247 / 273
第十六部:領主になること
領地の使用人たちとの顔合わせ(一)
しおりを挟む
「他にはワインだな。これはショムニーのヴィクトリーヌ醸造所と提携してやっていきたい」
「提携でございますか?」
「そうだ。あの醸造所は俺が知っている中で一番いい。この領地でもワインが作られているが、もう一段階二段階上を目指せるはずだ」
俺はヴィクトリーヌ醸造所の赤ワインを取り出してグラスに注いだ。
「試してみてくれ」
「では頂戴いたします」
エルネストは香りを確認してから一口含むと、一つ頷いた。
「たしかに美味しゅうございますね」
「そこからもう一段階上がればここまで辿り着けるはずなんだ」
俺は日本の赤ワインをエルネストに勧めた。一番安いやつだ。すると口に含んだ瞬間に眉毛が動いた。
「こ、これはまたスッキリしているのに懐が深いと言いますか……」
「何が違うかはヴィクトリーヌ醸造所には伝えている。最後に口にしたワインの作り方でやったらどうなるか、今年のブドウで作ってもらうことになっている。そのノウハウをこっちでも試したい。今年はもう無理だが、来年には可能だろう」
「急に色々なことが変わりそうですね」
「そうか? 気になるところがあっても、すぐに変えられるわけではないな。変化が大きすぎると誰も付いてこない」
「では麦やワインはどういうことでございますか?」
麦とワイン。パンとワインとは関係ないけど、どちらも暮らしに必要なものだ。ワインは貴族だけじゃなくて庶民も口にする。そして出来の悪いワインは安価で売ったり、そのまま発酵させて酢にしたりする。
酢があれば食材を漬け込んで長持ちさせることができる。実はワインは庶民の生活にもある程度は必要なものだ。
「俺の知っている言葉に『衣食足りて礼節を知る』というものがある。元は『倉廩実ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱を知る』という言葉だ。人は倉庫がいっぱいになるほどの収穫物があって初めて礼儀をわきまえるようになり、衣食が十分にあってこそ何が名誉で何が恥かを理解できるものだと」
「食料が十分でないと他人のものを盗む。盗むことを恥だと思うような考えにすら至らない。そういうことですね?」
「そうだ。俺はどんどん娯楽を与えようとか金をばら撒いて喜ばそうとか、そういうことを考えているわけではない。そのような与えられた幸福は、与えられなくなった瞬間に恨みに変わる」
何でも与えられて全く生活に困らない状態。それが当たり前になれば、何か一つでも与えられないだけで不満を持つようになる。チヤホヤされて育った結果、少しでも不満があると癇癪を起こす。それと近い。そうならないためには真面目に働き、働けばそれだけ豊かになれる、それを伝えることだ。
これまでは働きたくても場所がなかった。その場所を与えるだけでも変わるだろう。それが麦畑や田んぼだ。
正直なところ、よくこれまで問題にならなかったなと思う。社会政策大臣を経験してからは国を見る目がたしかに変わった。最初にこの国に来た時、国王よりも上だと言われてふんぞり返っていたら、いずれとんでもない暴動にでも巻き込まれたかもしれない。
◆◆◆
今日は特例ということにして、使用人たちと一緒に食事をすることにした。門番たちにも門を閉めさせ、小ホールに俺とララとロラの三人、そしてエルネスト以下一八人の使用人たちが揃った。荷運びの少年が二人、馬番の夫婦、歳を取った門番が五人、まだ若いメイド長が一人、そしてそれよりも若いメイドが七人。偏りすぎだ。
料理はメイドの中で料理が得意だというシビーユとシモーヌという従姉妹の二人と一緒に作った。ここしばらくは二人がみんなの料理を作っていたらしい。手際は悪くないけど、それ以外は全然だった。単なるメイドだったわけだから仕方ないけど。そこで俺は二人に「焼く」と「茹でる」意外に「蒸す」「炒める」「揚げる」「蒸らす」というのを教えた。
「シビーユ、それじゃこれを頼む」
「はい」
俺はシビーユに肉野菜炒め的なものを作らせる。その間に別のものを作ろ——⁉
「ちょっと待て」
「はい?」
「どうして炒めない?」
「炒める、ですか?」
言葉が通じない。いや、炒めたことがないのか?
「炒めるとはこうやって油が回った食材を混ぜながら火を通すことだ」
「そ、そんなことは初めてしました」
「は?」
いや、ビックリしたぞ。フライパンのような浅めの鍋に食材を放り込んだらそのままだった。当たり前だけどそのままにすれば焦げる。
炒めるやり方を見せながら聞いたところ、肉や魚を焼くことはあっても、サッと炒めるようなことはしたことがなかったそうだ。そもそも野菜を炒めた経験がなかった。彼女たちの中では野菜は茹でるもの。茹でで柔らかくなったらお湯を切って皿に盛り、酢をかけて食べる。イギリスだってそこまでひどくないはずだ。
塩やコショウは高いから、領主不在の間は使用人には勝手には使えない。だからほとんど酢だけだった。酢は古くなったワインを置いておけば発酵してできるので一番簡単に手に入る調味料だった。塩はほんの少しだけ。それを聞いた時は危うく涙が出そうだった。
エルネストは王都での暮らしも長いので料理については詳しい。でも郷に入りては郷に従え。地方ではそういうものだと分かっていたので何も言わなかったらしい。
「シモーヌはこれくらいの色になるまで待って、それからこれを使って油から出してくれ」
「分かりました」
シモーヌには揚げ物をさせてみた。その際にはお湯と違ってボコボコ泡が出ないけどお湯よりも高温なことを伝え、けっして顔を近づけないようにと伝えた。
「旦那様、これくらいでいいですか?」
「それで大丈夫だ。そしたらその網の上に乗せる」
「はい、分かりました」
揚げ物があまり一般的ではないから紙を敷くというのはあまりない。だから網に乗せて油を切る。皿にはそのまま盛る。紙はあるけど手紙を書くために使われるもので、揚げ物の油を切るために使うことはほとんどない。パーティーでは使ったけどな。
「提携でございますか?」
「そうだ。あの醸造所は俺が知っている中で一番いい。この領地でもワインが作られているが、もう一段階二段階上を目指せるはずだ」
俺はヴィクトリーヌ醸造所の赤ワインを取り出してグラスに注いだ。
「試してみてくれ」
「では頂戴いたします」
エルネストは香りを確認してから一口含むと、一つ頷いた。
「たしかに美味しゅうございますね」
「そこからもう一段階上がればここまで辿り着けるはずなんだ」
俺は日本の赤ワインをエルネストに勧めた。一番安いやつだ。すると口に含んだ瞬間に眉毛が動いた。
「こ、これはまたスッキリしているのに懐が深いと言いますか……」
「何が違うかはヴィクトリーヌ醸造所には伝えている。最後に口にしたワインの作り方でやったらどうなるか、今年のブドウで作ってもらうことになっている。そのノウハウをこっちでも試したい。今年はもう無理だが、来年には可能だろう」
「急に色々なことが変わりそうですね」
「そうか? 気になるところがあっても、すぐに変えられるわけではないな。変化が大きすぎると誰も付いてこない」
「では麦やワインはどういうことでございますか?」
麦とワイン。パンとワインとは関係ないけど、どちらも暮らしに必要なものだ。ワインは貴族だけじゃなくて庶民も口にする。そして出来の悪いワインは安価で売ったり、そのまま発酵させて酢にしたりする。
酢があれば食材を漬け込んで長持ちさせることができる。実はワインは庶民の生活にもある程度は必要なものだ。
「俺の知っている言葉に『衣食足りて礼節を知る』というものがある。元は『倉廩実ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱を知る』という言葉だ。人は倉庫がいっぱいになるほどの収穫物があって初めて礼儀をわきまえるようになり、衣食が十分にあってこそ何が名誉で何が恥かを理解できるものだと」
「食料が十分でないと他人のものを盗む。盗むことを恥だと思うような考えにすら至らない。そういうことですね?」
「そうだ。俺はどんどん娯楽を与えようとか金をばら撒いて喜ばそうとか、そういうことを考えているわけではない。そのような与えられた幸福は、与えられなくなった瞬間に恨みに変わる」
何でも与えられて全く生活に困らない状態。それが当たり前になれば、何か一つでも与えられないだけで不満を持つようになる。チヤホヤされて育った結果、少しでも不満があると癇癪を起こす。それと近い。そうならないためには真面目に働き、働けばそれだけ豊かになれる、それを伝えることだ。
これまでは働きたくても場所がなかった。その場所を与えるだけでも変わるだろう。それが麦畑や田んぼだ。
正直なところ、よくこれまで問題にならなかったなと思う。社会政策大臣を経験してからは国を見る目がたしかに変わった。最初にこの国に来た時、国王よりも上だと言われてふんぞり返っていたら、いずれとんでもない暴動にでも巻き込まれたかもしれない。
◆◆◆
今日は特例ということにして、使用人たちと一緒に食事をすることにした。門番たちにも門を閉めさせ、小ホールに俺とララとロラの三人、そしてエルネスト以下一八人の使用人たちが揃った。荷運びの少年が二人、馬番の夫婦、歳を取った門番が五人、まだ若いメイド長が一人、そしてそれよりも若いメイドが七人。偏りすぎだ。
料理はメイドの中で料理が得意だというシビーユとシモーヌという従姉妹の二人と一緒に作った。ここしばらくは二人がみんなの料理を作っていたらしい。手際は悪くないけど、それ以外は全然だった。単なるメイドだったわけだから仕方ないけど。そこで俺は二人に「焼く」と「茹でる」意外に「蒸す」「炒める」「揚げる」「蒸らす」というのを教えた。
「シビーユ、それじゃこれを頼む」
「はい」
俺はシビーユに肉野菜炒め的なものを作らせる。その間に別のものを作ろ——⁉
「ちょっと待て」
「はい?」
「どうして炒めない?」
「炒める、ですか?」
言葉が通じない。いや、炒めたことがないのか?
「炒めるとはこうやって油が回った食材を混ぜながら火を通すことだ」
「そ、そんなことは初めてしました」
「は?」
いや、ビックリしたぞ。フライパンのような浅めの鍋に食材を放り込んだらそのままだった。当たり前だけどそのままにすれば焦げる。
炒めるやり方を見せながら聞いたところ、肉や魚を焼くことはあっても、サッと炒めるようなことはしたことがなかったそうだ。そもそも野菜を炒めた経験がなかった。彼女たちの中では野菜は茹でるもの。茹でで柔らかくなったらお湯を切って皿に盛り、酢をかけて食べる。イギリスだってそこまでひどくないはずだ。
塩やコショウは高いから、領主不在の間は使用人には勝手には使えない。だからほとんど酢だけだった。酢は古くなったワインを置いておけば発酵してできるので一番簡単に手に入る調味料だった。塩はほんの少しだけ。それを聞いた時は危うく涙が出そうだった。
エルネストは王都での暮らしも長いので料理については詳しい。でも郷に入りては郷に従え。地方ではそういうものだと分かっていたので何も言わなかったらしい。
「シモーヌはこれくらいの色になるまで待って、それからこれを使って油から出してくれ」
「分かりました」
シモーヌには揚げ物をさせてみた。その際にはお湯と違ってボコボコ泡が出ないけどお湯よりも高温なことを伝え、けっして顔を近づけないようにと伝えた。
「旦那様、これくらいでいいですか?」
「それで大丈夫だ。そしたらその網の上に乗せる」
「はい、分かりました」
揚げ物があまり一般的ではないから紙を敷くというのはあまりない。だから網に乗せて油を切る。皿にはそのまま盛る。紙はあるけど手紙を書くために使われるもので、揚げ物の油を切るために使うことはほとんどない。パーティーでは使ったけどな。
0
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる