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mokia

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魔の森に有る村

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 魔の森には噂が有った。

「森の奥に楽園が有る。」

 魔の森から戻って来るのは死体だけだが、戻らない者もいる。戻って来た死体は丁寧に花を添えられ、魔の森の入り口に置かれていた。

 戻らない者が生きて死体を運んで来たと言われている。




 今から冒険者として最後の挑戦を行う者達がいた。

「覚悟はいいか?ライル。」

「ああ、行くぞ。ゲイン。」

 ライルとゲインは上級冒険者として最年長となった。徐々に衰え始めた体に、死と隣合わせの魔の森に行くなら今だと覚悟を決めた。

 実力は十分な筈。楽園を見つける。

 二人は強い決意を持って魔の森に挑んだ。

 魔の森に入って1週間、ろくな睡眠も取れずに魔の森をさ迷っていた。二人の体力は限界寸前だ。

「ゲイン!」

「ライル!俺は良いから逃げろ!」

 突如巨大なアリの魔物が襲いかかって来た。それも複数だ。多分巣穴が有るんだろう。

 ゲインは死を悟った。応戦はするものの囲まれている上に明らかに力負けしている。

「ぐっ、これまでか。」

 最後の一撃を食らおうとした瞬間に救いの手が入った。豚面の戦士だ。

「まだ、生きてるな。」

「ゲイン!」

「ライル?」

「近くにオークの村が有った。話は通じるから助けて貰った。」

「二人共村にこい、手当てをする。」

 ライルと話している間にアリの集団は退治したようだ。

 村では手厚い歓迎を受けた。手当てをされ、十分な睡眠を取ったゲインとライルは村の中に有る屋敷を見せられた。

「今日からお前達はここに住む。」

「「は?」」

「お前達は我々が拾った者だ。やっとお前達の旦那が決まった。十分に休養は取れたはず。ここで働いて貰う。」

「「旦那?働く?」」

 屋敷から2体のオークが出てきた。どちらもかなり強そうだ。

「アイビー、カイビー、嫁だ。」

「「ああ」」

 アイビー、カイビーと呼ばれたオーク達はぽかんとしたままの二人を抱き上げ屋敷の中に入って行った。広い屋敷だが装飾の品はなく、実用的な家具が置かれているだけの家はやはり人間の家とは違うのだと二人にわからせる。

 二人を抱き上げたまま無言で屋敷の寝室に入った2体のオークは二人をベッドに放り投げた。2つ置かれているベッドに各々投げられたゲインとライルはオークを見て青ざめる。オークはオスしか産まれない。他種族を妊娠させ子孫を繁栄するのだ。
 二人は遅れて理解した。これから行われる事を。
 しかし、気付いた時には遅かった。

「ン!ぅむ、んっく、ふ、ぁんく」

「んく、ふ、ン!んく、ン!ぁ」

 オーク達によって体液を飲まされた二人は徐々に快楽に溶けて行った。

「あぁ、ン!ぁ、ぃやだ、んっ、ぅあ!」

「んっン!ぁん!やめぇ、やだぁん!」

 オークは全身を撫で回しながら感触楽しむように触れて行く。特に反応が良い部分は何度も触れて行った。

「ぅあ!嫌!だ、そこ、は、ぁあ!あ、ぁひ」

 アイビーはゲインの蕾に舌を入れて嘗め始めた。オークの舌は長くどんどん奥まで入って行く。

「んっ、ふ、んっン!ぁ、ン!んく、あん!」

 カイビーはライルの唇を貪り続け、香油をつけた指でライルの蕾を開いた。オークの太い指は香油のお陰でスムーズに飲み込まれていく。

 水音と二人の嬌声が響く部屋に二人の意識は快感に飲まれて行った。

「準備は出来た。」

「こちらもだ。」

 初めて口を開いたアイビーとカイビーは快楽に溶けた各々の嫁を見せ合うように抱え上げた。

「「え!ア!あぁ!」」
 
 自身のものを見せ合うように嫁の蕾に突き刺したオーク達。

「あぁ!ぁひ!あっあ!あぁ!」

 アイビーはゲインの中をかき回すように激しく。

「ぁ、ぁん!ン!あ!ン!んく!はぁん、っく、ん!」

 カイビーは口付けをしながら小刻みに動いてライルを悦ばせた。

「あぁ!あん!あん!ぁひ!ぃぐ!ぁひ!ぃぐぅ!ぁあ!」

 ゲインが達してもアイビーの責めは止まらなかった。

「あん!んっ、はっ、ん!ゃ、ん!ア!だめ、ん!んく!やっ、ぁあ!あん!あん!」

 ライルは達してるはずなのに絶頂感がなく、どんどん強くなる快感に戸惑う。メスいきをしたようだ。


「ふん!もうたまらん!」

「あぁ!あん!ぁひ!あ!あ!あ!あぁ!あん!」

 アイビーが立ち上がりゲインの腰を掴むと大きく揺さぶり出す。肌のぶつかる音とゲインの嬌声が部屋に響き渡った。

「ぐぅ、ぐおォォォ!」

「あぁ!ぁひ!ぅあ!んっ、ン!」

 アイビーが達したのだろう。雄叫びを上げてゲインの腰を強く自身の腹に打ち付けた。ゲインはいき絶え絶えと言うように、意識が朦朧としている。

「私も、たまらん!」

「ン!アぁ!あん!あん!あん!」

 カイビーは立ち上がるとライルを抱え上げ自身の方に向ける。向かい有った状態で立ち上がったカイビーに、ライルは自身の自重で中のものがより深くに行く事を知る。先ほどとは違う肌のぶつかる音とライルの矯正が部屋に響く。

「あぁ!あん!あん!んっン!ぁん!」

「んぐ、ぐぅ、ぐ、ぅオォ!」

「あ!あ!あ!ぁン!ぁ、ぁん」

 カイビーも達したようで、再びベッドに座る。快感に溶けたライルのモノからはトロトロと透明な体液がこぼれ落ちていた。

 その日は気を失うまで犯され、気付いては犯された二人の腹にはオークの子を宿す袋ができていた。




「おお、しっかり袋が出来ているな。」

「こちらも袋が出来てる。」

「ならば今日から子作りだ。」

「おう。」

 ゲインとライルが寝ている間に体を調べたオークは今日も朝から二人を犯すことに決めた。

「あぁ!あっ、いやだ!ぁひ!あぁん!」

「んっ、はぁん、ぁん!ぁ、フッん!ふぁン!」

 目覚めた途端に後ろからアイビーのモノを挿入され激しく揺さぶられたゲインは最初、抵抗したものの快楽にのまれていった。
 カイビーはライルに口付けをしながら自身のモノを挿入しスローテンポで抽挿する。ライルはすぐに快感にとろけ、カイビーに身をまかせた。

「あぁ!あん!いぐぅ!ぁひ!ぃぐ!あぁ!あっ、あん!あん!」

 アイビーはゲインのモノを掴むと達せないように締め付ける。

「あぁ!あん!ぁひ!ぃぐ!あん!んひ!ぃぐ!」

 絶頂を止められ、達することができないゲインを激しく犯すアイビー。

「ぐぅ、ぐお、オォ!」

「あぁぁあ!ぁひ!ぁ、ン」

 中に精を出されて絶頂したゲインは意識を失い、ベッドに崩れ落ちた。

 一方、カイビーに犯されているライルは全身を愛撫され、特に胸の飾りはプックりと赤く膨らみカイビーの唾液でしっとりと濡れていた。

「あん!ぁ、ン!ぁあ!いぃ!ぁん!あん!あ、あん!」

 全身が性感帯と化したライルは体を震わせながらカイビーに揺さぶられている。カイビーはベッドに寝転ぶとライルを自身の上に乗せる。

「あぁぁン!はっ、あぁ!あん!」

 自重で中を貫かれたライルは悲鳴のような嬌声を上げた。

「あぁ!あん!あん!あくっ、ン!あん!」

 カイビーは大きな手でライルの腰をつかみ上下に動かす。ライルはカイビーが動かすままに揺さぶられ、嬌声をあげる。

「ふっ、ぐぅ、ぐお、オォ!」

「あん!あぁん!んひぃ!ン、ぁ」

 中に大量の精を受け止め、ライルはカイビーの体にもたれる。
 
「カイビー、少し出てくる。」

「おう。」

 ライルの息が整うのを待ったカイビーはライルの頭掴む。

「んっ、んむ、ふぁ、ン!あん!んっ、んむ!ン!」

 口付けと共に再開された抽挿にライルはカイビーの胸板にすがり付く。

「んっ、はっ、あぁ!んっ、あん!ン!んっく、んむ!んっン!」

 達しても続く抽挿にライルは達したままの快感が続く。体を跳ねさせながらカイビーにすがり付くライルは強すぎる快感に涙をこぼす。
 
「ン!んぐ!あぁん!あん!あ!あん!あん!」

 泣き顔に堪らなく成ったのだろうカイビーが体を反転させた。膝立ちでライルの脚を開いて腰を打ち付け出す。
 
「あひぃ!ン!ぁん!あん!んひ!いん!んぁ!あん!」

 肌のぶつかる音とライルの嬌声が部屋に響き渡った。

「ぐお、ぐおオォ!」

「あぁん!ぁ、ン、はっ、ぁ、はぁん」

 連続で中出されたライルの腹腹ぽっこり膨れ、しどけなく開いた脚の間から出されたものがこぼれ出ていた。強すぎる快感の余韻でライルの体はピクピクと痙攣している。

「うん、上手く出来たようだ。」

 そう言ってカイビーは寝室を出て行ってしまった。

「ライル、大丈夫、か?」

 気が付いていたが体が動かないゲインはカイビーが出ていくのを見送るとライルに声をかけた。

「大丈夫、では、ない。だが、辛くはない。ゲインはどうだ?」

 どこか恍惚としたように言うライルにゲインは困ったような顔で答える。

「ああ、そうだな、辛くは、ない。」

 ゲインは自身の感情に戸惑っていた。本来なら辛い事のはずだ。なのに、犯される恐怖を感じると同時に期待している。強引に犯されて居るのに、気持ちがいい。

「目が覚めていたか。これを食べろ。」

 アイビーが戻って来てゲインの口もとに果物を入れる。

「ん、もっと」

 一口目を飲み込んだゲインは次を催促した。ゲインを自身の膝に座らせたアイビーはゲインが望むままに果物を与えた。

「お前も食え。」

 ライルを膝に乗せカイビーもライルに果物を食べさせる。ライルを飲み込むと口を開け雛鳥のように、給仕を催促した。

 二人が満足すると湯浴みをさせられ、浴衣を着せられた。ゲインはアイビーに、ライルはカイビーにもたれてリビングらしい部屋のソファーで寛ぐ。

「俺達はこれからどうなるんだ?」

 ゲインがアイビーを見つめる。

「お前は俺の嫁、俺の子を産む。」

「子を産むのはどうやるんだ?」

「月が3回丸くなったら産まれる。」

 ゲインの眉間にシワが出来る。人間の出産は命がけだ。不安が顔に出た。

「オークの出産は簡単、排泄と同じ。月が3回丸く成ったら出したくなる。簡単に産まれる。腹は膨らむけど、子ども小さいから産むの簡単。」

 カイビーがアイビーの言葉を補足する。

「そうか。」

「ゲイン、多分もう俺達の腹に宿ってるよ。俺達はオークの子を産む。」

「そうか。」

 ゲインは出産する恐怖を感じている。ゲインの母はゲインの出産が原因で死亡している。
 逆にライルは楽天的だった。ライルは多産の家に産まれ兄弟が産まれるところを見ているから。


 アイビーとカイビーはゲインとライルを大切に扱った。腹に命が宿って居る恐怖を感じているゲインは何かとアイビーに八つ当たりしたが、アイビーは怒らなかった。
 ライルはそんなゲインを励まし、カイビーとイチャイチャしながら過ごした。妊娠中の行為もゲインの横でした。

 そして月が3回満ちたのを見送った3日後、ゲインとライルの出産が始まった。

「うう、っく、腹痛い、うぐ。」

「うっ、ぐっ、もうすぐ、産まれる、見たいだね。」

 ゲインとライルはベッドの上で脚を開いて四つん這いで呻いている。

「「うう、うん!ぃ、ぐ、う」」

 二人は同時に一頭、二頭、三頭を出産した。

 産まれた子どもは洗い桶でアイビーとカイビーに洗われる。全員豚の幼体だ。

「これを俺が産んだのか?」

「ああ、俺達の子供だ。」

「どうやって育てるんだ?」

「暫くは預けておく。歩行が出来るようになったら一緒に住む。」

 オークは基本的に弱いものが育成をする。強い物は成人したら子作り、子が20頭を越えたら戦士として従事する。子作りするのは強い者を多くするためだ。


 ゲインとライルは回復用の果物を食べ、翌日から子作りをする。




 ゲインもライルもアイビーとカイビーに大切にされ、子を産み続けた。アイビーとカイビーが戦士の役目を終えた後、一緒にこの世を旅立った。


  ここは楽園だろうか?

  それとも地獄だろうか?
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