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終章・二人のこれから

87☆愛し合う

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「指が食べられちゃいそう。」
嬉しそうに笑いながら、空いた手で大きくなった自身を取り出し、膣から引き抜いた指を塗りつけた。
快感で高まった体は、早くもソーヴィが欲しいと疼いている。
「物欲しそうな顔してるね、そんなにコレが欲しい?」
ニヤーッと笑っていても、 かっこよくて意味分かんない。
「入れて…早くう…奥までいっぱいにして。」
「…はー…やば…淫乱なアユリ可愛すぎでしょ。反則。」
こっちだって!
お尻を鷲掴みされ、パカっと開かれる。
「はあ…トロトロだね。ほら、俺のがすぐヌルヌルでびしょびしょ。」
 「んやあっ!」
入れると思わせて、ズリズリと足の間を擦る。ぴちゃ、ぬちゃ、と愛液の絡まる音がした。
そのまま何往復もされて腰が揺れる。
「ソーヴィ…入れて…お願い。」
「くう…可愛い!仕方ないなあ。」
大きく張った先をぶちゅっと差し込まれ、奥まで一気に貫かれた。
「うあっ…ふぅ…うう…」
「アユリの中、とろとろでぐにゅぐにゅで、すっごく絡んでくる…気持ちいい…」
お尻を撫でられると、肌が粟立つ。
しばらくそのままジッとして、馴染んでからゆっくりと動き出した。
じわじわと広がる甘い痺れが指先まで到達して、今は全身どこを触られても気持ちいい。
ソーヴィの指先がお尻や背中を踊るように動き、的確に私の弱いところを刺激した。
「ああっ…気持ちいい…ううっ…」
ずちゅずちゅ慣らすように全体を擦ってから、奥を抉り、またゆるく擦りつつ抉られる。
「締め付けがすごい…俺の子ども部屋で、こんなことできると思わなかったな。エロ過ぎる。」
「…ソーヴィの発想がえっち。」
「アユリが可愛いからだよ、ほら。」
弱いところを先でゴリゴリと押されて、お尻が上がっていく。
「ああっん!」
「反応が可愛すぎる。」
途端、動きが速くなって最奥までガンガン突き出した。
「やあっ、あっ、激しいよお!」
「激しくしてるの。もう止まんないよ、こんな気持ちいいの、無理。」
腰をガシッと掴まれて固定され、どんどん昂まっていく快感が突き抜けそうなほど、揺すられ擦られる。
膣がきゅうきゅうとソーヴィを締め付けて離さない。
「あっああっ…いっちゃ…いっちゃう…」
「いってよ…俺も…出そう。」
奥がキュンキュンして一際強く締まると、あっという間に体中を駆け巡る快感に身を投げた。
「ああっ!やあああ!」
「…うっ!」
お腹の奥で熱が広がり、ソーヴィの愛を受け止めた。
出し切るまで何度か動き、そして引き抜かれた。
中から一緒に液体が漏れ出す。
「ドレスが汚れちゃうから、一回にしておこうか。」
「…ソーヴィ、魔法使えるじゃん。私の中から出てくるソーヴィの…えっちな液体、どうにかできるでしょ。」
振り向いて見上げると、片手で顔を押さえていた。
「…今、可愛さと感動を噛み締めてるところ。」
えっ?どういうこと?
手で隠れていない唇が、ニマニマと緩んでいる。
「そうだよね、俺、魔法使えるもんね。まだ時間もあるし…可愛い奥さんがおねだりしてくれるし…あと5回くらいは連続でできそう。」
多過ぎる!それは私の体力が保たない!
「いや、1回でいいです。」
「いやいや、リクエストにお応えするには、まだ俺の愛の量が足りないと思うんだよね。」
早くも回復したソーヴィの大きなものが、ずぷりと中に入ってきた。
「んひゃあっ!」
「夜まで時間あるから、それまでいちゃいちゃしてようね。」
「ああっ、死んじゃうう!」
絶え間なく襲う快感に、すぐに堕ちてしまうのは、言うまでもない。


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