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二股していた婚約者にキレられた話
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「すまない、僕は君以外の女性に愛を囁いていたんだ……!」
え、今更そんなことを言われても……当然知っていますよ?
婚約者の動向ぐらい把握していて当たり前ではありませんか。
貴族同士の婚約なのですし、両家以外にも家の付き合いというものはありますからね。
貴方がうつつを抜かしているのは伯爵家の令嬢ですね。
良ければ婚約を破棄して、そちらの女性と結ばれれば如何です?
「ど、どうしてそんなことを言うんだ! 僕のことを愛してないのか!」
愛してないですよ。家のために仕方なく、という感じです。
伯爵家の令嬢も、恐らくそうなのでは? 貴方の家は割と優良物件ですし。
いや、キレられても困るんですけど……って、もう話を聞いてないですね、コレは。
その後、怒りくるった婚約者は彼の護衛によって取り押さえられました。
私の家と彼の家は正式に婚約を解消しまして、もうしばらくのんびりと過ごすことになりそうです。
元婚約者の彼については伯爵令嬢と結ばれることなく、今も家で教育中とのことですよ。
え、今更そんなことを言われても……当然知っていますよ?
婚約者の動向ぐらい把握していて当たり前ではありませんか。
貴族同士の婚約なのですし、両家以外にも家の付き合いというものはありますからね。
貴方がうつつを抜かしているのは伯爵家の令嬢ですね。
良ければ婚約を破棄して、そちらの女性と結ばれれば如何です?
「ど、どうしてそんなことを言うんだ! 僕のことを愛してないのか!」
愛してないですよ。家のために仕方なく、という感じです。
伯爵家の令嬢も、恐らくそうなのでは? 貴方の家は割と優良物件ですし。
いや、キレられても困るんですけど……って、もう話を聞いてないですね、コレは。
その後、怒りくるった婚約者は彼の護衛によって取り押さえられました。
私の家と彼の家は正式に婚約を解消しまして、もうしばらくのんびりと過ごすことになりそうです。
元婚約者の彼については伯爵令嬢と結ばれることなく、今も家で教育中とのことですよ。
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