口が悪くてスミマセン。

osho

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秋の桜海祭編

カフェの準備

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早いことに桜海祭までいよいよ一週間をきり、校内は桜海祭に向けての準備で大忙しである。









「ここをこうした方が良いんじゃない?」








「テーブルクロスみたいなのも欲しいかな。」








「看板も作りたいね。」










私達のクラスも『カフェ』を開くために、試作、役割分担、配置などを決める準備で大変だ。















「みんなー、衣装借りてきたよー。」










ドアを開いた人の方を皆が注目する。








演劇部から衣装を数着借りてきてようだ。









今日はその試着を兼ねて着る人を選ぶらしい。













(………て、すごっ。)








演劇部から借りてきたものだから当たり前かもしれないが、 その人が持ってきた衣装は中々に個性的なものであった。









中世のヨーロッパの人が着てそうな服に海賊の服、赤ずきんちゃんっぽい服に挙げ句の果てにはメイド服もある。











(でも、着るのは恥ずかしいからあまり着たくないなぁ。)













「ねぇねぇさくら!可愛い服がいっぱいあるよ。」








吹雪のテンションが高い。










私と違って吹雪は着てみたいという感じだった。



















しかしどうやって着る人を選ぶのだろうか…………。













「借りれた着数的に2班分か………、よーし、くじを引くぞ。」









準備がいいことにくじを用意してあり、それで決めるようだ。












「3班!と……………。」









どうやら2班のうち一つは私達と違う班のところだった。









(じゃあ後は5分の1だし私達6班になることもないかな…………。)
















「6班!」











え?












「やったーーー。」








吹雪は大喜びだ。










どうやら聞き間違いではないようだ。







私達6班も選ばれてしまったらしい。








くじ運がいいのか悪いのか分からないが私も何か着なくてはいけなくなってしまった。







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