大和型重装甲空母

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装甲艦隊構想

大和型の運用

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大和型重装甲空母は格納庫面積において12000平方メートルを有している。
これは加賀の9000平方メートルを優に超す数値である。
加えて大和型は格納庫の形状も最適化しており、三種の新型艦載機を艦載した場合は計画されていた144機を優に上回ることが分かった。
3機種は折り畳み翼を意欲的に取り入れたためである。
また、射出機の装備により露天係止できる機体も格段に増えた。
これらを勘案すると大和型空母の艦載機数は露天係止も含めて165機に達するのである。
これはレキシントン級空母やヨークタウン級空母の約2倍であり、まさに驚異的と言えた。
もし、艦載機が折り畳み翼を採用していなければ117機にまで減少するため、多少の性能を犠牲にしてでも艦載機に折り畳み翼を採用しておいて正解だった。
だが、次の問題は165機もの艦載機を生産できるかである。
予算には組み込まれていたが、それは当初の計画分だけであった。
よもや165機もの艦載機を艦載できるとは考えられていなかったのである。
すでに大陸での戦闘によって航空機が強力な兵器であることは判明していた。
そのために航空機工場を拡張していたため、ある程度は対応できるだろうが、すぐには充足できるものではない。
また、搭乗員の訓練なども行う必要があったかがこちらは心配いらない。
すでに蒼龍や鳳翔、龍驤によって新たな母艦搭乗員の大量練成に成功しており、加えて彼らが配属されるのは大和型重装甲空母である。
大和型の飛行甲板は全幅42m×285mという広大なものであり、また艦自体が巨大で波の動揺が少なく、いくら経験が浅い新兵と言えども着艦をしくじることは無かった。


さて、大和型の運用方針であるが、基本としては4隻はそれぞれ金剛型戦艦4隻と戦隊を組み、4隻を集中して運用されることになった。
この4隻だけで680機もの艦載機数を誇るのである。
この一環として大和型4隻は非公式ながらも第三艦隊へ編入され訓練に励むことになった。
これと同時に第三艦隊司令長官には南雲忠一中将が着任。
南雲には航空戦の自信がなかったが、参謀長には根っからの航空屋である草鹿龍之介少将が付くため、それでなんとかなると考えられた。
小沢治三郎中将などは”赤城や加賀もこの戦列に加えるべき”と進言したが、やはり大和型4隻と金剛型4隻とう同型艦だけで艦隊を形成した方が艦隊運動が楽になるに違いないく、また赤城や加賀は大陸での戦いによく駆り出されているため、時期尚早と考えられたのである。

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