口が悪くてスミマセン。

osho

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秋の桜海祭編

体育祭ーブロック別対抗リレーを終えて

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「はぁはぁ、………つっかれた。」






ゴールした松白君は流石に息が上がって疲れていた。








「くっそ、お前速すぎんだろ。」






勢也君はとても悔しそうにしている。









パチパチパチ!






「「二人共かっこ良かったぞー!」」







「「お疲れ様ー!」」






グラウンド中から惜しみ無い拍手と声援が送られる。





熱い試合をしてくれた二人への感謝と、お疲れ様の意味を込めて。








今日のMVPは間違いなく松白君と、勢也君だろう。







それほどまでに今日の彼らは輝いていた。









そして遅れて三位、四位とみんなゴールしていく。






全員がゴールしてしまい、競技終了の合図が告げられた。








最後のブロック別対抗リレーの私達の順位は一位と三位。











つまり……………。












「「優勝だーーー!」」






白軍のテントは大騒ぎ。






みんなはしゃいで騒いでいる。






そして記録から帰って来た今日のヒーローの松白君はみんなから称賛の嵐だ。たくさんの人達が松白君に話しかけている。










(流石だったな松白君は。)







本当にカッコいいや。





私達のあの作戦は結局役に立ったのか分からないけど力になれてたらいいな。






私は松白君がいる方向とは逆を振り返り歩いていく。









「さくら、松白君に声をかけてあげなくていいの?」





吹雪が隣にきて話しかける。








「うん。後からでも声をかけるよ。」






今の彼はみんなのヒーローだ。





そんな彼とゆっくり話すには後からがいいだろう。







それに、今は他の人達と過ごしたいだろうし。















「そうか、じゃあ俺が今から話しかけるよ。」







「わっ!松白君!!」







いつの間にか松白君が人混みを抜けてすぐ隣に来ていた。




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