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#1 始まり
しおりを挟む「僕は強くなりたい」と僕は思っていた。とても幼い時から…
「ねぇ~、おじーちゃん僕はいつになったら魔法が使えるようになるのー?」
「いつか、使えるようになるさ、お前はまだ4歳じゃないか、ジーク」
「そーだけどさー、おじーちゃんはもっと早く魔法が使えるようになったんでしょー?」
「ちっと早いだけじゃ、そんな焦らんでええんじゃ」
ここはドレクという町外れにある一軒の小屋。どこにでもいるような平和な家族が住んでいた。この物語の主人公ジーク.ドレイク、ジークのおじいさんサジ.ドレイクの2人だ。ジークの父と母はジークが2歳の時に何も言わず出て行った。だからジークはおじいさんと2人暮らしだ。
「もういいよ!外行ってくる」
「そーか、遊んでこい」
おじいさんがため息をつきながら言った。
ジークは近くの少し広くなっている草原に来た。ここは町外れにいる子供達の遊び場だ。
「おーいみんな~、一緒に遊ぼー」
ジークは楽しそうに広場にいる子供達に声をかけた。
「おい、エレンあいつがきたぞ」
男の子たち4人グループの1人がエレンという男の子にジークがきたことを伝えた。
「よぉ~、ジークよくきたなぁ」
「あ、エレンこんにちは!」
元気な声で挨拶するジーク。
「ふっ、お前はいつも元気そーだな、魔法もまだ出てねーのに」
「おいエレンそんなこと言ってやるな、笑いが止まらん」
「はぁはははは」
みんなが大きな声で大笑いをする。
「僕にだっていつか出るさ、そしたらお前たちを見返してやる!!」
「誰を見返すって?ジーク」
怒りっぽい低い声でエレンが言った。
「例え、お前に魔法が使えたとしてもな、俺の魔法にはかなわねーよ!あーーっはははっは」
エレンが大きな高笑いをしながら手から大きな炎を出した。
「これが俺の力さ!」
ボォ~と広がる炎はまるで不死鳥のように見えた。みんなは顔が少しこわばっているような気がしたがジークは違った。
「なんて、綺麗なんだ」
ジークは目を輝かせながら言った。
「綺麗?おかしなこと言う奴だぜ」
ドスッと鈍い音がなった。
「さー帰ろーぜ、みんな」
「ぐはっぁ」
ジークの腹を蹴ったのだ、なぜかって?それはみんなもわかっている人もいると思うが、彼は魔法を使えないことでいじめられているのだ。
「くそ~、何もできない、僕は何も、絶対に僕は強くなる、魔法なんかなくたって強くなってやるーーー!!!!!」
ここからジークの物語が始まった。
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