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第3章 竜の襲撃
3.11.7 10歳の誕生日
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そして今回の目玉、聖獣ガルダの召喚。
「イシス、ガルダ、妖精体にて召喚に応じよ」
どちらも3頭身で30cmぐらいの人形の様な姿の妖精が現れた。
角が2本生えた3頭身の人形の様な姿。青い色で髪が緑で金眼。
もう一体は赤い服を着ている。角はない。両手が翼になっている。髪の毛はオレンジ。眼は金眼。こちらがガルダだろう。
2体とも空中にフワフワと浮いている。
「僕はジルベール・クロスロード。
僕にとっては初めましてなのだけど、どうなの?」
「今世の名はジルベールか。
我はガルダ。
ずいぶん長い間呼ばれるのを待っていたぞ」
「そうですか、300年前に僕が主人だったということを言われても自覚は無いのですが
、よくわからないけど謝っておきます。すいません」
「うむ、良い心がけだ、では散歩に行こうぞ。魔力を注げ。
完成体になればお主を乗せて空を飛べるぞ」
空の散歩かあ、興味はあるな。
「大人も一緒に乗れますか?」
「二人なら乗れるぞ」
「じゃあ、バーニィ一緒に行こう、まずは魔法の練習場まで空から。
僕は恐らく火の魔法の効果が上がってると思うんだ。
それにバーニィもステータスが上がってるし魔法の効果を確認しておこう」
「はい」
「じゃあ、ガルダ行くよ」
そういってガルダに魔力を流し込む。
すると、全長が7mほど、翼を広げた全幅は軽く10mを超え20m近い。小型飛行機並みの大きさだ。
とんでもなくでかい。
「完成体になれたな。素晴らしい。
力がみなぎる。
さあ、早く乗るが良い」
二人で背中に乗ると、イシスは無言で僕の頭の上に乗っかった。
そして、ガルダは一気に空へと駆け上がる。
ほんとうに一瞬にして2㎞ほど離れた練習場を通り越しクロスロードとヤンロードの境に近づいた。
領地を超えるとまずいと。その付近で大きく旋回をしながら魔法の訓練場に降りる。
バーニィから火や水の攻撃魔法を試してみた。確かに威力が少し上がっている。
次に僕だ。一番小さなファイアーボールを撃ってみる。
なぜか少し小型の『火の鳥』になった。
威力は数倍?
とんでもない威力だ。今の魔法は複合魔法ではない。単色の魔法だ。
念のために複合魔法で全力には全く及ばない威力の魔法を使ったところ着地点の崖が壊れ、崩壊した。
危険だ、危険すぎる。
ティアマトならいざ知らず、ゴブリンキングでも一撃で消えそうな威力だ。
想定以上の威力に驚いた。
「ジルベール様、全力の攻撃は封印ですね」
「いや、全力じゃないんだ」
「魔法は手加減を覚えないといけませんね」
バーニィからも警告された、手加減を覚えないとまずい。
ガルダを妖精体に戻して、使えるようになったばかりの転移魔法を試す。
まだ、目的地に転移板を置かなければ使えないが、領主館に戻ることはできた。
今後の訓練は手加減か。
めんどうだな。
最後に、異世界から召喚できる魔法、特殊召喚の魔法が英知に変わっていた。
注意を見ると、魔力消費を糧に異世界とこちらの世界の書物を読むことができる。
異世界召喚魔法よりも調査に使用する魔力が少なくなり、こちらの世界の書物も調べることができる。ただし、こちらの世界の書物は少なくとも手に取ったことがある文書が対象。
あちらの世界の調べ物も音楽や、漫画、小説などはタイトルを調べることができても中身が無い。どうやらウィキ〇ディ〇に載っている内容でなければ調べることができないようだ。
そして、英知に変わっても元の魔法通り召喚するための魔法陣を調べることができるので異世界からの物を召喚することもできる。つまり上位魔法に切り替わったようだ。
転移門を作った人が書いた書物を思い浮かべたら内容が頭の中に現れた。だが読んだことが無い後半部分は表示されない。そういう仕様のようだ。
「イシス、ガルダ、妖精体にて召喚に応じよ」
どちらも3頭身で30cmぐらいの人形の様な姿の妖精が現れた。
角が2本生えた3頭身の人形の様な姿。青い色で髪が緑で金眼。
もう一体は赤い服を着ている。角はない。両手が翼になっている。髪の毛はオレンジ。眼は金眼。こちらがガルダだろう。
2体とも空中にフワフワと浮いている。
「僕はジルベール・クロスロード。
僕にとっては初めましてなのだけど、どうなの?」
「今世の名はジルベールか。
我はガルダ。
ずいぶん長い間呼ばれるのを待っていたぞ」
「そうですか、300年前に僕が主人だったということを言われても自覚は無いのですが
、よくわからないけど謝っておきます。すいません」
「うむ、良い心がけだ、では散歩に行こうぞ。魔力を注げ。
完成体になればお主を乗せて空を飛べるぞ」
空の散歩かあ、興味はあるな。
「大人も一緒に乗れますか?」
「二人なら乗れるぞ」
「じゃあ、バーニィ一緒に行こう、まずは魔法の練習場まで空から。
僕は恐らく火の魔法の効果が上がってると思うんだ。
それにバーニィもステータスが上がってるし魔法の効果を確認しておこう」
「はい」
「じゃあ、ガルダ行くよ」
そういってガルダに魔力を流し込む。
すると、全長が7mほど、翼を広げた全幅は軽く10mを超え20m近い。小型飛行機並みの大きさだ。
とんでもなくでかい。
「完成体になれたな。素晴らしい。
力がみなぎる。
さあ、早く乗るが良い」
二人で背中に乗ると、イシスは無言で僕の頭の上に乗っかった。
そして、ガルダは一気に空へと駆け上がる。
ほんとうに一瞬にして2㎞ほど離れた練習場を通り越しクロスロードとヤンロードの境に近づいた。
領地を超えるとまずいと。その付近で大きく旋回をしながら魔法の訓練場に降りる。
バーニィから火や水の攻撃魔法を試してみた。確かに威力が少し上がっている。
次に僕だ。一番小さなファイアーボールを撃ってみる。
なぜか少し小型の『火の鳥』になった。
威力は数倍?
とんでもない威力だ。今の魔法は複合魔法ではない。単色の魔法だ。
念のために複合魔法で全力には全く及ばない威力の魔法を使ったところ着地点の崖が壊れ、崩壊した。
危険だ、危険すぎる。
ティアマトならいざ知らず、ゴブリンキングでも一撃で消えそうな威力だ。
想定以上の威力に驚いた。
「ジルベール様、全力の攻撃は封印ですね」
「いや、全力じゃないんだ」
「魔法は手加減を覚えないといけませんね」
バーニィからも警告された、手加減を覚えないとまずい。
ガルダを妖精体に戻して、使えるようになったばかりの転移魔法を試す。
まだ、目的地に転移板を置かなければ使えないが、領主館に戻ることはできた。
今後の訓練は手加減か。
めんどうだな。
最後に、異世界から召喚できる魔法、特殊召喚の魔法が英知に変わっていた。
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そして、英知に変わっても元の魔法通り召喚するための魔法陣を調べることができるので異世界からの物を召喚することもできる。つまり上位魔法に切り替わったようだ。
転移門を作った人が書いた書物を思い浮かべたら内容が頭の中に現れた。だが読んだことが無い後半部分は表示されない。そういう仕様のようだ。
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