262 / 273
最終部:領主であること
農地を広げる
しおりを挟む
以前にエルネストと話していたとおり、農地を増やすために開拓を行っている。
王都とは違い、貴族の領地は町を中心にしてその周辺に村がある形だ。領地の中心は領都エウロードで、ここを中心にして八方向に町が配置されている。そこから外にもいくつもの町があり、それぞれの町の周囲には村がある。商売は町で、農業は村で行うことになっている。
それでこの国が思ったほど豊かでないのは、税のシステムが中途半端だからだ。村の農地が五〇エクレを超えると、税が四倍になる。四倍だぞ、四倍。一〇〇エクレを超えると一六倍、一五〇エクレを超えると六四倍。頭の悪いやり方だ。どう考えても農地を増やさないための税制としか思えない。だから村を分けることにした。
三〇世帯で五〇エクレの農地があるモリニャンという村がある。エルネストがモリニャン村に説明をしに出かけ、すぐ近くに別の村を作って農地を増やすのはどうかと提案した。いきなり新しい農地を作ってもうまく育たないかもしれない。だから今年に関しては収穫量が少なくてもかまわないと伝えている。
結局モリニャンの村人たちには自分たちで結論を出させると、一〇世帯ずつ三つに分かれることに決まった。分かれるとはいっても、一キロくらいのものだ。今のモリニャンはそのままにして、東に東モリニャン村、南に南モリニャン村を作ることになった。他の村でもそのような話は出ていて、すぐには無理だけど順番に農地を広げることになっている。
本来開拓作業というのは長い年月をかけて木を倒し、切り株を抜き、石を取り除き、土を耕し、そうやって行うものだがけど、農地の開拓にはうちのスキュラたちが協力してくれる。彼女たちは重機だからな。すでに農地を作った実績がある。家を建てるのも得意なので、この話が出た直後から現地に赴いて作業中だ。スキュラたちを使うことについては彼女たちの性格が関係している。俺のために働きたいからだ。
今のところ俺の従魔になっているのはスキュラ、アラクネ、セイレーン、マダコの四種族。この中でマダコたちを除いて一番幼いのがスキュラになる。彼女たちは俺の役に立ちたいとアピールしてくるので、普通は女性がしないような荷物運びなどもやってもらう。夜にベッドで一番頑張ってくれるのはスキュラたちなんだけどな。そういう意味では妻たちを除けば俺が一番可愛がっている女たちだともいえる。
それで他の従魔たちはというと、アラクネたちは糸を出して布を織る。軽くて温かくて涼しい、その糸を真っ黒に染めるためにはマダコたちの出すスミが使われている。それ以外にあんなに黒く染める方法はない。セイレーンたちは飲食店で働いている。元気がいいのは当然として、二足歩行の練習も兼ねている。歩くのは問題ないけど、まだ走ったり跳んだりするのは不安定だ。だけど食い逃げを捕まえたりするには追いかけなくてはならない。食い逃げを捕まえる=店のためになる=俺に喜んでもらえる、ということで常に全力だ。
スキュラたちは最初からそうだったけど、彼女たとは暇になるのを嫌がる。主人の役に立たないと思うことを嫌がるようだ。だから連日村まで出かけてもらい、農地を広げて家を建てるという、従魔たちの中で一番大変な作業をしてもらっている。それでも彼女たちは嬉々としてそれをしているんだが。
そう思っているとスキュラたちが帰ってきた。
「マスター、南モリニャン村が完成しました」
「早いな」
「えへへ~」
帰ってきたスキュラたちの頭を撫でて褒める。彼女たちが一番喜ぶのはこういうストレートな褒め方だ。
「【複体】と【分身】が使えるようになったのが大きいです」
どうやら複体を二体出して三人になり、それぞれが分身を出して六人。これでほぼ同じステータスのスキュラが三〇人になる。並の人間レベルでいいなら分身を三体出せば一二人まで増やすことができる。数の暴力だ。
「明日からはもっと南に向かいます!」
「またご褒美をください!」
「できればお腹いっぱい欲しいです!」
俺がその希望を聞き入れたのは当然だろう。でも明日は仕事に行かせるつもりはない。働いたら休む、それは当然だからだ。一晩ゆっくりとスキュラたちと楽しみ、次の日は彼女たちに次の開拓地に向かってもらう。それを繰り返すわけだ。
「あ、こんなものが埋まってたんですが、何か分かりますか?」
デルフィーヌが取り出したのは野球のボールくらいのサイズの丸い物体。色は薄いグレーか? コンクリートみたいな色だ。
「えーと……はあ?」
詳細を見て俺はおかしな声を出してしまった。
====================
【天使の卵】
天使の力が濃縮されたもの。けっして天使が生んだ卵ではない。持っているといいことがあるかも。
====================
あるかもって、適当だな。ただ悪いものではなさそうだ。ただ色が悪いよな。こんな微妙な色が天使の卵って、普通は考えられないだろ。
「天使の力が濃縮されたものらしい。持っていたらいいことがあるかもって書かれてるな。縁起物だと思えばいい。それでこれはどこにあったんだ?」
「耕していたら出てきたんです」
「石にしては柔らかいからなんだろうって持って帰ることにしました」
◆◆◆
「珍しいですね」
ミレーヌに天使の卵を見せたら珍しいと言われた。
「これは意識して作れるものではないんです」
「何かの弾みでできるものなのか?」
「それに近いですね」
ミレーヌによると、神の使いとして地上世界にやって来た天使が力を使ったときに、その力の残りがたまたま固まって落ちることがあると。それが何かになるわけではなく、純粋な力の塊なんだそうだ。
「悪いものではないので、どこかに飾っておいたらどうですか?」
「そうか。それなら玄関の天井にでも取り付けておくか」
玄関を入ったところにあるホールの天井に、その日から天使の卵が飾られるようになった。ご利益があるかどうかは分からないな。そもそもうちには元天使の女神が二人いるわけだから、縁起ならさらに上だろう。
王都とは違い、貴族の領地は町を中心にしてその周辺に村がある形だ。領地の中心は領都エウロードで、ここを中心にして八方向に町が配置されている。そこから外にもいくつもの町があり、それぞれの町の周囲には村がある。商売は町で、農業は村で行うことになっている。
それでこの国が思ったほど豊かでないのは、税のシステムが中途半端だからだ。村の農地が五〇エクレを超えると、税が四倍になる。四倍だぞ、四倍。一〇〇エクレを超えると一六倍、一五〇エクレを超えると六四倍。頭の悪いやり方だ。どう考えても農地を増やさないための税制としか思えない。だから村を分けることにした。
三〇世帯で五〇エクレの農地があるモリニャンという村がある。エルネストがモリニャン村に説明をしに出かけ、すぐ近くに別の村を作って農地を増やすのはどうかと提案した。いきなり新しい農地を作ってもうまく育たないかもしれない。だから今年に関しては収穫量が少なくてもかまわないと伝えている。
結局モリニャンの村人たちには自分たちで結論を出させると、一〇世帯ずつ三つに分かれることに決まった。分かれるとはいっても、一キロくらいのものだ。今のモリニャンはそのままにして、東に東モリニャン村、南に南モリニャン村を作ることになった。他の村でもそのような話は出ていて、すぐには無理だけど順番に農地を広げることになっている。
本来開拓作業というのは長い年月をかけて木を倒し、切り株を抜き、石を取り除き、土を耕し、そうやって行うものだがけど、農地の開拓にはうちのスキュラたちが協力してくれる。彼女たちは重機だからな。すでに農地を作った実績がある。家を建てるのも得意なので、この話が出た直後から現地に赴いて作業中だ。スキュラたちを使うことについては彼女たちの性格が関係している。俺のために働きたいからだ。
今のところ俺の従魔になっているのはスキュラ、アラクネ、セイレーン、マダコの四種族。この中でマダコたちを除いて一番幼いのがスキュラになる。彼女たちは俺の役に立ちたいとアピールしてくるので、普通は女性がしないような荷物運びなどもやってもらう。夜にベッドで一番頑張ってくれるのはスキュラたちなんだけどな。そういう意味では妻たちを除けば俺が一番可愛がっている女たちだともいえる。
それで他の従魔たちはというと、アラクネたちは糸を出して布を織る。軽くて温かくて涼しい、その糸を真っ黒に染めるためにはマダコたちの出すスミが使われている。それ以外にあんなに黒く染める方法はない。セイレーンたちは飲食店で働いている。元気がいいのは当然として、二足歩行の練習も兼ねている。歩くのは問題ないけど、まだ走ったり跳んだりするのは不安定だ。だけど食い逃げを捕まえたりするには追いかけなくてはならない。食い逃げを捕まえる=店のためになる=俺に喜んでもらえる、ということで常に全力だ。
スキュラたちは最初からそうだったけど、彼女たとは暇になるのを嫌がる。主人の役に立たないと思うことを嫌がるようだ。だから連日村まで出かけてもらい、農地を広げて家を建てるという、従魔たちの中で一番大変な作業をしてもらっている。それでも彼女たちは嬉々としてそれをしているんだが。
そう思っているとスキュラたちが帰ってきた。
「マスター、南モリニャン村が完成しました」
「早いな」
「えへへ~」
帰ってきたスキュラたちの頭を撫でて褒める。彼女たちが一番喜ぶのはこういうストレートな褒め方だ。
「【複体】と【分身】が使えるようになったのが大きいです」
どうやら複体を二体出して三人になり、それぞれが分身を出して六人。これでほぼ同じステータスのスキュラが三〇人になる。並の人間レベルでいいなら分身を三体出せば一二人まで増やすことができる。数の暴力だ。
「明日からはもっと南に向かいます!」
「またご褒美をください!」
「できればお腹いっぱい欲しいです!」
俺がその希望を聞き入れたのは当然だろう。でも明日は仕事に行かせるつもりはない。働いたら休む、それは当然だからだ。一晩ゆっくりとスキュラたちと楽しみ、次の日は彼女たちに次の開拓地に向かってもらう。それを繰り返すわけだ。
「あ、こんなものが埋まってたんですが、何か分かりますか?」
デルフィーヌが取り出したのは野球のボールくらいのサイズの丸い物体。色は薄いグレーか? コンクリートみたいな色だ。
「えーと……はあ?」
詳細を見て俺はおかしな声を出してしまった。
====================
【天使の卵】
天使の力が濃縮されたもの。けっして天使が生んだ卵ではない。持っているといいことがあるかも。
====================
あるかもって、適当だな。ただ悪いものではなさそうだ。ただ色が悪いよな。こんな微妙な色が天使の卵って、普通は考えられないだろ。
「天使の力が濃縮されたものらしい。持っていたらいいことがあるかもって書かれてるな。縁起物だと思えばいい。それでこれはどこにあったんだ?」
「耕していたら出てきたんです」
「石にしては柔らかいからなんだろうって持って帰ることにしました」
◆◆◆
「珍しいですね」
ミレーヌに天使の卵を見せたら珍しいと言われた。
「これは意識して作れるものではないんです」
「何かの弾みでできるものなのか?」
「それに近いですね」
ミレーヌによると、神の使いとして地上世界にやって来た天使が力を使ったときに、その力の残りがたまたま固まって落ちることがあると。それが何かになるわけではなく、純粋な力の塊なんだそうだ。
「悪いものではないので、どこかに飾っておいたらどうですか?」
「そうか。それなら玄関の天井にでも取り付けておくか」
玄関を入ったところにあるホールの天井に、その日から天使の卵が飾られるようになった。ご利益があるかどうかは分からないな。そもそもうちには元天使の女神が二人いるわけだから、縁起ならさらに上だろう。
0
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる