小沢機動部隊

ypaaaaaaa

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外南洋作戦

防空戦

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阿部艦隊が連合軍護衛空母艦隊を攻撃している頃、南雲艦隊はケアンズまで300海里まで迫っていた。
「阿部君はかなり大胆だな」
南雲は阿部からの電報を見ながら言った。
「ですが、これで我々は航空支援を受けることは難しくなりました」
南雲もこれには頷く。
「そうかもな。だが、戦艦ならいざ知らず、我が艦隊は巡洋艦が主体だ。そう容易く敵航空機に撃破されることは無いだろう」
西村は少し考えて納得した。


南雲艦隊への航空攻撃の初撃は1944年7月19日午前11時頃に行われた。
主体はケアンズからのB17やB24が主体の反跳爆撃隊である。
これに南雲艦隊は重巡8隻、軽巡4隻の対空火力で対抗。
重巡の主砲からは三式弾も放たれた。
B17もB24もともに4発機であり、図体が大きかった。
次々と対空砲火は命中していき、結局損害は重巡摩耶が500ポンド爆弾を艦尾に喰らっただけであった。
代わりにB17は21機、B24は32機が失われた。
まさに大損害である。
ただ、流石に連合軍もこれら重爆隊が南雲艦隊を殲滅してくれるとは考えていなかった。
この海域には南雲艦隊と阿部艦隊によって撃沈させられた4隻の護衛空母の他に、いまだ4隻の護衛空母が存在していた。
ブリスベンのマッカーサーは南雲艦隊がケアンズへ肉薄していると知った時、すぐに4隻の護衛空母に南雲艦隊に攻撃を命令していた。
だが、すぐに攻撃隊を出撃させるには距離が開いていた。
これを縮めるのに時間を喰ったが、ついに4隻の護衛空母は攻撃隊を出撃させた。
また、ヌーメアにはイギリス東洋艦隊が停泊しておりこちらの艦隊も出港しケアンズ方面に針路を執っていた。


「第二波が来ます。どうやら今度は数が多いようで」
西村は電探員の報告を要約して南雲に報告した。
「敵さんも後が無いんだろう。おそらく、これを乗り越えれば阿部艦隊からの航空支援を受けれるようになる。ここが踏ん張りどころだ」
西村は当然、高雄の艦橋にいた者全てが頷いた。


来襲したのは護衛空母に艦載されていたTBF54機とSB2C63機であった。
これに艦戦であるFM2が45機直掩として付く。
総計162機の大編隊であった。
これには闘将で知られる南雲ですら肝を冷やしたがかれはすでに覚悟を決めていた。
(私が死んだとしてもケアンズの基地を破壊してやる!)
すでに各艦は対空戦闘の用意を完了している。
あとは南雲の命令を待つだけであった。
「全艦、対空戦闘始め!」
直後に高雄の20.3㎝砲が”待ったました!”と言わんばかりにその砲を開いた。
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