩一緒に過ごしてあげてもいいですよ」
「ほ…本当か」
「一緒に過ごすだけですよ。ヤるのは嫌。でも先生がしてっていうなら…」
玲奈は靴のまま、そっと足を築城の足の間にあてた。
「いじめてあげても、いいよ?」
…断れるはずが、なかった。
「…で、どうでした?」
助手席に座って間髪入れず玲奈は聞いた。
「会議で、なんとか最後に残った枠に葦原を押し込むことができた」
「そう。推薦書はよく書いてくれました?」
「ああ。お前の生活環境でしぶる教師もいたが…説得して、なんとか納得してもらった」
都築は機嫌を伺うような卑屈な目で玲奈を見た。以前の頼れる都築はもうどこにもいない。廊下ですれ違うだけで顔を赤らめるような変態と化してしまった。
…だが、彼のおかげで受験が有利になっていることは確かだ。裏切られ嫌な思いをさせられたとはいえ、少しは感謝してやってもいいと玲奈は尊大に思った。
「それはどうも。今後もよろしくおねがいしますね」
玲奈は久しぶりに都築と目をあわせ、にっこり笑って礼を言って車を降りた。
「ちょ、ちょっとまて、ちょっと」
「なんです?」
「い、一緒に飯でも、どうだ」
「え…忙しいんで」
「出勤までは、まだあるだろ。仕事場まで送っていくから、なんでも好きなもん…」
「んー…」
あまり無碍にすると、命令通り動かなくなるかもしれない。客管理と同じで、アメとムチだ。そう思った玲奈は頭に浮かんだ食べ物を口にした。
「じゃあ焼肉たべたい」
都築の顔がぱっと明るくなった。
「焼肉か!それならいい店を知ってる。行こう」
店の駐車場で、玲奈は都築を先に車から降りさせた。
「着替えるんで。背を向けて立っててください。のぞいたら許さないから」
さすがに制服ではまずいかと、玲奈は鞄の底の私服に着替えた。今日はベージュのタイトワンピースだ。胸元は黒いレースのシースルーになっていて、すっぴんで着ると少しミスマッチになる。
が、相手は都築なのでどうでもいい。玲奈はとっとと着替えて車から降りた。都築は貪るような目で玲奈を見た。
「し、私服…か。初めて見た」
いちいち気持ち悪い男だ。玲奈は冷たい一瞥をくれると無言で店に向かって歩き出した。
だが、後ろを黙ってついてくる築城を見て、玲奈の胸に一抹の居心地の悪さがよぎった。
(…先生だった人を、こんな顎で使って、脅して悪い事をさせてる私って…)
いつかバチがあたるんじゃないだろうか。ひやりとした。だけどもう一人の自分がささやく。
(何を弱気な事を言ってるの?こいつのした事わすれたの?)
自分に伸ばされた義父のむっちりした手。スカートの中に入ってきた義兄の手。そして今まで無数に注がれてきた無遠慮なまなざし、声掛け。
さまざまな男たちからの暴力が玲奈の脳裏によみがえった。
そうだ、あいつらはこちらから奪おうを手を伸ばしてくる。盗人だ。だからそんな奴からは、こっちが奪ったっていいんだ。
階段から落ちた義父。玲奈のうそに金をつぎこむ客たち。みんな自業自得だ。ぼんやりしてたら、こっちが身ぐるみを剥がれて何もかも奪われるのだ。
そうなる前に、こちらが奪う。なるだけ多く。あの男みたいに命をとったってかまわない。
賞金はその都度変わる。今回の場合は奨学金。そういうルールだ。
これこそ玲奈の人生ゲームだった。アガリにたどりつきたいなら、立ち止まることは許されない。一ノ瀬が教えたように、搾り取れるだけ搾り取るのだ。
(私に手を出したこと、後悔させてやる)
鉄板の上で焼かれた、脂の滴る一切れの肉。それが玲奈の桃色の唇に運ばれ、消えていくのをただただ築城は見ていた。
玲奈の動作は全く大げさではない。むしろ子供にしては控えめなくらい最小限の動きで食事をしている。上品と言っていいくらいだ。なのに、その箸の先の唇から築城は目が離せなかった。
玲奈は脂で光る唇を少し舐め、次の肉を鉄板から取った。白い粒揃いの歯がのぞき、肉を噛む。肉は玲奈のくちの中でちぎれ、唾液と一緒になって玲奈にのみこまれ、すんなりとした体におさまり玲奈の一部になるのだろう。
(ああ、あの肉になりたい)
もうろうとしながら、築城はそんなことを思った。玲奈との上下関係が逆転してから、築城はどこかおかしくなっていた。
玲奈にさげすまれるとわかっているのに、盗み見するのが止められない。その目線を受けると、どうしようもないほど興奮している自分がいた。
「そんな凝視されると気持ち悪いんですけど」
玲奈の鋭い視線が築城に向けられた。とたんに都築は気弱に目をそらして謝罪した。玲奈はいらっとしたのか、足を組んで吐き捨てるようにいった。
「本当、変態ですね先生は。他の生徒たちが本性知ったら、がっかりですね」
都築の頬は紅潮した。その通りだと、悪い事だと自分でもわかっていた。だが…
「私もがっかりですよ。先生のこと信頼していたのに。私のことずっと盗撮してたなんて。ほんと最低」
「それは…申し訳、なかった」
「なんで変態なのに教師になろうなんて思ったんですか?…どうせ初めてじゃないんでしょ?それで私が卒業したら他の子に同じことするんでしょ?ばれる前にとっとと転職したほうがいいですよ」
玲奈は容赦なくそう続けた。築城は慌てて反論した。
「ち、ちがう。葦原以外、写真を撮ったりしたことはない。これからもない。俺は…ただ…」
「私だけ?どうだか。女子高生好きの変態なんでしょ、先生は」
「違う!葦原、お前だからだ。言ったろう、俺はずっとお前のことを…」
「もう聞きました。だから二度と聞きたくありません」
玲奈はそう冷徹に言って食事を再開した。
「許しては…くれないか」
築城は顔を上げて卑屈な目で玲奈を見つめた。
「許すもなにも。利害が一致したから、今こうしてるだけでしょ。もう先生のこと先生とは思ってませんから」
「でも俺は…葦原のために…」
成績を書き換えて送った。答案を教えもした。玲奈のために、教師としての法則を築城はたくさん破った。築城にとってはリスクであった。
(それも、仕方のないことかもしれない…だけど)
築城の思いを読んだかのように、玲奈は目を細めてちらっと築城を見た。
「…わかってますよ、先生が私のためにやりたくないことしてくれたのは。でもそれも、先生がもともと悪い事したからでしょう」
「…お前を好きになったのは…悪い事…か」
途端に玲奈は切れて足を出した。いきなり脛を蹴られた築城はうっとうなった。
「うるさい!そういう気色悪いこと、もう二度と言うなッ」
蹴られた脛が、痛み以上に熱い。今まで教師と生徒という関係でしかなかった玲奈にゴミのように見下され、さげすまれているという事実に築城の体の熱は広がった。
「…なにぼんやりしてるんです?頭平気ですか?」
無反応の築城に、さすがの玲奈も気味が悪くなったのか声をかけた。
「ちょっと…そんな、強く蹴ってないでしょ」
「ああ…へ、平気だ」
まるで盛りのついた思春期のころのように、情けないほど勃起している。このことが玲奈にばれたら、またののしられるだろうか…内心そう思いながら、築城はとりつくろった。が、玲奈は何か気が付いたようだった。
「まぁ…先生は変態のドMですもんね。生徒に金蹴りされてイっちゃうような」
「なっ…」
突然玲奈の口から出た過激なことばに、築城は面食らった。
「ばれてますよ。先生がずーっと学校でも、さっきも、今も、私のこといやらしい目で見て興奮してるの」
言い当てられたショックと興奮で、築城の目は泳いだ。玲奈は口のはしに笑みを浮かべて築城を見下すように見た。まるで地獄の玉座に座る悪魔のように。
「もう、そんなことでショック受けたりしませんよ。慣れてますし。先生のことむかつくし、嫌いだけど…これからも私の言うとおりにしてくれれば、ご褒美も考えるよ」
「…ごほうび」
玲奈はその小さい顔を少し傾けた。
「そうですねぇ…ちゃんと奨学金の申請が通ったら、先生と一晩一緒に過ごしてあげてもいいですよ」
「ほ…本当か」
「一緒に過ごすだけですよ。ヤるのは嫌。でも先生がしてっていうなら…」
玲奈は靴のまま、そっと足を築城の足の間にあてた。
「いじめてあげても、いいよ?」
…断れるはずが、なかった。
0
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーレムです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜
具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」
居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。
幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。
そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。
しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。
そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。
盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。
※表紙はAIです
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる