転生者はめぐりあう(チートスキルで危機に陥ることなく活躍 ストレスを感じさせない王道ストーリー)

佐藤醤油

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第3章 竜の襲撃

3.7.1 竜の襲撃が終わり

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 目が覚めるとまずかあさまとアメリから抱きしめられ、その後でかあさまからめちゃくちゃ叱られた。
 アメリはずっと泣いていたので、心配をかけてごめんなさいと謝る。
 そしてレイブリングさんを含めて皆を助けてくれてありがとうと言われた。
 最後にクインさん。
 気絶までさせてしまったお詫びにドレスを3人分送る事で許してもらった。
 ちなみに、エイミーにも送ることになった。
 今度、王都に4人と保護者としてヘイゼルさんがいく事になった。
 ヘイゼルさんは、前線に立った僕と言うよりも、それに付き合わされることになった事に対して怒っていた。
 忙しいのに、すいません。

 その後で気を取り直してから兵士のけがを治す。
 昨日の女性はまだ寝ているそうだ。
 とりあえず昨日の黒狼のところに行って傷を回復させてから食べ物を与える。
 食べ終わると、お礼を言いたいのかすりよってきたのでなでる。
 猛烈に尻尾を振るわんこ?
 しばらくなでてあげると満足したのかもう一眠りするようだったので、その場を離れた。

 女性の元へ行くと既にリリアーナかあさまに、レイブリング、エイミーにクインが周りを囲んでいた。僕の後ろにトシアキが立っている。バーニィは大事をとってまだ寝ている。
 彼らが見守る中で女性へ回復魔法を使う。すると、ゆっくりと目を覚ました。

 起き上がったので、水を渡すと飲み干す。
 黒髪に、両目は銀眼。透き通るような肌のめちゃくちゃ綺麗な人だった。
 そしてベッドから起き上がろうとするが、クインさんがそれを押しとどめ、ベッドに入った状態で、少し体を起こした状態にする。その状態で女性がしゃべった。

「我は竜王バハムートの娘、ティアマトだ。あのような状況にもかかわらず助けて頂いたことを感謝する」
そして、ちゃんと人の言葉をしゃべれるのだと安心した。しかし竜王の娘って言ったな。王の娘ということは王女なのか?
「最後に我を倒したのは聖獣水龍王イシスだったと思うが、そなたが契約者か?」
 僕を見つめるティアマト。
 はて? そういえば思い出した。昨日召喚した者がイシスと名乗った。知っているのか。
「確かにあれはイシスと名乗っていたかな。どうやら僕が契約者らしいです。ご存知なのですか?」
そう質問して見た。
「我も、直接見たことは無かったゆえ、父より聖獣の話を聞いていただけじゃ。先日のそれは聞いていた容貌。まさしくイシス様であった」
 ふと周りを見ると皆がひいてるな、どうしたんだ?
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