ゴブリン転生【完結】

ちゃむにい

文字の大きさ
17 / 52

因果応報

しおりを挟む
魔王の本拠地とされる地方領主の屋敷に、主力の息子たちと偵察に行ってみたが、拍子抜けするほどに警備は手薄だった。

「魔王をなぶり殺しにするチャンスですね」

この隙を見逃す事なく、俺たちは総攻撃を仕掛ける事にした。無駄口は叩かず、なるべく気配を殺しながら走った。
道中の敵は息子たちに任せ、俺は単独で屋敷の最上階へと駆け上った。開けっ放しになっている部屋の扉から内部に侵入すると、露出度が高く、まるで下着のような姿で寝ている魔王が見えた。

まさか寝込みを襲われるとは思っていなかったのだろうか? 俺は、1人で寝るのにはいささか大きすぎるベットで寝ていた魔王の上にのしかかり、首を強く絞めた。

「――ッ!?」

呼吸が出来ず慌てふためく魔王に、ルシーお手製の改良版猿グツワを嵌めさせる。これは世界樹の枝を使用したもので、魔力を封じる恐るべき効力がある。あまりに無防備であったため、罠かと思ったが、心底驚いた表情を見ると、そうでもなかったらしい。

褐色の肌、銀の髪、幼い顔立ちには不釣り合いな迫力のある巨乳は、さぞや男を虜にしただろう。何百年生きているか分からないが、見た目は手を伸ばしたくなるほどの可憐な美少女であった。

股の割れ目に指を這わせると、俺にどのような目で見られているのか察したのか、途端に暴れ始めた。だが、もうここから形勢逆転に持っていくには、行動が遅すぎる。魔力を封じられ、力でも俺には及ばない。すぐに魔王は俺の前で肌を曝け出す事になった。

「――――!! ――ッ!!? ―――!!!」

愛撫をする気はなかった。俺が気持ち良ければ、それでいい。胸に手を伸ばして、張りのある乳房を強く揉んで感触を楽しんだ。
そして、魔王の足を左右に開き、濡れてもいない固く閉じた花弁に肉棒を無理やり突っ込み、これを犯した。根本まで突き刺す度に、くぐもった声が魔王から聞こえた。

ベットが激しく軋む音と、パンパンと乾いた音が響く。幾度となく腰を振って魔王の胎内に子種を注ぎ込むと、魔王の金の瞳は瞳孔が開き、涙が零れ落ちた。

鑑定で魔王のステータスを見てみると、生命力や魔力は、ぶつかり合うような激しい性行為によって根こそぎ奪われたようだ。どんなに強がろうが、魔力を封じてしまえば、魔王はただの女だ。そして、俺に中出しを許してしまった時点で、勝敗は決した。
もはや魔王は魔王ではない。俺の雌奴隷だった。

「父上。この辺りに居た魔族はすべて倒しました」
「そうか、ご苦労だったな」
「そこの魔王に変身して色仕掛けしてみたんですけど、全員面白いぐらいに引っかかりましたね」

俺はCシーの報告を聞きながら、魔王の猿グツワを外すことにした。もうこれで魔王の大きい嬌声が響いても支障が出ることはないだろう。

もはや魔王の味方は、どこにもいないのだから。

「――な、なぜ私のスキルが効果がない……!?」

ぴくぴくと体を震わせながら、瞳を快楽に潤ませ、愕然としてる魔王が、あまりに無様で、俺はクツクツと嗤う。

「俺のほうが上位互換のスキル、ってことだ」
「ば、ばかな……!! ただのゴブリンが、なぜそんなスキルを……!!」

確かに、最初はただのゴブリンであった。
しかし今や俺はキングゴブリンという最上位の存在に進化した個体だ。過去のキングゴブリンが保有していたスキルがどんなものなのか、比較対象が居ないため知らないが、1つや2つ、特別なスキルがあってもおかしくないと、この魔王は思えないのだろうか。
いや、思えないんだろうな、と思う。

――動揺を隠せていない。

不安に揺れる、金色の瞳が見えた。いかに魔王が、そのスキルに絶対の自信があり、依存していたか、という事だろう。
魔王という称号を得たばかりに、己は唯一無比であると勘違いしたのだろか。下剋上は何時何時あるかわからないのだ。肝に銘じておかないといけない。
生き馬の目を抜くような世界で生きるためには、成長し続けなければ、足元をすくわれるのだ。

「俺が普通のゴブリンじゃない、ただそれだけだ。ほら、いい子だ。俺の上に跨れ」
「な、な、なッ‥…!? どうしてだ!? なぜお前の指示などに体が………」
「なんとなく分かっているのではないか? さぁ、そのまま動け。その内逆らいたくなくなるだろう」

ふらふらと俺の上に跨ろうとした魔王の腰を掴み、俺はニイ、と嗤って、ひくひくと痙攣する魔王の膣口に固くたち上がった雄をあてがった。

「ま、待て、待って、……お願い、待ってください!! やめてえええええ!!!! ――はぁッ!!!」

何度も貫かれた魔王のそこは、ぐちゅん、と俺の雄を受け入れた。
喚き散らす魔王は気にせず、赴くままにズンズンと腰を突き上げた。突き動かす度に振動で、汗ばんでしっとりとした魔王の胸がゆさゆさと上下に揺れ動いた。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる

しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。 いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに…… しかしそこに現れたのは幼馴染で……?

女の子がほとんど産まれない国に転生しました。

さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。 100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳 そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。 当面は2日に1話更新予定!

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...