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49話:悪夢後、東日本大震災と原発事故
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米国と黄海で合同軍事演習を実施し、朝鮮半島情勢は極度に緊迫化した。冷静な対応を求める中国は6カ国協議首席代表会合の開催を提案したが、日米韓は開催に否定的な見解を表明した。
2010年12月28日、熱海の温泉を予約して、1泊して、ゆっくり忘年会を開く計画をした。孫の雨宮良雄は、4歳になり保育園に通って、最近、数字やひらがなの勉強を始めたと聞かされた。
雨宮ほたる夫妻は、昼前にホテルに到着して、大海原を見ながら、昼食を食べて、風呂に入って、部屋で仮眠した。雨宮時雄一家は、15時過ぎに、到着してホテルの大きな風呂に入った。
その後、熱海の海岸を散歩して、ホテルに帰って来た。17時半に夕食会場へ行くと、雨宮ほたる夫妻が、来ていた。ゆっくり夕食を食べて、息子一家は、温泉に入りに行き、その後、部屋に集まり、忘年会を開いた。
今年は、不景気で、NECでも売り上げが、良くないと話していた。また、奥さんも、少子化の問題が本格化して、私立の学校経営が厳しくなっているようだと話し、自分が卒業した音楽大学も受験生が減っているらしいと述べた。
そんな話をして22時過ぎに、忘年会が終わり、部屋に戻った。翌朝、朝食を食べて、熱海駅から列車で、帰った。その後、2011年となり、初詣に出かけ、ファミリーの家内安全と投資成功を祈願してきた。
この頃から、雨宮ほたるは、悪夢を見たり、激しい頭痛に襲われたりして、1月、近くの病院で精密検査を受けたが特に異常なかった。そして、2月を迎え、少し落ち着いたかと思ったが、2月20日頃から、悪夢を見る日が増えてきた。
その夢と言うのは、水が押し寄せてくるシーンばかりだった。そのうち、大きな地震のような揺れを感じて、かなりの寝汗をかく様になった。それでも頭痛薬を飲みながら、過ごした。
3月に入り、土日の前に買い物に行こうと3月10日木曜日に、雨宮ほたる夫妻が、新横浜駅近くのスーパーへ、買い物に出かけて、食料品を中心に買い物を終えて、駅近くのカフェで珈琲を飲んで、自宅に帰って来た。
この日の晩、嫌な胸騒ぎがして、奥さんに明日は、外出するなと告げた。そして、子供たちも心配になり、息子の時雄にも、何だか胸騒ぎがするので、数日中は、高い所や海の近くなどへ行くなと連絡した。
そして、3月11日を迎えた。この日、雨宮ほたるは、耳鳴りと頭痛で、最悪の体調であった。昼飯は、おかゆを食べて、横になっていた。そして3時が過ぎると、頭痛が、ひどくなり奥さんに出かけるなと言明した。
やがて、14時46分、突然、大きな地震が、起こった。すると、雨宮ほたるは、外に出るなと大きな声で、叫んだ。そして、作りの頑丈な風呂場に駆け込んだ。その後、電気が切れ水道が止まり都市ガスの安全弁が締まった。
揺れが収まると、すぐにブレーカを落とした。そして、ラジオのスイッチを入れると東北地方の太平洋で、巨大地震が起こったと大声で、アナウンサーが叫んでいた。NHK第一を聞くと、NHKテレビと同じ内容を流していた。
横浜では、地震発生から約2時間後の16時45分頃、テレビが復旧し、NHKは,被災地の定点カメラ,ヘリコプター空撮による,被災地のリアルタイムの映像を中心に放送。地震発生直後から一貫して,津波に関する情報提供・避難の呼びかけた。
スタジオでは,発生直後からしばらくはアナウンサー1人体制。その後,災害担当の記者や,東大地震研究所・都司准教授が加わり,地震情報のまとめ、映像から推察される津波の危険性や,住民に対する警戒・避難指示などについて伝えた。
そして地震発生から、ほぼ2時間後の16時47分頃,地震で停止した福島第一原発で,停電により外部電源が絶たれ,非常用ディーゼル発電機の一部も使えなくなった事を伝えた。
さらに東京電力が原子力安全・保安院に異常事態を知らせる通報を行ったという第一報を原子力災害対策特別措置法の解説とともに伝えた。この時、ある中学生の勇気ある行動が、開始された。
2010年12月28日、熱海の温泉を予約して、1泊して、ゆっくり忘年会を開く計画をした。孫の雨宮良雄は、4歳になり保育園に通って、最近、数字やひらがなの勉強を始めたと聞かされた。
雨宮ほたる夫妻は、昼前にホテルに到着して、大海原を見ながら、昼食を食べて、風呂に入って、部屋で仮眠した。雨宮時雄一家は、15時過ぎに、到着してホテルの大きな風呂に入った。
その後、熱海の海岸を散歩して、ホテルに帰って来た。17時半に夕食会場へ行くと、雨宮ほたる夫妻が、来ていた。ゆっくり夕食を食べて、息子一家は、温泉に入りに行き、その後、部屋に集まり、忘年会を開いた。
今年は、不景気で、NECでも売り上げが、良くないと話していた。また、奥さんも、少子化の問題が本格化して、私立の学校経営が厳しくなっているようだと話し、自分が卒業した音楽大学も受験生が減っているらしいと述べた。
そんな話をして22時過ぎに、忘年会が終わり、部屋に戻った。翌朝、朝食を食べて、熱海駅から列車で、帰った。その後、2011年となり、初詣に出かけ、ファミリーの家内安全と投資成功を祈願してきた。
この頃から、雨宮ほたるは、悪夢を見たり、激しい頭痛に襲われたりして、1月、近くの病院で精密検査を受けたが特に異常なかった。そして、2月を迎え、少し落ち着いたかと思ったが、2月20日頃から、悪夢を見る日が増えてきた。
その夢と言うのは、水が押し寄せてくるシーンばかりだった。そのうち、大きな地震のような揺れを感じて、かなりの寝汗をかく様になった。それでも頭痛薬を飲みながら、過ごした。
3月に入り、土日の前に買い物に行こうと3月10日木曜日に、雨宮ほたる夫妻が、新横浜駅近くのスーパーへ、買い物に出かけて、食料品を中心に買い物を終えて、駅近くのカフェで珈琲を飲んで、自宅に帰って来た。
この日の晩、嫌な胸騒ぎがして、奥さんに明日は、外出するなと告げた。そして、子供たちも心配になり、息子の時雄にも、何だか胸騒ぎがするので、数日中は、高い所や海の近くなどへ行くなと連絡した。
そして、3月11日を迎えた。この日、雨宮ほたるは、耳鳴りと頭痛で、最悪の体調であった。昼飯は、おかゆを食べて、横になっていた。そして3時が過ぎると、頭痛が、ひどくなり奥さんに出かけるなと言明した。
やがて、14時46分、突然、大きな地震が、起こった。すると、雨宮ほたるは、外に出るなと大きな声で、叫んだ。そして、作りの頑丈な風呂場に駆け込んだ。その後、電気が切れ水道が止まり都市ガスの安全弁が締まった。
揺れが収まると、すぐにブレーカを落とした。そして、ラジオのスイッチを入れると東北地方の太平洋で、巨大地震が起こったと大声で、アナウンサーが叫んでいた。NHK第一を聞くと、NHKテレビと同じ内容を流していた。
横浜では、地震発生から約2時間後の16時45分頃、テレビが復旧し、NHKは,被災地の定点カメラ,ヘリコプター空撮による,被災地のリアルタイムの映像を中心に放送。地震発生直後から一貫して,津波に関する情報提供・避難の呼びかけた。
スタジオでは,発生直後からしばらくはアナウンサー1人体制。その後,災害担当の記者や,東大地震研究所・都司准教授が加わり,地震情報のまとめ、映像から推察される津波の危険性や,住民に対する警戒・避難指示などについて伝えた。
そして地震発生から、ほぼ2時間後の16時47分頃,地震で停止した福島第一原発で,停電により外部電源が絶たれ,非常用ディーゼル発電機の一部も使えなくなった事を伝えた。
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