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第3章 竜の襲撃
3.2.2 竜の退治
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実際に大型の魔獣を見るのが初めだったので、そのゴブリンに魅入ってしまった。
鑑定で調べたところゴブリンジェネラルと表示された。
着ている鎧と盾は竜の鱗だ。
物理耐性が高く、魔力を流せば魔法を無効化するようだ。
「ジルベール様、後方へ下がってください」
「ゴブリンジェネラルだよ。
着ている鎧は物理耐性が高いし、魔法は効かない。
どうやって倒すつもりだ」
「私達で時間を稼ぎます。
アメリ様と一緒に逃げてください」
「手が無いのだろう、なら僕の魔法で対処できるかやってみよう」
「魔法は効かないのでしょう。
ジルベール様が言いましたよね」
「相手の魔力が尽きたら魔法無効が働かなくなるよ。
魔力は僕の方が多いんだ。
魔法を続ければ勝てる」
「え、そんな作戦。
危険です」
「だめなら逃げるから、じゃあやるよ」
ゴブリンジェネラルを囲むように火の壁を作り出す。
そして、中心部に炎の魔法を集中させる。
すると、魔法が撃たれている間、体が停止するのが見える。
それから10分それを続けたところ、魔力が切れたらしく手足から消えて行った。
消え始めてから1分ほどですべてのゴブリンが消えたのだ。
そして、その場に鎧と盾が残った。
「ほら、魔力勝負で勝った」
「いや、普通10分もの間魔法の壁を維持できませんから」
「でも、できただろう。
おかげで負傷者無だし」
「まあ、そうですけど」
そうして、残った人達の点呼を行い犠牲になった人を確認に行った。
僕はその間に残された鎧の残骸と盾の残骸を調べる。
どうやら、魔力を流しても光の剣なら簡単に切れるようだ。
それ以外では傷がつく程度。
これは、竜戦も苦労しているだろうな。
点呼が終わると、退避中に若干名怪我をした者がいたが、魔物による被害は無かった。
「伝令、東に向かった部隊からゴブリンロードの出現を確認。
竜の鱗から作った防具による苦戦中です。
総数から、別働隊がいる可能性があるので本体へ合流するように指示がでました」
「ゴブリンの別働隊は討伐済です。
ゴブリンジェネラルでした。
それで、相手側の竜の防具を持つ人数はどの程度」
「5体です。
上位種だろうとの事でした」
「アメリ姉さん、一般的な魔法攻撃は無駄だけど、僕の光の剣で切れるのを確認しました。僕が行った方が良いと思うんだけど」
「それは危険よ」
「うん、解ってる。
でも、僕が行くべきだ。
ここにいる騎士を半分連れて行くから姉様は本隊へ移動してください。
ここでは護衛は無理です」
「わかったわ、でも危険を感じたら逃げるのよ。
貴方の命はとても大切なのよ。解っていて」
「ええ、まあ。
いざとなったら僕一人だけなら空間魔法を使って逃げられます。大丈夫ですよ」
「必ず、無事に」
「トシアキ、行くぞ」
トシアキが誰を残すか決めて、人選をしていた。
同時に動ける兵士が馬を連れて来た。
集まった兵士は8名。
僕を入れて9名だ。
連絡に来た兵士を入れて10騎。
彼が戦闘場所に連れて行ってくれるようだ。
馬で駆け抜けた時間はそれほど長くない。
10分ちょっとぐらいだろう。
それほど離れたていない所で戦闘が行われていた。
到着した戦場は予想よりもひどい状態だった。
立って戦闘を継続している騎士が50名程度だ。
5体の大型のゴブリンが数名の騎士を相手に戦っていた。
おおくの騎士達は怪我をして後ろに下がっている。
全滅と言う状況では無い。
鑑定で調べたところゴブリンジェネラルと表示された。
着ている鎧と盾は竜の鱗だ。
物理耐性が高く、魔力を流せば魔法を無効化するようだ。
「ジルベール様、後方へ下がってください」
「ゴブリンジェネラルだよ。
着ている鎧は物理耐性が高いし、魔法は効かない。
どうやって倒すつもりだ」
「私達で時間を稼ぎます。
アメリ様と一緒に逃げてください」
「手が無いのだろう、なら僕の魔法で対処できるかやってみよう」
「魔法は効かないのでしょう。
ジルベール様が言いましたよね」
「相手の魔力が尽きたら魔法無効が働かなくなるよ。
魔力は僕の方が多いんだ。
魔法を続ければ勝てる」
「え、そんな作戦。
危険です」
「だめなら逃げるから、じゃあやるよ」
ゴブリンジェネラルを囲むように火の壁を作り出す。
そして、中心部に炎の魔法を集中させる。
すると、魔法が撃たれている間、体が停止するのが見える。
それから10分それを続けたところ、魔力が切れたらしく手足から消えて行った。
消え始めてから1分ほどですべてのゴブリンが消えたのだ。
そして、その場に鎧と盾が残った。
「ほら、魔力勝負で勝った」
「いや、普通10分もの間魔法の壁を維持できませんから」
「でも、できただろう。
おかげで負傷者無だし」
「まあ、そうですけど」
そうして、残った人達の点呼を行い犠牲になった人を確認に行った。
僕はその間に残された鎧の残骸と盾の残骸を調べる。
どうやら、魔力を流しても光の剣なら簡単に切れるようだ。
それ以外では傷がつく程度。
これは、竜戦も苦労しているだろうな。
点呼が終わると、退避中に若干名怪我をした者がいたが、魔物による被害は無かった。
「伝令、東に向かった部隊からゴブリンロードの出現を確認。
竜の鱗から作った防具による苦戦中です。
総数から、別働隊がいる可能性があるので本体へ合流するように指示がでました」
「ゴブリンの別働隊は討伐済です。
ゴブリンジェネラルでした。
それで、相手側の竜の防具を持つ人数はどの程度」
「5体です。
上位種だろうとの事でした」
「アメリ姉さん、一般的な魔法攻撃は無駄だけど、僕の光の剣で切れるのを確認しました。僕が行った方が良いと思うんだけど」
「それは危険よ」
「うん、解ってる。
でも、僕が行くべきだ。
ここにいる騎士を半分連れて行くから姉様は本隊へ移動してください。
ここでは護衛は無理です」
「わかったわ、でも危険を感じたら逃げるのよ。
貴方の命はとても大切なのよ。解っていて」
「ええ、まあ。
いざとなったら僕一人だけなら空間魔法を使って逃げられます。大丈夫ですよ」
「必ず、無事に」
「トシアキ、行くぞ」
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同時に動ける兵士が馬を連れて来た。
集まった兵士は8名。
僕を入れて9名だ。
連絡に来た兵士を入れて10騎。
彼が戦闘場所に連れて行ってくれるようだ。
馬で駆け抜けた時間はそれほど長くない。
10分ちょっとぐらいだろう。
それほど離れたていない所で戦闘が行われていた。
到着した戦場は予想よりもひどい状態だった。
立って戦闘を継続している騎士が50名程度だ。
5体の大型のゴブリンが数名の騎士を相手に戦っていた。
おおくの騎士達は怪我をして後ろに下がっている。
全滅と言う状況では無い。
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