113 / 124
秋の桜海祭編
体育祭ー午後のスタート②
しおりを挟むまさかぶつかった相手が勢也君だったとは。
勢也君は何も言わないけど怒ってないよね?
不注意でぶつかった私が完全に悪いから怒られても何も言えないが……。
「ごめんね、完全によそ見してた。」
「………ふっ。」
(……………!?)
今もしかして笑われた?
「相変わらずドジなんだなお前は。あの時は変な所にキーホルダー引っ掛けてたし。」
「あの時?」
あ、夏の合宿の時か。
「いや、あれはたまたま………。」
そうあの時は不注意でつまずいて………。
って私って以外とドジなのか?
「ふーん、まぁいいや。ずっとお前と話してたらアイツに何言われるか分からないし、じゃあな。」
「『アイツ』って松白君のこと?」
「じゃなかったら他に誰がいるんだよ。」
そうか松白君と勢也君は今勝負してて、勢也君はいってしまえば敵なんだ。
私もあまりヘラヘラ喋ってたら松白君に怒られるかもしれないな。
「勝負のこと気にしてんのか?、いっとくけどアイツがどれだけ疲れていようが最後の勝負も手加減なんてしないからな。」
「望むところよ、最後も絶対に負けないから。」
「ふっ、お前はアイツのなんなんだよ。」
最後にそれだけ言って勢也君は自分達のテントに帰っていった。
(………最後のセリフ、私が言う事ではなかったかな。)
でも、気持ちは一緒に戦ってるつもりなんだ。問題ない。
そして、体育祭は時間が経過していきいよいよ最後の大勝負「ブロック別対抗リレー」が始まろうとしていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる