39 / 49
38話:JAL再建と東日本大震災
しおりを挟む
地方空港のなかには地元の政治家の要望を受けたものや、需要の見通しが甘いまま建設された空港もあり日本航空はこうした採算のとれない路線を抱えた。赤字路線を抱えざるを得ない状況を強いてきた国の政策の問題も大きな要因となった。
そこで、経営の神様と言われた京セラの稲盛社長の社長に迎え厳しいリストラの道を歩んだ。その後、厳しい冬が終わり、甘太夫妻は、横浜の上大岡川の桜の花見を楽しんだ。やがて夏を迎えたが、今年は猛暑で熱中症で倒れる人が多くかった。
そこで、甘太夫妻は、家の中でエアコンの下で必要以外の外出を避けた。そんな8月を過ぎて9月を迎えた。2010年9月7日、尖閣諸島付近の海域をパトロールしていた巡視船「みずき」が、中国籍の不審船を発見し日本領海からの退去を命じた。
しかし、それを無視して漁船は違法操業を続行、逃走時に巡視船「よなくに」と「みずき」に衝突し2隻を破損させた。海上保安庁は同漁船の船長を公務執行妨害で逮捕し取り調べのため石垣島へ連行し船長を除く船員も同漁船にて石垣港へ回航、事情聴取を行った。
9月9日に船長は那覇地方検察庁石垣支部に送検された。中国政府は「尖閣諸島は中国固有の領土」という主張を根拠に、北京駐在の丹羽宇一郎大使を呼び出し、日本側の主権に基づく司法措置に強硬に抗議した。
そして船長・船員の即時釈放を要求した。これを受けて9月13日に日本政府は船長以外の船員を中国に帰国させ中国漁船も中国側に返還したが、船長に関しては国内法に基づいて起訴する司法手続きの方針を固め9月19日に勾留延長を決定した。
すると中国側は、これに強く反発し、即座に、日本に対して、様々な報復措置を実施。9月24日、国際連合総会開催中で菅直人内閣総理大臣および前原誠司外務大臣不在の中、役人が、中国に恐れをなしたのか急に態度を軟化。
那覇地方検察庁鈴木亨・次席検事が船長の行為に計画性が認められないとし、また日中関係を考慮したとして、中国人船長を処分保留で釈放すると突如発表し、本決定を仙谷由人内閣官房長官は容認した。
25日未明、中国側が、用意したチャーター機で中国人船長は石垣空港から中国へと送還された。11月1日、中国への配慮から非公開となっていた漁船衝突時の動画が、那覇地検によって6分50秒に編集された。
その上で衆参予算委員会所属の一部の国会議員に対してのみ限定公開された。船長が処分保留で釈放された事を受けて2010年10月以降、日本国内の様々な政治団体や市民団体が、本事件に関する中国政府の拡張主義と民主党政権の外交姿勢に抗議するデモ活動を行った。
特に「頑張れ日本全国行動委員会」が主催するデモは、デモ初体験の多くの学生、主婦、家族連れが参加する大規模なものであった。10月に渋谷や六本木で開催されたデモにはそれぞれ3千人から6千近くが参加。
11月6日に日比谷で開催されたデモには、4500人が参加した。中国においては、2010年10月16日に「頑張れ日本、全国行動委員会」が開催した在日中国大使館を包囲するデモの情報が事前に報道された。
これに対抗するためにネットやメールなどで反日デモが呼びかけられた。そして11月16日から中国内陸部の各都市で反日デモが発生した。各都市のデモ隊は暴徒化し日章旗を燃やし日系商店のガラスや看板を割ったり引き摺り下ろした。
さらに駐車中の日本車を破壊するなどしたが、政府により各都市に中国人民武装警察部隊が投入され10日間ほどでデモは終息した。それ以降、この問題が、日本と中国の懸案事項となり中国は一貫して尖閣諸島は、中国固有の領土と強行に主張し始めた。
2010年の後半は、この尖閣問題で揺れた1年となった。やがて、2011年があけた。2011年に入り、風邪を引かないように、甘太夫妻は、うがい、手洗い、マスク着用を心がけて、過ごした。
、多少、熱が出てだるくなったが、無理せず、睡眠時間をとり、ひどくしないで済んだ。またインフルエンザにかからない様に、冬場の外出を極力控えて生活した。そして、3月を迎え、少しずつ暖かくなり始めた。
そこで、経営の神様と言われた京セラの稲盛社長の社長に迎え厳しいリストラの道を歩んだ。その後、厳しい冬が終わり、甘太夫妻は、横浜の上大岡川の桜の花見を楽しんだ。やがて夏を迎えたが、今年は猛暑で熱中症で倒れる人が多くかった。
そこで、甘太夫妻は、家の中でエアコンの下で必要以外の外出を避けた。そんな8月を過ぎて9月を迎えた。2010年9月7日、尖閣諸島付近の海域をパトロールしていた巡視船「みずき」が、中国籍の不審船を発見し日本領海からの退去を命じた。
しかし、それを無視して漁船は違法操業を続行、逃走時に巡視船「よなくに」と「みずき」に衝突し2隻を破損させた。海上保安庁は同漁船の船長を公務執行妨害で逮捕し取り調べのため石垣島へ連行し船長を除く船員も同漁船にて石垣港へ回航、事情聴取を行った。
9月9日に船長は那覇地方検察庁石垣支部に送検された。中国政府は「尖閣諸島は中国固有の領土」という主張を根拠に、北京駐在の丹羽宇一郎大使を呼び出し、日本側の主権に基づく司法措置に強硬に抗議した。
そして船長・船員の即時釈放を要求した。これを受けて9月13日に日本政府は船長以外の船員を中国に帰国させ中国漁船も中国側に返還したが、船長に関しては国内法に基づいて起訴する司法手続きの方針を固め9月19日に勾留延長を決定した。
すると中国側は、これに強く反発し、即座に、日本に対して、様々な報復措置を実施。9月24日、国際連合総会開催中で菅直人内閣総理大臣および前原誠司外務大臣不在の中、役人が、中国に恐れをなしたのか急に態度を軟化。
那覇地方検察庁鈴木亨・次席検事が船長の行為に計画性が認められないとし、また日中関係を考慮したとして、中国人船長を処分保留で釈放すると突如発表し、本決定を仙谷由人内閣官房長官は容認した。
25日未明、中国側が、用意したチャーター機で中国人船長は石垣空港から中国へと送還された。11月1日、中国への配慮から非公開となっていた漁船衝突時の動画が、那覇地検によって6分50秒に編集された。
その上で衆参予算委員会所属の一部の国会議員に対してのみ限定公開された。船長が処分保留で釈放された事を受けて2010年10月以降、日本国内の様々な政治団体や市民団体が、本事件に関する中国政府の拡張主義と民主党政権の外交姿勢に抗議するデモ活動を行った。
特に「頑張れ日本全国行動委員会」が主催するデモは、デモ初体験の多くの学生、主婦、家族連れが参加する大規模なものであった。10月に渋谷や六本木で開催されたデモにはそれぞれ3千人から6千近くが参加。
11月6日に日比谷で開催されたデモには、4500人が参加した。中国においては、2010年10月16日に「頑張れ日本、全国行動委員会」が開催した在日中国大使館を包囲するデモの情報が事前に報道された。
これに対抗するためにネットやメールなどで反日デモが呼びかけられた。そして11月16日から中国内陸部の各都市で反日デモが発生した。各都市のデモ隊は暴徒化し日章旗を燃やし日系商店のガラスや看板を割ったり引き摺り下ろした。
さらに駐車中の日本車を破壊するなどしたが、政府により各都市に中国人民武装警察部隊が投入され10日間ほどでデモは終息した。それ以降、この問題が、日本と中国の懸案事項となり中国は一貫して尖閣諸島は、中国固有の領土と強行に主張し始めた。
2010年の後半は、この尖閣問題で揺れた1年となった。やがて、2011年があけた。2011年に入り、風邪を引かないように、甘太夫妻は、うがい、手洗い、マスク着用を心がけて、過ごした。
、多少、熱が出てだるくなったが、無理せず、睡眠時間をとり、ひどくしないで済んだ。またインフルエンザにかからない様に、冬場の外出を極力控えて生活した。そして、3月を迎え、少しずつ暖かくなり始めた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる