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最終部:領主であること
でも引っ越さない
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俺自身が領地のほうに常にいさせると決めた使用人はごく一部だ。少し前に王都とエウロードの使用人たちに顔合わせをさせた。その際に誰をどちらで働かせるかをダヴィドたちに決めさせることにした。
とりあえずダヴィドは王都専属、エルネストはエウロード専属と決まった。王都の方はセリアが正式に家政婦長になって王都専属に決まった。
少し特殊なのがデジレとキトリーだ。この二人はスティルルームメイドだが、元々は当時修道院長だった母さんからエミリアの護衛を任されていた。二人には交互に王都とエウロードを行き来し、王都の屋敷にいる間はスティルルームメイドをし、エウロードの屋敷にいる間は家政婦長を任せることにした。その下にはクラリスが付き、まだ若いメイドたちのまとめ役をしてもらう。いずれはエウロードで家政婦長をしてもらう予定だ。
「毎日覚えることがいっぱいで大変です」
クラリスが疲れた顔をしている。
「立場にはそれに応じた苦労もあるということだ」
「苦労する甲斐はありますか?」
「あるぞ。こうやって真面目に働いていれば。ほれ」
「これは?」
俺は小さな包みをクラリスに手渡した。
「王都の商会で今年から売り始めた新作だ」
「新作ですか。すごい香りです!」
「カヌレという焼き菓子だ。その香りはバニラという植物から取り出したものだ」
カヌレはボルドーの焼き菓子。ラム酒を使っていないので厳密には違うかもしれないけど、カヌレということにしておこう。
バニラはこのあたりの山の近くにあった。だが誰もこの香りになるとは気づいていない。発酵させないとあの香りは出ないからだ。細長い豆のサヤのようなものを収穫して乾燥と発酵を繰り返す。これによっていわゆるバニラビーンズになる。そこから成分を抽出して初めて香料としてのバニラができる。それをイネスとエステルに任せた。
「それでこれは?」
「土産だ。この屋敷で食べるのはお前が初めてになる。ここで休憩したらどうだ?」
「いいんですか?」
「ああ。俺がいいと言ったらいい。こういう役得もたまにはあるぞ。毎回じゃないけどな」
やはり女性には甘いものだろう。そしてバニラが完成したのでこれで香料の種類も増えた。でもバニラって強すぎると頭が痛くなる。夜の商売をしていた俺が口にするのもおかしいけどな。
◆◆◆
上級使用人は職場を固定、下級使用人は交代勤務。そうはいっても門衛や御者や馬番はそれぞれに必要だ。訪問者の顔を覚える必要もあるので固定にした。家畜も置いていくのでミルクメイドも残ることになる。庭師や菜園管理者も残留だ。王都で自宅通いの場合も基本は固定にする。そうなると交代で働くのはハウスメイドとキッチンメイドを中心にしてごく一部ということになった。その際に俺三人体制にすることにしたが、移動の俺に誰が同行するかで少しもめているそうだ。
王都の屋敷とエウロードの屋敷を異空間を使ってショートカットすれば楽だ。でも貴族として移動中に金を落とすことも仕事なのは間違いない。俺と仲良くしたい貴族は俺を接待する。そうするとそこで一泊なり二泊なりすることになるので、領地でそれなりの金を落としていくことになる。俺からしても、領地の経営をうまくやろうと思えば途中の貴族と仲良くしておく必要がある。
そういうことで俺の一人は馬車でエウロードまで向かうことになるが、移動中の俺と誰が一緒に馬車に乗るか。そんなところまでどうするかを決めるらしい。
「それも以前は私でしたが」
ジゼルはそう言う。でも妻の一人になったので、さすがにもうメイドはさせられない。そういうわけで、近日中にエウロードに向かう俺に誰が同行するか、話し合いが続いていたらしい。ところが当日になると意外な人物が同乗することになった。
「料理の勉強をさせていただきたく」
「いいけどな」
レストランをする予定のサンドラだった。彼女は元修道女だ。そしてサンドラだけでなく、アリエルとローズという元修道女が二人、合計三人が俺と一緒にエウロードに向かうことになった。途中で俺から料理を教わりたいそうだ。異空間の特別室を使えばいい。あ、するのは料理だけだぞ。
◆◆◆
王都の屋敷は当然そのままにして、一部が新しくできたラヴァル公爵領に引っ越すことになった。そこは少し前までは子爵領だったけど、その前はどこかの伯爵の領地だったそうなので広さはそこそこある。むしろ子爵領としては広い。それは当然だ。ここより南には貴族の領地はないからだ。広げようと思えば南にいくらでも広げられる。
この大陸はほんの少し横に長い円形で、時計に見立てると一〇時から二時がフレージュ王国の領土だ。北のフレージュ王国と南のクロド王国は東西の二国よりもやや広い。
そして大陸の中央に四つの山がある。山の頂上を線で結ぶと、少し潰れた寛永通宝のようになる。寛永通宝の穴の左上の角から少し右側にラヴァル公爵領はある。ずっと東に進むと北東の山の方にもダンジョンがある。二つの山のフレージュ王国側だけで合計一五のダンジョンがある。そのうち二つがうちの領地にある。きちんと管理ができれば一定の収入は確保できるはずだ。
領内のそれぞれの町は王都から役人や兵士たちが向かい、しっかりと下処理をしてくれたそうだ。下処理、つまり子爵の家族やその影響下にある者たちを強制的に排除することだ。封建社会は怖いなー。
でも貴族は領地を経営できてこそ貴族だろう。ダンジョンを放ったらかしにして暴走が頻発するようでは管理できていないということになる。しかも領民のことを何も考えていないやり方に、さすがにアドニス王もキレた。ルニエ子爵を降爵か奪爵にすると言っていたけど、最終的には奪爵になった。
この話が広がればダンジョンの管理をきちんとしようとする貴族が増えると思うけど、そもそも適当にやっている者はほとんどいないそうだ。でも真面目にやっていても五年に一度くらいは暴走は起きてしまう。それは仕方がないと思われている。
ダンジョンが増えてしまって大変なのは分かるけど、暴走が起きれば勝手に魔物が出てくるから普段から魔物を減らす必要はないってのは領主として問題があるだろう。セレンの町もいい迷惑だったようだ。代官は息子だからアレだったけど。
そういうわけで今後は俺が領主としてきちんと金を払って冒険者を勧誘してダンジョンの底まで定期的に潜ってもらうことになる。そういう基本的なところをケチっちゃダメだな。人望というのは築き上げるのには時間がかかって崩れるのは一瞬だ。貴族なら多少人望がなくても権力で押さえつけられるとは思うけど、そうなったらもうお終いだ。
とりあえずダヴィドは王都専属、エルネストはエウロード専属と決まった。王都の方はセリアが正式に家政婦長になって王都専属に決まった。
少し特殊なのがデジレとキトリーだ。この二人はスティルルームメイドだが、元々は当時修道院長だった母さんからエミリアの護衛を任されていた。二人には交互に王都とエウロードを行き来し、王都の屋敷にいる間はスティルルームメイドをし、エウロードの屋敷にいる間は家政婦長を任せることにした。その下にはクラリスが付き、まだ若いメイドたちのまとめ役をしてもらう。いずれはエウロードで家政婦長をしてもらう予定だ。
「毎日覚えることがいっぱいで大変です」
クラリスが疲れた顔をしている。
「立場にはそれに応じた苦労もあるということだ」
「苦労する甲斐はありますか?」
「あるぞ。こうやって真面目に働いていれば。ほれ」
「これは?」
俺は小さな包みをクラリスに手渡した。
「王都の商会で今年から売り始めた新作だ」
「新作ですか。すごい香りです!」
「カヌレという焼き菓子だ。その香りはバニラという植物から取り出したものだ」
カヌレはボルドーの焼き菓子。ラム酒を使っていないので厳密には違うかもしれないけど、カヌレということにしておこう。
バニラはこのあたりの山の近くにあった。だが誰もこの香りになるとは気づいていない。発酵させないとあの香りは出ないからだ。細長い豆のサヤのようなものを収穫して乾燥と発酵を繰り返す。これによっていわゆるバニラビーンズになる。そこから成分を抽出して初めて香料としてのバニラができる。それをイネスとエステルに任せた。
「それでこれは?」
「土産だ。この屋敷で食べるのはお前が初めてになる。ここで休憩したらどうだ?」
「いいんですか?」
「ああ。俺がいいと言ったらいい。こういう役得もたまにはあるぞ。毎回じゃないけどな」
やはり女性には甘いものだろう。そしてバニラが完成したのでこれで香料の種類も増えた。でもバニラって強すぎると頭が痛くなる。夜の商売をしていた俺が口にするのもおかしいけどな。
◆◆◆
上級使用人は職場を固定、下級使用人は交代勤務。そうはいっても門衛や御者や馬番はそれぞれに必要だ。訪問者の顔を覚える必要もあるので固定にした。家畜も置いていくのでミルクメイドも残ることになる。庭師や菜園管理者も残留だ。王都で自宅通いの場合も基本は固定にする。そうなると交代で働くのはハウスメイドとキッチンメイドを中心にしてごく一部ということになった。その際に俺三人体制にすることにしたが、移動の俺に誰が同行するかで少しもめているそうだ。
王都の屋敷とエウロードの屋敷を異空間を使ってショートカットすれば楽だ。でも貴族として移動中に金を落とすことも仕事なのは間違いない。俺と仲良くしたい貴族は俺を接待する。そうするとそこで一泊なり二泊なりすることになるので、領地でそれなりの金を落としていくことになる。俺からしても、領地の経営をうまくやろうと思えば途中の貴族と仲良くしておく必要がある。
そういうことで俺の一人は馬車でエウロードまで向かうことになるが、移動中の俺と誰が一緒に馬車に乗るか。そんなところまでどうするかを決めるらしい。
「それも以前は私でしたが」
ジゼルはそう言う。でも妻の一人になったので、さすがにもうメイドはさせられない。そういうわけで、近日中にエウロードに向かう俺に誰が同行するか、話し合いが続いていたらしい。ところが当日になると意外な人物が同乗することになった。
「料理の勉強をさせていただきたく」
「いいけどな」
レストランをする予定のサンドラだった。彼女は元修道女だ。そしてサンドラだけでなく、アリエルとローズという元修道女が二人、合計三人が俺と一緒にエウロードに向かうことになった。途中で俺から料理を教わりたいそうだ。異空間の特別室を使えばいい。あ、するのは料理だけだぞ。
◆◆◆
王都の屋敷は当然そのままにして、一部が新しくできたラヴァル公爵領に引っ越すことになった。そこは少し前までは子爵領だったけど、その前はどこかの伯爵の領地だったそうなので広さはそこそこある。むしろ子爵領としては広い。それは当然だ。ここより南には貴族の領地はないからだ。広げようと思えば南にいくらでも広げられる。
この大陸はほんの少し横に長い円形で、時計に見立てると一〇時から二時がフレージュ王国の領土だ。北のフレージュ王国と南のクロド王国は東西の二国よりもやや広い。
そして大陸の中央に四つの山がある。山の頂上を線で結ぶと、少し潰れた寛永通宝のようになる。寛永通宝の穴の左上の角から少し右側にラヴァル公爵領はある。ずっと東に進むと北東の山の方にもダンジョンがある。二つの山のフレージュ王国側だけで合計一五のダンジョンがある。そのうち二つがうちの領地にある。きちんと管理ができれば一定の収入は確保できるはずだ。
領内のそれぞれの町は王都から役人や兵士たちが向かい、しっかりと下処理をしてくれたそうだ。下処理、つまり子爵の家族やその影響下にある者たちを強制的に排除することだ。封建社会は怖いなー。
でも貴族は領地を経営できてこそ貴族だろう。ダンジョンを放ったらかしにして暴走が頻発するようでは管理できていないということになる。しかも領民のことを何も考えていないやり方に、さすがにアドニス王もキレた。ルニエ子爵を降爵か奪爵にすると言っていたけど、最終的には奪爵になった。
この話が広がればダンジョンの管理をきちんとしようとする貴族が増えると思うけど、そもそも適当にやっている者はほとんどいないそうだ。でも真面目にやっていても五年に一度くらいは暴走は起きてしまう。それは仕方がないと思われている。
ダンジョンが増えてしまって大変なのは分かるけど、暴走が起きれば勝手に魔物が出てくるから普段から魔物を減らす必要はないってのは領主として問題があるだろう。セレンの町もいい迷惑だったようだ。代官は息子だからアレだったけど。
そういうわけで今後は俺が領主としてきちんと金を払って冒険者を勧誘してダンジョンの底まで定期的に潜ってもらうことになる。そういう基本的なところをケチっちゃダメだな。人望というのは築き上げるのには時間がかかって崩れるのは一瞬だ。貴族なら多少人望がなくても権力で押さえつけられるとは思うけど、そうなったらもうお終いだ。
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