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装甲艦隊構想
大和型重装甲空母
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ひとまず、新型艦載機の制式採用によって山本は一安心していた。
増設された航空機工場もそれぞれ順調に稼働し始め、建造船渠の拡張も一旦は重装甲空母を建造する船渠に工員を集中させ、何とか④計画開始に間に合い現在は6隻の重装甲空母が建造中である。
改最上型は若干遅れることになるが、こればかりは致し方ない。
そして、山本は呉に出向いていた。
彼が切望していた重装甲空母、その一番艦である大和は呉海軍工廠において竣工したのである。
1940年6月23日。
厳粛な雰囲気の中、竣工式は執り行われた。
この空母の存在をアメリカに気取られてはいけないためである。
竣工後はそのまま習熟訓練と言うことになる。
その習熟訓練に山本は4時間だけではあるが同行することとした。
同行と言っても大和の艦内を見回るだけである。
まず、飛行甲板に出てみるとやはり加賀や赤城より断然広い。
その飛行甲板もこれまでの空母のような木甲板ではなく、鋸くずの入ったセメントである。
新型艦橋も重厚な雰囲気を演出している。
山本はこれだけで”この空母はそうそう沈まんな…”と改めて認識した。
格納庫へ降りると、まだ何も艦載していたため漠然としていた。
艦前部の格納庫は解放式となっているため、そこから陽光が差し込んできているのがどこか神秘的であった。
次は大和の船体である。
大和の乗員は2000名であるが、その割に艦内は広いため居住性は日本海軍内で最も良い。
夏になると艦内には冷房がかかり、南方への派遣の際にも問題ない。
山本としてはこの大和が最初の任務となる新米水兵達の事が羨ましくてしょうがなかったが、時代の流れと言うことで自分を納得させた。
山本は4時間後に大和を退艦して桂島泊地へ戻った。
現在、長門以下6戦艦はそろいもそろって改装中のため、現在の連合艦隊旗艦は比叡である。
比叡はお召艦だったということもあり、居住性が良好だったのである。
ただ、山本は比叡に帰るや否やぼやいた。
「比叡より大和の方がよっぽど旗艦に向いておったぞ。今からでも大和に引っ越そうではないか」
さすがにこれは冗談であったが、それほどまでに大和はすごいやすい艦だったのである。
長女である大和の竣工をきっかけに妹たちも続々竣工し始めた。
まず、6月25日に長崎造船所で二番艦の武蔵が竣工。
翌日には横須賀造船所で三番艦である信濃が竣工。
そして6月29日に四番艦となる紀伊が神戸造船所で竣工した。
ついに大和型重装甲空母が4隻揃い踏みとなったのである。
増設された航空機工場もそれぞれ順調に稼働し始め、建造船渠の拡張も一旦は重装甲空母を建造する船渠に工員を集中させ、何とか④計画開始に間に合い現在は6隻の重装甲空母が建造中である。
改最上型は若干遅れることになるが、こればかりは致し方ない。
そして、山本は呉に出向いていた。
彼が切望していた重装甲空母、その一番艦である大和は呉海軍工廠において竣工したのである。
1940年6月23日。
厳粛な雰囲気の中、竣工式は執り行われた。
この空母の存在をアメリカに気取られてはいけないためである。
竣工後はそのまま習熟訓練と言うことになる。
その習熟訓練に山本は4時間だけではあるが同行することとした。
同行と言っても大和の艦内を見回るだけである。
まず、飛行甲板に出てみるとやはり加賀や赤城より断然広い。
その飛行甲板もこれまでの空母のような木甲板ではなく、鋸くずの入ったセメントである。
新型艦橋も重厚な雰囲気を演出している。
山本はこれだけで”この空母はそうそう沈まんな…”と改めて認識した。
格納庫へ降りると、まだ何も艦載していたため漠然としていた。
艦前部の格納庫は解放式となっているため、そこから陽光が差し込んできているのがどこか神秘的であった。
次は大和の船体である。
大和の乗員は2000名であるが、その割に艦内は広いため居住性は日本海軍内で最も良い。
夏になると艦内には冷房がかかり、南方への派遣の際にも問題ない。
山本としてはこの大和が最初の任務となる新米水兵達の事が羨ましくてしょうがなかったが、時代の流れと言うことで自分を納得させた。
山本は4時間後に大和を退艦して桂島泊地へ戻った。
現在、長門以下6戦艦はそろいもそろって改装中のため、現在の連合艦隊旗艦は比叡である。
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ただ、山本は比叡に帰るや否やぼやいた。
「比叡より大和の方がよっぽど旗艦に向いておったぞ。今からでも大和に引っ越そうではないか」
さすがにこれは冗談であったが、それほどまでに大和はすごいやすい艦だったのである。
長女である大和の竣工をきっかけに妹たちも続々竣工し始めた。
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翌日には横須賀造船所で三番艦である信濃が竣工。
そして6月29日に四番艦となる紀伊が神戸造船所で竣工した。
ついに大和型重装甲空母が4隻揃い踏みとなったのである。
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