転生10歳の織田信長

砂町銀座

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第2章・富国強兵基礎編

46 第3章スタート!聖徳寺の会見!信長:威圧の陸自第1種礼服

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1551年5月20日

『どうでしょうか?私は臨月を迎え、いつ産気付くか分かりません。同行できないのが残念です。』

『そうか、良いだろう。いま遠江のビックリサイトに居るが、黒船の弾薬補充を終えたら今夜、那古野城へ戻る。義理父上マムシには25日に向かうと返事を頼む。』

『はい、ありがとうございます殿。お気をつけて』


***
織田信長・斎藤道三《マムシ》、聖徳寺の会見は、天文22年(1553年)4月下旬に行われた。
***


『光秀、マムシが会いたいと言ってきた。場所も史実と同じ聖徳寺。ただ2年も早いけどな』

『そりゃ早くもなりますよ殿。あっという間に三河・遠江・駿河を今川義元から奪い取ったんですから。』

『まあ俺も早目に会いたいとこだった。お濃も臨月、マムシの孫が直ぐに産まれる。何時までも政略結婚なんて言ってる場合じゃない。』

『聖徳寺までの行軍は迷彩服にブーツで、いざ会談には陸上自衛隊の第1種礼服に着替えて度肝を抜きましょう。』

『ほお~、そりゃ良いな。礼装用飾緒で白手袋も着用するか』

『ただ色は冬服の濃紺色が良いかと。夏服だと白なので儀式での清潔感はありますが、今回は威圧も兼ねてます。濃紺の重厚感が欲しいかと』

『"神の倉庫"にカスタマイズって項目があるよな?もしかしてあれで夏服の生地を色だけ濃紺に変更できるかな?どれ』

『どうですか?殿』

『完璧だな!桜花桜葉模様の襟飾りが金色モール製なんだが、この重さって…純金で出来てるぞオイ(笑)』

『さすが"神の倉庫"カスタマイズも妥協しませんね(笑)』

『良し、これ全員に着用させよう。但し色はノーマル夏服用の白で、俺だけ差別化を図り濃紺だ。』

『あ、あの~殿。全員って何人で行くつもりですか?』

『史実だとマムシ側は800人って資料がある。まあ盛ってる可能性もあるが那古野城から2,000人で行くかな?』

『はっ?!!』

『ん?少ないか?でも全員火薬銃持たせるからな。いざとなれば神の倉庫から火炎瓶出すし。』

『いやいやいやいや、オーバーキルって言葉知ってますよね?元陸自幕僚長閣下殿!』

『過剰な殺りくか…だがな光秀。俺は陸自時代、念には念を入れる派だった。まあ火炎瓶は出さないが2,000人は連れていく。マムシじゃない息子に見せ付ける為だ。』

『なるほど斎藤義龍ですか…現在21歳、既に道三の事を煙たがっていたと資料には残されています…本人に会った事は無いので分かりませんが、この会談を快くは思ってないでしょうね。』

『面白くなりそうだな、義龍が美濃を出て北尾張(現在の愛知県一宮市富田)の聖徳寺まで、俺の軍勢を見にきて来ればの話だがな。』

『どちらにしろ噂にはなりますから。』

『んじゃ派手に行くか?5,000用意しよう。』

『…さすがにそれはいくさを仕掛けて来たと解釈されますので、お止め下され…』

『現地に着いたら直ぐに控えの間に拠点ルームを出す。興味あるなら見に来い。』

『…興味はありますよ。ですが某が今どれだけ大量の仕事を抱えているのか?ご存知ですか殿?』

『おっと!遠江沖の黒船へ弾薬補充行かなきゃ!じゃあな光秀、励め!』


1551年5月25日


​斎藤道三は、信長の今川家への勝利を誰よりも喜んでいた。彼が噂通りのうつけ者ではないことを、いち早く見抜いていたからだ。

「さすがは信長…儂の娘の婿よのお!」

​道三は【天下統一の器】と確信し、信長との同盟をより強固なものにしようと決意する。


移動中の織田軍は森や山に溶け込むような、見た事もない​格好で(迷彩服)足並みを揃え行軍する。

そして会見場に現れた見事な服装の織田信長に、圧倒された道三と斎藤家重臣達。


17歳になったばかりの信長と57歳の斎藤道三。年齢は40歳も違うが信長の深謀遠慮しんぼうえんりょに感心する。

「そこまで遠く先々の事を考えて戦略を立てておるのか?」

「いえ、そうあれば良いと思う強い願い。願望で御座います。」

​「では一つ聞こう?信長殿。貴殿は、日ノ本に災いをもたらす魔王か、それとも日ノ本を救う麒麟児か!」

信長は道三の問いに、静かに答えた。

​「道三殿。儂が魔王か麒麟児か、それは未来の世が決める事にて。しかし一つだけ言えることがある。儂は、この日ノ本を必ず統一する!」

「ほお婿殿、、、左様か、、」

信長の​力強い視線と口調は説得力に溢れ、道三は感銘を受けた。彼は信長が持つ力と天下を統一する壮大な野望に、自分の未来を託すことを決意する。

そして​道三は信長に自らの持つ兵法書を渡す。

いにしえの兵法書には、積み重ねた経験と人々の知恵が詰まっている。婿殿が持つ我等が知らぬ未知の力!それと掛け合わせればまた、さらに新しき世界が見えてくるかと。」

「はっ!有りがたく頂戴致します。義理父上ちちうえ。」

​信長は道三との同盟を強固なものにし、天下統一への道をさらに加速させていくのだった。

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