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2章 東日本県大会編
スプリングフィールド2
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ぼくたちの前に見えたのは緑の光景。
とはいっても自然ではなく人によって作られた
とても細長い縦長の直方体だった。
「これって・・・カラクショだよな?」
「そのはず、それ以外置いてはいけないから」
一応ルールでプールみたいな設備をのぞいて
グラウンドはカラークッションだけとなっている。
だけど色については決まっていない。
着色はあくまでもかけひきな障害物のためで、
分かりやすくしているだけ。
配置は以下のようになっている。
――――――――――――――――――――――――――
■
A■ ■
清青 ■■ ■■B■■ ■ 草壁
■ ■ ■■ ■■ ■C
■
――――――――――――――――――――――――――
「なんつうか、中央より」
「せまい、んで高い」
タケルとヤスケの同時感想。
ブロックはコート中心に多く高く集まっていた。
登るにしてもそうとうのジャンプ力がいる。
というか、大会なのに仕様が地元特化っておかしいと
だれでも思っている。
木に留まっている青い鳥にも試されているんだろう。
とにかくこれをのりこえなければならないようだ。
小声でスイリュウに聞く。
「「スイリュウ、上に行けそうか?」」
「一部の場所くらいなら。でも、すぐは危険そう」
ただ、AとCは低めのところにある。
そこらもP取りを考えるべきだろう。
デルタ先生も言う。
「じょうきょうは向こうが有利、
立地からのせられずに動くように」
「はい!」
意味は見たまま試合をするなという。
ここはトウキョウからはなれた場所。
なれない所ではっきするための練習だから。
そこにコトミの後おし。
「ま、練習してきたことやりなさいよ!」
「そのつもり」
マネージャーとしての助言は正しいだろう。
彼女はそのためにいるから、そうしないといけない。
たとえムチャな条件でもいどむ。
キャンプでウォーターガンのグリップを一度にぎる。
プゥゥゥゥン
開始の音がなる、大会からは笛じゃなく公式音。
とりあえずメンバーたちは輪のように広がって
タケルは中心部に目を向ける。
(どうせあいつら、中央を優先するだろ。
おとくいなポジションでこんなコートだから)
あんまり様子見しすぎてもジリ貧する。
みんなはああ言ってても少しくらいなら、
真っ先に中心のBに向かう。
まだすがたは見えない、出会いがしらにショットねらいで
ダッシュすると。
「おっほほおおおおおおぉぉぉぉぉ!」
「そこか!」
いきなり声をあげてきた。
すぐに位置を見つけてショット。
プププププシュッ
「タケル君、ビート!」
「な!?」
あっけなくビートされてしまった。
うたれたのは相手からじゃなく横からで、
つい音がした方に意識してしまう。
「クソっ!」
ウィーン
リフターでキャンプにもどる。
同じく3人ほどビートされて足を止めていく。
出鼻をくじかれて暗い顔をしながらコートを見た。
「「どくとくすぎるよね・・・」」
県大会の初出でこれじゃ先も不安。
ただそれだけなら良いけど、変なものを見せられてたら
調子も悪くなってしまいがち。
キャンプで見ていたタケルが言う。
「なにさけんでんだアイツら・・・?」
一方、Aを取りにスイリュウは4人がかりで対応。
いきなりBには行けないのでA、Cからせめる。
しかし、事はそううまくいかない。
フッ ププシュッ
「もおんっ!?」
いっしゅんかかんですぐショット、1人ビート。
うちあいそのものは大した差はない。
そこはまだしも、相手のやっている事が気になる。
「おーっ、ほほほぉ!」
「ほろろろろろぉ!」
「・・・・・・」
あらゆる所でみょうなおたけびを出す異様な光景。
でも、そんなおちょくりで試合なんておかしい。
一方だけを見ずにパターンを確かめる。
むやみに発声しているわけでもない?
今までだまっていたスイリュウが声を上げた。
「オトリだ」
とはいっても自然ではなく人によって作られた
とても細長い縦長の直方体だった。
「これって・・・カラクショだよな?」
「そのはず、それ以外置いてはいけないから」
一応ルールでプールみたいな設備をのぞいて
グラウンドはカラークッションだけとなっている。
だけど色については決まっていない。
着色はあくまでもかけひきな障害物のためで、
分かりやすくしているだけ。
配置は以下のようになっている。
――――――――――――――――――――――――――
■
A■ ■
清青 ■■ ■■B■■ ■ 草壁
■ ■ ■■ ■■ ■C
■
――――――――――――――――――――――――――
「なんつうか、中央より」
「せまい、んで高い」
タケルとヤスケの同時感想。
ブロックはコート中心に多く高く集まっていた。
登るにしてもそうとうのジャンプ力がいる。
というか、大会なのに仕様が地元特化っておかしいと
だれでも思っている。
木に留まっている青い鳥にも試されているんだろう。
とにかくこれをのりこえなければならないようだ。
小声でスイリュウに聞く。
「「スイリュウ、上に行けそうか?」」
「一部の場所くらいなら。でも、すぐは危険そう」
ただ、AとCは低めのところにある。
そこらもP取りを考えるべきだろう。
デルタ先生も言う。
「じょうきょうは向こうが有利、
立地からのせられずに動くように」
「はい!」
意味は見たまま試合をするなという。
ここはトウキョウからはなれた場所。
なれない所ではっきするための練習だから。
そこにコトミの後おし。
「ま、練習してきたことやりなさいよ!」
「そのつもり」
マネージャーとしての助言は正しいだろう。
彼女はそのためにいるから、そうしないといけない。
たとえムチャな条件でもいどむ。
キャンプでウォーターガンのグリップを一度にぎる。
プゥゥゥゥン
開始の音がなる、大会からは笛じゃなく公式音。
とりあえずメンバーたちは輪のように広がって
タケルは中心部に目を向ける。
(どうせあいつら、中央を優先するだろ。
おとくいなポジションでこんなコートだから)
あんまり様子見しすぎてもジリ貧する。
みんなはああ言ってても少しくらいなら、
真っ先に中心のBに向かう。
まだすがたは見えない、出会いがしらにショットねらいで
ダッシュすると。
「おっほほおおおおおおぉぉぉぉぉ!」
「そこか!」
いきなり声をあげてきた。
すぐに位置を見つけてショット。
プププププシュッ
「タケル君、ビート!」
「な!?」
あっけなくビートされてしまった。
うたれたのは相手からじゃなく横からで、
つい音がした方に意識してしまう。
「クソっ!」
ウィーン
リフターでキャンプにもどる。
同じく3人ほどビートされて足を止めていく。
出鼻をくじかれて暗い顔をしながらコートを見た。
「「どくとくすぎるよね・・・」」
県大会の初出でこれじゃ先も不安。
ただそれだけなら良いけど、変なものを見せられてたら
調子も悪くなってしまいがち。
キャンプで見ていたタケルが言う。
「なにさけんでんだアイツら・・・?」
一方、Aを取りにスイリュウは4人がかりで対応。
いきなりBには行けないのでA、Cからせめる。
しかし、事はそううまくいかない。
フッ ププシュッ
「もおんっ!?」
いっしゅんかかんですぐショット、1人ビート。
うちあいそのものは大した差はない。
そこはまだしも、相手のやっている事が気になる。
「おーっ、ほほほぉ!」
「ほろろろろろぉ!」
「・・・・・・」
あらゆる所でみょうなおたけびを出す異様な光景。
でも、そんなおちょくりで試合なんておかしい。
一方だけを見ずにパターンを確かめる。
むやみに発声しているわけでもない?
今までだまっていたスイリュウが声を上げた。
「オトリだ」
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