25 / 49
第伍話
4
しおりを挟む
蒼慈さんがどんな思いを「赤い目」に抱いているかは分からない。けれど、深い憎悪のようなものがありそうで。迂闊に触れてはいけない何かがありそうで、気軽に訊ねることは出来なかった。
何て言ったらいいか分からなくて、蒼慈さんから訊ねられたことにも答えられないまま黙っていると。
「!」
蒼慈さんと、一拍遅れて玖涅くんが不意に立ち上がった。
「玖涅」
「はいっ」
「――えっ?」
蒼慈さんの呼び掛けを受けて、玖涅くんが私の腕を引いた。
「あ、あのっ」
ちゃんと立ち上がれていない状態で更に引かれ、前のめりになりながら玖涅くんについて部屋を飛び出すことになる。
途端、背後――先程までいた部屋の中からガラスが爆ぜるように割れる音が聞こえ、身を屈めて空いてる方の手で耳を塞いだ。
「っ」
「止まるな! 蒼慈さんなら大丈夫っすから!」
振り返り、足を止めている私に玖涅くんが叱咤する。
一体、何が起きているんだろう。
走りながら考える。
石を投げ入れられた? でも、それだけであんな音がするだろうか。それに、そんな悪戯をするような人はここにはいない筈だし、石と言うより手榴弾くらいの衝撃音だったから、悪戯の領域では済まない有り様になったに違いない。はっきりとした悪意があってのものだろう。
悪意――或いはそれは、殺意とも言うのかもしれない。
中に残っていた蒼慈さんは本当に無事なんだろうか。ガラスの破片が刺さるなどして、大怪我を負ってはいないだろうか。
「青子様、こちらへ!」
自分の考えで背筋を震わせたところで、章杏さんが階段の前で手を振っているのが見えた。その脇から数人の妖狐族の青年たちが現れ、蒼慈さんのいる部屋へと駆け抜けて行く。
その手に、各々の武器を持って。
「あ、あのっ」
何が起きたのか訊ねようと口を開く。
「襲撃です。青子様を拐おうとした者たちと同じ輩だと思われます」
何が、の一文字も言わないうちから、早口で答えられ、背中を押して促された先は下への階段かと思いきや。
パタン、と壁の一部が開いた。暗くて狭い通路が伸びた先に地下道へ直通する階段があるという。
階下で剣戟の音が響いているのに気付く。唐突に始まったのではなく、こちらへ近付いて来ているから耳に届くようになったのだ。
「わたしが先導致します。玖涅殿は青子様の後ろからいらして下さい」
言うなり、章杏さんが通路に入り込む。その先にポウッと灯った青白い炎は狐火というものだろうか。
小走りになって先を急ぐその後を追う。
少し埃臭く、左右に手を伸ばすことも出来ない通路の天井もまた、手を上げれば届いてしまう程に低い。そんな閉塞感の強い中を狐火だけを頼りに走るのは、とても怖かった。後ろを駆けているのは玖涅くんだと分かっていても、そして前を駆ける後ろ姿が章杏さんのものだと分かっているのに、いつの間にかに別人とすり替わってしまっているような気がしてならない。
それは、聞こえて来るのが息遣いだけで、あとは私の足音しかしていないからだ。
やがて階段があることを知らせてくれる為に、振り返ってくれた章杏さんの顔を見て、また、天井に頭を擦らないように身を屈めながら来た玖涅くんを振り返って、ようやくその錯覚から逃れられた私は少し安堵し、けれどまだ状況が明確ではない不安を羽織りながら、あまり頑丈そうではない木造の階段を下りていく。
「地下道って何処まで続いてんすか?」
それまでずっと黙っていた玖涅くんの問い掛け。それは私も知りたいことだった。
通路を駆けていた時に、愚痴の一つでもこぼしそうなのに喋らなかったのは、隠し通路を見つけられないようにする為だったようだ。足音を立ててしまっていたことを申し訳なく思うけど、そんなことにまで気が回らなかった。
「城の裏手にある洞窟に出ます。暫くはそこで待機です」
「洞窟? んなもんあったっけ?」
「一般には知られていません。城から脱出する際に使われるものですので、中は複雑に入り組んでおります。決してはぐれることのないようお願いします」
「げー……。俺、狭いとこ苦手なんだけどなー……やだやだやだやだ」
「では玖涅殿は外へ出られますか? 道順ならば教えて差し上げます。犬でも分かる程に優しく。青子様をお守りするのは、わたくし一人で十分ですので、お役目を放棄なさって頂いて結構ですから」
「ちょい待て。ちょっとくらいサボるならともかく、役目を放ったらかしにしたら、蒼慈さんに見放されるじゃないか。そんなの嫌っすよ。分かりましたよ、耐えますよ、嫌だけど」
階段は長く、軋むというより不安定に揺れていた。元々縄梯子であったものの上に木枠を組み上げただけのものであったらしい。
軽快に進む章杏さんに比べて、私は何度も玖涅くんの手を借りることになった。
その為、地下道に下り立った時にはもうすっかり疲れてしまっていたのだけど、ここで休んでいる訳にはいかなかった。
「休憩はもう暫く我慢して下さい。この地下道への通路が知られることがなく済んでいたとしても、洞窟のことを知っている者がいるかもしれません。洞窟の内部を詳細に知り得ているとしても、今向かっている『黄竜の逆鱗』までは辿り着けない筈。ですからそこで休みましょう」
「っ、はい」
日頃の運動不足……取り分けこの世界に来てからは殆ど動かなかったものだから、それが祟ってすぐに息切れしてしまう。
そんな私を見かねてか、急いでいる筈なのに、洞窟に向かうその足は歩くものと変わらなかった。
「ところで、朱皇殿下はどうしてるんっすか? 一緒に逃げた方が良かったんじゃ……」
「ご安心を。他の者が連れ出している手筈です。後に合流することになっています」
「隠し通路が他にもあったってこと?」
「ええ。屋敷のあちこちに」
「うへぇ。逆に考えたら侵入し放題じゃないっすか」
「そうですね。そういった輩を近付けさせないよう結界を張っておりましたが、それを破った者がいる以上、勘づいて利用されているかもしれません」
感情豊かに話す玖涅くんとは真逆に、章杏さんの話し方は事務的で早口だ。状況を理解しているからこそ、そうなってしまっているのであって、あまり芳しくないのだろうと予想がついた。
不運なことに地下道の一部が水に浸かっていたことで、別の道から行くこととなり、洞窟内に入れた頃には、私は情けなくも泣きそうになっていた。
否、泣きたかった。怖さと心細さと不安と疲れと、つい先程ほんの僅かに捻っただけの足の痛みが辛くなって、泥濘んだ場所だろうと何処だろうと、座り込んで休みたかった。
「ほら」
ぐっと涙を堪えているところで、玖涅くんが私の前に回り込み、背を向けてしゃがむ。
「乗れよ。おんぶしてやる」
「えっ……」
「足、捻っただろ? さっき急に足音の調子が狂ったから」
「まあ! 申し訳ありません。先を急ぐあまり、気が付きませんでした」
「あ、でも」
足音で分かってしまうなんて思わなかった。
章杏さんに頭を下げられてしまったけど、申し訳ないのはこちらの方なのだ。私が勝手に足を捻ったのだから。
「『大丈夫』なんてのは聞かねーっすよ。これ以上遅くなんのは不味いっしょ。だから、あんたはさっさと乗る」
私が言い掛けた言葉を察したように言う玖涅くんの声は、少し怒っているように聞こえた。
「……ごめんなさい。ありがとう」
迷ったり躊躇ったり、遠慮したり恥ずかしがっていたりする場合ではなかった。玖涅くんの背中に身を委ねた私が出来るのは、再び駆け出した玖涅くんから落ちないように、しがみつくことだけ。
ぶら下がった状態になった足の捻った方が、振動に合わせて痛みを訴えてくるけれど、自分で歩くよりずっと楽だ。
章杏さんが言っていた通り、洞窟の中は道が沢山あるのが見えた。通路のように天井が低くなかったことは幸いだった。
途中から繋がっていたり行き止まりになっていたりすることもあるようなのだけど、一見しただけでは分からないし、引き返すにしても蛇行していることもあって、同じ道を選べる自信がないくらいだ。
それでも章杏さんは迷わず進み、そして、ある一本の太い鍾乳石の柱まで来ると、灯りとは別の狐火をその中心へ叩き込む。すると。
ドゴンッ、という音と共に、地鳴りのような震動が響く。
「おわっ、スッゲ!」
玖涅くんが口笛を吹いた。
前方で行き止まりとなっていた、鋸の歯を上下で合わせたように並んだ鍾乳石の、上へ伸びていたものが一斉に下がり、その先への道を開いたのだった。
何て言ったらいいか分からなくて、蒼慈さんから訊ねられたことにも答えられないまま黙っていると。
「!」
蒼慈さんと、一拍遅れて玖涅くんが不意に立ち上がった。
「玖涅」
「はいっ」
「――えっ?」
蒼慈さんの呼び掛けを受けて、玖涅くんが私の腕を引いた。
「あ、あのっ」
ちゃんと立ち上がれていない状態で更に引かれ、前のめりになりながら玖涅くんについて部屋を飛び出すことになる。
途端、背後――先程までいた部屋の中からガラスが爆ぜるように割れる音が聞こえ、身を屈めて空いてる方の手で耳を塞いだ。
「っ」
「止まるな! 蒼慈さんなら大丈夫っすから!」
振り返り、足を止めている私に玖涅くんが叱咤する。
一体、何が起きているんだろう。
走りながら考える。
石を投げ入れられた? でも、それだけであんな音がするだろうか。それに、そんな悪戯をするような人はここにはいない筈だし、石と言うより手榴弾くらいの衝撃音だったから、悪戯の領域では済まない有り様になったに違いない。はっきりとした悪意があってのものだろう。
悪意――或いはそれは、殺意とも言うのかもしれない。
中に残っていた蒼慈さんは本当に無事なんだろうか。ガラスの破片が刺さるなどして、大怪我を負ってはいないだろうか。
「青子様、こちらへ!」
自分の考えで背筋を震わせたところで、章杏さんが階段の前で手を振っているのが見えた。その脇から数人の妖狐族の青年たちが現れ、蒼慈さんのいる部屋へと駆け抜けて行く。
その手に、各々の武器を持って。
「あ、あのっ」
何が起きたのか訊ねようと口を開く。
「襲撃です。青子様を拐おうとした者たちと同じ輩だと思われます」
何が、の一文字も言わないうちから、早口で答えられ、背中を押して促された先は下への階段かと思いきや。
パタン、と壁の一部が開いた。暗くて狭い通路が伸びた先に地下道へ直通する階段があるという。
階下で剣戟の音が響いているのに気付く。唐突に始まったのではなく、こちらへ近付いて来ているから耳に届くようになったのだ。
「わたしが先導致します。玖涅殿は青子様の後ろからいらして下さい」
言うなり、章杏さんが通路に入り込む。その先にポウッと灯った青白い炎は狐火というものだろうか。
小走りになって先を急ぐその後を追う。
少し埃臭く、左右に手を伸ばすことも出来ない通路の天井もまた、手を上げれば届いてしまう程に低い。そんな閉塞感の強い中を狐火だけを頼りに走るのは、とても怖かった。後ろを駆けているのは玖涅くんだと分かっていても、そして前を駆ける後ろ姿が章杏さんのものだと分かっているのに、いつの間にかに別人とすり替わってしまっているような気がしてならない。
それは、聞こえて来るのが息遣いだけで、あとは私の足音しかしていないからだ。
やがて階段があることを知らせてくれる為に、振り返ってくれた章杏さんの顔を見て、また、天井に頭を擦らないように身を屈めながら来た玖涅くんを振り返って、ようやくその錯覚から逃れられた私は少し安堵し、けれどまだ状況が明確ではない不安を羽織りながら、あまり頑丈そうではない木造の階段を下りていく。
「地下道って何処まで続いてんすか?」
それまでずっと黙っていた玖涅くんの問い掛け。それは私も知りたいことだった。
通路を駆けていた時に、愚痴の一つでもこぼしそうなのに喋らなかったのは、隠し通路を見つけられないようにする為だったようだ。足音を立ててしまっていたことを申し訳なく思うけど、そんなことにまで気が回らなかった。
「城の裏手にある洞窟に出ます。暫くはそこで待機です」
「洞窟? んなもんあったっけ?」
「一般には知られていません。城から脱出する際に使われるものですので、中は複雑に入り組んでおります。決してはぐれることのないようお願いします」
「げー……。俺、狭いとこ苦手なんだけどなー……やだやだやだやだ」
「では玖涅殿は外へ出られますか? 道順ならば教えて差し上げます。犬でも分かる程に優しく。青子様をお守りするのは、わたくし一人で十分ですので、お役目を放棄なさって頂いて結構ですから」
「ちょい待て。ちょっとくらいサボるならともかく、役目を放ったらかしにしたら、蒼慈さんに見放されるじゃないか。そんなの嫌っすよ。分かりましたよ、耐えますよ、嫌だけど」
階段は長く、軋むというより不安定に揺れていた。元々縄梯子であったものの上に木枠を組み上げただけのものであったらしい。
軽快に進む章杏さんに比べて、私は何度も玖涅くんの手を借りることになった。
その為、地下道に下り立った時にはもうすっかり疲れてしまっていたのだけど、ここで休んでいる訳にはいかなかった。
「休憩はもう暫く我慢して下さい。この地下道への通路が知られることがなく済んでいたとしても、洞窟のことを知っている者がいるかもしれません。洞窟の内部を詳細に知り得ているとしても、今向かっている『黄竜の逆鱗』までは辿り着けない筈。ですからそこで休みましょう」
「っ、はい」
日頃の運動不足……取り分けこの世界に来てからは殆ど動かなかったものだから、それが祟ってすぐに息切れしてしまう。
そんな私を見かねてか、急いでいる筈なのに、洞窟に向かうその足は歩くものと変わらなかった。
「ところで、朱皇殿下はどうしてるんっすか? 一緒に逃げた方が良かったんじゃ……」
「ご安心を。他の者が連れ出している手筈です。後に合流することになっています」
「隠し通路が他にもあったってこと?」
「ええ。屋敷のあちこちに」
「うへぇ。逆に考えたら侵入し放題じゃないっすか」
「そうですね。そういった輩を近付けさせないよう結界を張っておりましたが、それを破った者がいる以上、勘づいて利用されているかもしれません」
感情豊かに話す玖涅くんとは真逆に、章杏さんの話し方は事務的で早口だ。状況を理解しているからこそ、そうなってしまっているのであって、あまり芳しくないのだろうと予想がついた。
不運なことに地下道の一部が水に浸かっていたことで、別の道から行くこととなり、洞窟内に入れた頃には、私は情けなくも泣きそうになっていた。
否、泣きたかった。怖さと心細さと不安と疲れと、つい先程ほんの僅かに捻っただけの足の痛みが辛くなって、泥濘んだ場所だろうと何処だろうと、座り込んで休みたかった。
「ほら」
ぐっと涙を堪えているところで、玖涅くんが私の前に回り込み、背を向けてしゃがむ。
「乗れよ。おんぶしてやる」
「えっ……」
「足、捻っただろ? さっき急に足音の調子が狂ったから」
「まあ! 申し訳ありません。先を急ぐあまり、気が付きませんでした」
「あ、でも」
足音で分かってしまうなんて思わなかった。
章杏さんに頭を下げられてしまったけど、申し訳ないのはこちらの方なのだ。私が勝手に足を捻ったのだから。
「『大丈夫』なんてのは聞かねーっすよ。これ以上遅くなんのは不味いっしょ。だから、あんたはさっさと乗る」
私が言い掛けた言葉を察したように言う玖涅くんの声は、少し怒っているように聞こえた。
「……ごめんなさい。ありがとう」
迷ったり躊躇ったり、遠慮したり恥ずかしがっていたりする場合ではなかった。玖涅くんの背中に身を委ねた私が出来るのは、再び駆け出した玖涅くんから落ちないように、しがみつくことだけ。
ぶら下がった状態になった足の捻った方が、振動に合わせて痛みを訴えてくるけれど、自分で歩くよりずっと楽だ。
章杏さんが言っていた通り、洞窟の中は道が沢山あるのが見えた。通路のように天井が低くなかったことは幸いだった。
途中から繋がっていたり行き止まりになっていたりすることもあるようなのだけど、一見しただけでは分からないし、引き返すにしても蛇行していることもあって、同じ道を選べる自信がないくらいだ。
それでも章杏さんは迷わず進み、そして、ある一本の太い鍾乳石の柱まで来ると、灯りとは別の狐火をその中心へ叩き込む。すると。
ドゴンッ、という音と共に、地鳴りのような震動が響く。
「おわっ、スッゲ!」
玖涅くんが口笛を吹いた。
前方で行き止まりとなっていた、鋸の歯を上下で合わせたように並んだ鍾乳石の、上へ伸びていたものが一斉に下がり、その先への道を開いたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーレムです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
モブっと異世界転生
月夜の庭
ファンタジー
会社の経理課に所属する地味系OL鳳来寺 桜姫(ほうらいじ さくらこ)は、ゲーム片手に宅飲みしながら、家猫のカメリア(黒猫)と戯れることが生き甲斐だった。
ところが台風の夜に強風に飛ばされたプレハブが窓に直撃してカメリアを庇いながら息を引き取った………筈だった。
目が覚めると小さな籠の中で、おそらく兄弟らしき子猫達と一緒に丸くなって寝ていました。
サクラと名付けられた私は、黒猫の獣人だと知って驚愕する。
死ぬ寸前に遊んでた乙女ゲームじゃね?!
しかもヒロイン(茶虎猫)の義理の妹…………ってモブかよ!
*誤字脱字は発見次第、修正しますので長い目でお願い致します。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる