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第伍話
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「千茜殿下とお会いになられ、退室された際にすれ違った白狼族の女性がおりましたでしょう。覚えておいでですか?」
「ああ! はい」
何処でだったろうかと考えるまでもなく、答えがもたらされて頷く。
あの時、私には関係のないことだからと言われたけれど、ここへ来てそうもいかなくなったようだ。
「千茜殿下の側室候補という立場を利用して、あのように殿下のご予定も気になさらずに立ち寄られることが多いそうなのです。周囲の方々――特に、こちらも青子さんと面識のある乃漢殿が諌めてはおりますが、殿下ご自身が許しておられるようですので、一向に控える様子がないのだとか。『お気に入り』であるならば、早々に側室に迎えてしまえば宜しいと思うのですが、なかなかお決めになられないのです。時期が時期なだけに、遠慮なさられているだけかもしれませんがね」
「側室の前に正室を決めるのが先なんじゃねぇんすか?」
玖涅くんが言う。私は既にいるものだと思っていたから、そうではなかったことに驚いた。
「その朋澪さんという方を正室にはお迎えしないのですか?」
蒼慈さんが答える前に、質問を続けてしまう。『お気に入り』だというなら、側室じゃなくてもいいのではないかと思ったからだ。
「それは、彼女が白狼族だから、ですよ」
先に私の質問に答えてくれた蒼慈さんは、そこで少し意地の悪そうな笑みを浮かべた。
「殿下が皇帝の座を諦めるのであれば、彼女が正室になることに問題はありませんが、皇帝になられるならば同族の、つまり黒狼族の女性を正室としなければなりません。ご自分の跡を継がれる皇子が混じり物ではならないのです」
「――――」
混じり物。その言葉に胸が痛む。皇室だからこそ血統を重んじるのかもしれないけれど、何だかモヤモヤする。
何故だろう。私にはそれこそ全く関係ないことなのに、自分が否定されたみたいな気になっているから不思議だ。
いずれ、この世界の誰かと結婚することになったとして。産まれて来るのは「混じり物」の子供。例え人族の人と巡り会えたとしても、異なる世界の私では異端なものとなってしまう気がしてしまうから。
「じゃあ、朋澪ってのを側室候補のままにしてるのは、朱皇殿下が皇帝になったら正室にしようって考えているからっすかね? 自分が皇帝になれるかどうか、自信がないから保留にしてるってくらいの『お気に入り』なら、いっそ皇帝になってから『混じり物』を後継者から外すっていうのを廃止しちまえばいいと思うんすがねぇ」
「そんな簡単なことではないでしょう。我ら白狼族との戦が終わり、元々どちらとも交流のあった妖狐族を含めた国となって随分と年月を重ねておりますが、またいつ分裂するとも限りませんしね」
「そういう堅苦しいこと言ってるから、駄目なんじゃないっすか? 混ざっちまえば逆に争うこともなくなるんじゃ?」
話を聞いて、玖涅くんはまだ若いのに、国の行く末を懸念しているみたいだ。と、今までのイメージを一新させる。
「そういう君はどうなのです?」
チロリと、傍から見ても色気のある流し目を玖涅くんに向ける蒼慈さん。
「黒狼族の女性からのお誘いを断っているようでしたが」
「ぅえっ? 何で知ってるんすか? まぁ、そーいうこともあったけど、俺、どうもそそられないんすよね。やっぱり、白い耳と尻尾じゃなきゃ!」
ぱたぱたと大きく尻尾を振りながら、ぴくぴくと耳を動かしてきっぱりと言い放った玖涅くんに、蒼慈さんが呆れを通り越して疲れたような長い溜め息をついた。
「話が逸れてしまい申し訳ありません。元に戻させて頂きますと、その朋澪がやはり混じり物……妖狐族の血を引いているようなのです。丹思様のように共に暮らすなどして仕えさせている訳ではないのですが、少し怪しい動きがあるようでして」
聞いておきながら溜め息で終わらされてしまったことに、玖涅くんは頬を膨らませたが、特に何を言うでもなく退屈になったように欠伸を漏らす。
「怪しい、というのは……?」
「彼女が何者かに命じられて、千茜殿下の元へ通っているのではないかと」
「――」
眉間にシワが寄るのが自分でも分かった。
自分の意思で、千茜様への想いがあって側室となるべく逢瀬を重ねようとしているのなら、約束もなしに強引に会いに行ってしまうというのは考えものだとしても、それだけ本気なのだと感心しなくもない。
向こうの世界で友人だった優理花のことを思い出して、懐かしく親しみを持ってしまえるくらいだ。
けれど、それが例えば親が決めたことだとしたら。強要されてやっていることなら可哀想だと同情する。
だけど、蒼慈さんが丹思様に願い出たことを念頭に入れると、とても嫌なものになる。千茜様に取り入って何を企んでいるのか、といったものだ。
「彼女ならば、親衛隊の物でなく、千茜殿下の私物を手に入れられる可能性もあります。朱皇殿下の件、紅世殿下の件、そして青子さんの件。どれもバラバラで繋がってはいないのかもしれませんが、現皇帝が呪詛を受けていたという丹思様のお話を受けた今、全てが単独なものとは思えません。青子さんの件で親衛隊に疑いを、延いては千茜殿下に疑いの目を向けさせようとしたならば、次に起こるであろう何かに、確たる証として残される物があるのではと予想されます。こちらとしては何が起きようと未然に防ぐつもりでおりますがね」
そういった疑いを元に、妖狐族の人たちは朋澪さんだけでなく、いずれは同族の動向を探らなければならなくなるのだろう。それは何だか遣りきれないような気分だ。
「……と、君には色々と情報をもたらして来ましたが」
そこで、蒼慈さんが身を屈め、膝の上に肘をついて、拝むように合わせた両手の指先を口元に持っていった状態で、私を見据えながら訊ねる。
「君ならば、どなたを信じますか?」
「――えっ?」
思わず聞き返したのは、聞こえた言葉が間違ったものではなかったかといった不安と、問われたことの意図が不明だったからだ。
誰を信じるか。それはまるで、信用出来ない相手か、信じてはいけない人がいるかのようで。
「わたしはなるべく公平に、或いは好意的に皆さんを見ているつもりです。しかしながら、疑いを持つべきか否かと迷うところもあります。ですから、青子さんのご意見をお聞きしてみたいと思いまして」
「そ……」
そんなこと聞かれても。
誰を信じるとか信じないとか、そういうことは出来れば考えたくない。疑えばきっとキリがなくて、悲しくなるだけじゃないだろうか。
「では、悪意を込めた客観的なものを述べますと、朱皇殿下は薬を盛られていたと言いますが、それは真実なのでしょうか」
「!?」
「丹思様におきましても、やはり君を囮として連れ出したのはおかしい。異界の扉のことや母君が呪詛によって亡くなられたことなども、或いは全ての犯行の切っ掛けが潜んでいるのではないかと思われませんか?」
「……」
「千茜殿下も、実は朋澪を橋渡しとして妖狐族と繋がりを持ち、自身に疑いが掛かるように仕向けながら、これは濡れ衣を着せる為のものだと感じさせるように巧妙に仕組み、裏で糸を引いているのかもしれません」
「――」
「かく言うわたしも、縛罪府将軍という肩書きから事件に関わらされておりますが、お陰で疑いの目を向けられることはありません。ですが、朱皇殿下を皇帝にする為に、策を労することくらいはするかもしれませんね」
まさか蒼慈さん自身までを選択肢に入れて来るとは思わなかった。
自分を疑って下さい、とも、信じて下さいとも取れる言葉は、こちらを混乱させたいからなのだろうか。
――試されているみたいだ。
悲しくなって、僅かに手が震えた。
「あの……質問してもいいですか?」
「どうぞ」
「蒼慈さんも丹思様も、どうして朱皇皇子を皇帝にしたいんですか? 皇子は千茜様をと望んでいるのに」
丹思様については、幼い頃からずっと仲が良かったみたいだから、贔屓目に見ているということもあるかもしれない。でも、蒼慈さんは? それ程親しい感じには見えなかったけれど、実際はどうなのだろう。
「朱皇殿下は語学が堪能でいらっしゃるのですよ。殿下の能力かもしれません。通常は天羽族や地龍族の者と会談をしたりする際に、必ず通訳が必要になります。全く理解出来ないものではないのですが、通じない言葉を話されることが度々ありますので。しかし、朱皇殿下にはその必要がない。通訳の者が解釈を間違えたりわざと違うことを口にしたりすることも皆無ではありませんから、朱皇殿下の能力は国交において重要なものとなります。皇帝自らが通訳を通さずに話すことも、相手に好感を持たせることに役立ちましょう」
そういえば、こちらに来てから天羽族と地龍族の言葉が独特で通訳が必要だと聞いた気がする。向こうの世界で皇子はただ訛りがあるくらいで国ごとに言語が違うといったことはない、という風に話してくれていたから、話が違うなと何となく思っていたことだったのだけど。
……ああ、だからやっぱり言葉が通じるか通じないかというのが重要だったんだ。その話をした時、千茜様が妙に納得していたようだったのは、朱皇皇子が理解出来ない言語を操る存在がいるのは異世界以外考えられない、ということだったのだろう。
「それに、朱皇殿下は、あの威圧的な赤い目をお持ちではありませんので」
そう付け加えた蒼慈さんの眼差しは、剣呑とすら感じる程に冷ややかなものだった。
「ああ! はい」
何処でだったろうかと考えるまでもなく、答えがもたらされて頷く。
あの時、私には関係のないことだからと言われたけれど、ここへ来てそうもいかなくなったようだ。
「千茜殿下の側室候補という立場を利用して、あのように殿下のご予定も気になさらずに立ち寄られることが多いそうなのです。周囲の方々――特に、こちらも青子さんと面識のある乃漢殿が諌めてはおりますが、殿下ご自身が許しておられるようですので、一向に控える様子がないのだとか。『お気に入り』であるならば、早々に側室に迎えてしまえば宜しいと思うのですが、なかなかお決めになられないのです。時期が時期なだけに、遠慮なさられているだけかもしれませんがね」
「側室の前に正室を決めるのが先なんじゃねぇんすか?」
玖涅くんが言う。私は既にいるものだと思っていたから、そうではなかったことに驚いた。
「その朋澪さんという方を正室にはお迎えしないのですか?」
蒼慈さんが答える前に、質問を続けてしまう。『お気に入り』だというなら、側室じゃなくてもいいのではないかと思ったからだ。
「それは、彼女が白狼族だから、ですよ」
先に私の質問に答えてくれた蒼慈さんは、そこで少し意地の悪そうな笑みを浮かべた。
「殿下が皇帝の座を諦めるのであれば、彼女が正室になることに問題はありませんが、皇帝になられるならば同族の、つまり黒狼族の女性を正室としなければなりません。ご自分の跡を継がれる皇子が混じり物ではならないのです」
「――――」
混じり物。その言葉に胸が痛む。皇室だからこそ血統を重んじるのかもしれないけれど、何だかモヤモヤする。
何故だろう。私にはそれこそ全く関係ないことなのに、自分が否定されたみたいな気になっているから不思議だ。
いずれ、この世界の誰かと結婚することになったとして。産まれて来るのは「混じり物」の子供。例え人族の人と巡り会えたとしても、異なる世界の私では異端なものとなってしまう気がしてしまうから。
「じゃあ、朋澪ってのを側室候補のままにしてるのは、朱皇殿下が皇帝になったら正室にしようって考えているからっすかね? 自分が皇帝になれるかどうか、自信がないから保留にしてるってくらいの『お気に入り』なら、いっそ皇帝になってから『混じり物』を後継者から外すっていうのを廃止しちまえばいいと思うんすがねぇ」
「そんな簡単なことではないでしょう。我ら白狼族との戦が終わり、元々どちらとも交流のあった妖狐族を含めた国となって随分と年月を重ねておりますが、またいつ分裂するとも限りませんしね」
「そういう堅苦しいこと言ってるから、駄目なんじゃないっすか? 混ざっちまえば逆に争うこともなくなるんじゃ?」
話を聞いて、玖涅くんはまだ若いのに、国の行く末を懸念しているみたいだ。と、今までのイメージを一新させる。
「そういう君はどうなのです?」
チロリと、傍から見ても色気のある流し目を玖涅くんに向ける蒼慈さん。
「黒狼族の女性からのお誘いを断っているようでしたが」
「ぅえっ? 何で知ってるんすか? まぁ、そーいうこともあったけど、俺、どうもそそられないんすよね。やっぱり、白い耳と尻尾じゃなきゃ!」
ぱたぱたと大きく尻尾を振りながら、ぴくぴくと耳を動かしてきっぱりと言い放った玖涅くんに、蒼慈さんが呆れを通り越して疲れたような長い溜め息をついた。
「話が逸れてしまい申し訳ありません。元に戻させて頂きますと、その朋澪がやはり混じり物……妖狐族の血を引いているようなのです。丹思様のように共に暮らすなどして仕えさせている訳ではないのですが、少し怪しい動きがあるようでして」
聞いておきながら溜め息で終わらされてしまったことに、玖涅くんは頬を膨らませたが、特に何を言うでもなく退屈になったように欠伸を漏らす。
「怪しい、というのは……?」
「彼女が何者かに命じられて、千茜殿下の元へ通っているのではないかと」
「――」
眉間にシワが寄るのが自分でも分かった。
自分の意思で、千茜様への想いがあって側室となるべく逢瀬を重ねようとしているのなら、約束もなしに強引に会いに行ってしまうというのは考えものだとしても、それだけ本気なのだと感心しなくもない。
向こうの世界で友人だった優理花のことを思い出して、懐かしく親しみを持ってしまえるくらいだ。
けれど、それが例えば親が決めたことだとしたら。強要されてやっていることなら可哀想だと同情する。
だけど、蒼慈さんが丹思様に願い出たことを念頭に入れると、とても嫌なものになる。千茜様に取り入って何を企んでいるのか、といったものだ。
「彼女ならば、親衛隊の物でなく、千茜殿下の私物を手に入れられる可能性もあります。朱皇殿下の件、紅世殿下の件、そして青子さんの件。どれもバラバラで繋がってはいないのかもしれませんが、現皇帝が呪詛を受けていたという丹思様のお話を受けた今、全てが単独なものとは思えません。青子さんの件で親衛隊に疑いを、延いては千茜殿下に疑いの目を向けさせようとしたならば、次に起こるであろう何かに、確たる証として残される物があるのではと予想されます。こちらとしては何が起きようと未然に防ぐつもりでおりますがね」
そういった疑いを元に、妖狐族の人たちは朋澪さんだけでなく、いずれは同族の動向を探らなければならなくなるのだろう。それは何だか遣りきれないような気分だ。
「……と、君には色々と情報をもたらして来ましたが」
そこで、蒼慈さんが身を屈め、膝の上に肘をついて、拝むように合わせた両手の指先を口元に持っていった状態で、私を見据えながら訊ねる。
「君ならば、どなたを信じますか?」
「――えっ?」
思わず聞き返したのは、聞こえた言葉が間違ったものではなかったかといった不安と、問われたことの意図が不明だったからだ。
誰を信じるか。それはまるで、信用出来ない相手か、信じてはいけない人がいるかのようで。
「わたしはなるべく公平に、或いは好意的に皆さんを見ているつもりです。しかしながら、疑いを持つべきか否かと迷うところもあります。ですから、青子さんのご意見をお聞きしてみたいと思いまして」
「そ……」
そんなこと聞かれても。
誰を信じるとか信じないとか、そういうことは出来れば考えたくない。疑えばきっとキリがなくて、悲しくなるだけじゃないだろうか。
「では、悪意を込めた客観的なものを述べますと、朱皇殿下は薬を盛られていたと言いますが、それは真実なのでしょうか」
「!?」
「丹思様におきましても、やはり君を囮として連れ出したのはおかしい。異界の扉のことや母君が呪詛によって亡くなられたことなども、或いは全ての犯行の切っ掛けが潜んでいるのではないかと思われませんか?」
「……」
「千茜殿下も、実は朋澪を橋渡しとして妖狐族と繋がりを持ち、自身に疑いが掛かるように仕向けながら、これは濡れ衣を着せる為のものだと感じさせるように巧妙に仕組み、裏で糸を引いているのかもしれません」
「――」
「かく言うわたしも、縛罪府将軍という肩書きから事件に関わらされておりますが、お陰で疑いの目を向けられることはありません。ですが、朱皇殿下を皇帝にする為に、策を労することくらいはするかもしれませんね」
まさか蒼慈さん自身までを選択肢に入れて来るとは思わなかった。
自分を疑って下さい、とも、信じて下さいとも取れる言葉は、こちらを混乱させたいからなのだろうか。
――試されているみたいだ。
悲しくなって、僅かに手が震えた。
「あの……質問してもいいですか?」
「どうぞ」
「蒼慈さんも丹思様も、どうして朱皇皇子を皇帝にしたいんですか? 皇子は千茜様をと望んでいるのに」
丹思様については、幼い頃からずっと仲が良かったみたいだから、贔屓目に見ているということもあるかもしれない。でも、蒼慈さんは? それ程親しい感じには見えなかったけれど、実際はどうなのだろう。
「朱皇殿下は語学が堪能でいらっしゃるのですよ。殿下の能力かもしれません。通常は天羽族や地龍族の者と会談をしたりする際に、必ず通訳が必要になります。全く理解出来ないものではないのですが、通じない言葉を話されることが度々ありますので。しかし、朱皇殿下にはその必要がない。通訳の者が解釈を間違えたりわざと違うことを口にしたりすることも皆無ではありませんから、朱皇殿下の能力は国交において重要なものとなります。皇帝自らが通訳を通さずに話すことも、相手に好感を持たせることに役立ちましょう」
そういえば、こちらに来てから天羽族と地龍族の言葉が独特で通訳が必要だと聞いた気がする。向こうの世界で皇子はただ訛りがあるくらいで国ごとに言語が違うといったことはない、という風に話してくれていたから、話が違うなと何となく思っていたことだったのだけど。
……ああ、だからやっぱり言葉が通じるか通じないかというのが重要だったんだ。その話をした時、千茜様が妙に納得していたようだったのは、朱皇皇子が理解出来ない言語を操る存在がいるのは異世界以外考えられない、ということだったのだろう。
「それに、朱皇殿下は、あの威圧的な赤い目をお持ちではありませんので」
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