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MI作戦
ミッドウェー奇襲さる
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ポートモレスビーの陥落を持って、連合艦隊はハワイ上陸作戦を決行することとした。
未だハワイの基地能力は復活していないに違いなく、やるなら早いほうがよかった。
ただ、最低限の兵力を揃えるために飛龍の復帰を待つこととなっていた。
だが、アメリカ軍はこの隙を見逃さなかった。
ミッドウェー空襲さる。
その報告がなされたのは4月18日であった。
全くの奇襲であったものの、ミッドウェーには最新兵器である電波探信儀が設置されていた。
そのため、航空隊司令官である原忠一少将は零戦を迎撃に上げつつ、陸攻を出撃させた。
結局、零戦隊は敵機の攻撃を防ぎ切る事ができず、ミッドウェーの飛行場は破壊されてしまうことになる。
だが、ミッドウェー航空隊はただではやられなかった。
長大な航続距離を持つ陸攻は自力で敵艦隊を発見。
直掩には零戦18機がついており、それらと共に攻撃。
空母1隻に魚雷2本を突き刺した。
その後、ミッドウェー守備隊は搭乗員達を伴ってミッドウェー島から脱出。
ミッドウェーは防御陣地がなく、上陸にはまるで対抗できなかった。
そのため、原は独断で撤退を決定したわけだが、これはいかにも正しかった。
その後、アメリカ軍は1万に及ぶ兵力を上陸させていたのである。
ミッドウェーが奪還されたことはすぐに連合艦隊にも知らされた。
「これではハワイ攻略作戦の成功がおぼつかなくなるな…」
山本の言うとおりであり、やはりミッドウェーは奪還する必要があった。
もし、ミッドウェーが敵に渡っている時点でハワイ攻略作戦を発動させると、ハワイとミッドウェーの両航空隊から挟撃を受ける可能性があったのである。
もちろん、大和型重装甲空母であればそんな挟撃にも屈しないだろが、やはりハワイ攻略作戦は諸事万難を排して行うべきだった。
そのため、ハワイ作戦は延期を余儀なくされることになる。
だが、悪いことだけでもなく、延期することで作戦に参加できる空母が増えることになる。
一方のアメリカ軍であったが、こちらはこちらでミッドウェー航空隊の予想外の反撃によりせっかく回航されてきたばかりのレンジャーが大破してしまった。
レンジャー自体が小型空母の部類であり、2本の魚雷を喰らっても沈んでいないことは奇跡と言って良かった。
だが、かなりの損傷を負ったのは確かであり、修理のため西海岸へ回航されることになる。
それでも勝利は勝利である。
劣勢続きの太平洋戦線で初めての勝利は国内で喧伝されることになる、
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