時代の波と恩人の死

ハリマオ65

文字の大きさ
41 / 49

40話:株投資再開と茂田先輩の急死

しおりを挟む
 そして茂田と茂田グループ、甘太で5千株ずつ、合計1万5千株を14220万円で買った。2011年8月に15000円を超え、2012年12月に20000円を超えた。2013年に入ると上昇に加速度がつき3月には3億円を越えた。

 2013年5月23日、早朝、茂田さんからの電話で、気配値が42000円で出ているので成行売りだそう言われ、指示通り成行売りで、全株42000円で売れ、税引き後利益52270万円となった。

 この利益が出て、茂田の貸した金が全額戻って来た。そして茂田と甘太と茂田グループの連名で1億円を東日本大震災に寄付した。もちろん甘太も茂田に借りていた金を返すと言ったが、とっとけと茂田先輩が言った。

 そして2013年の夏も暑く熱中症に気をつけて茂田さん達も甘太夫妻もエアコンの下で生活をして、涼しい秋を待っていた。そして、9月になってが30度を超える日が多く10月になっても30度を超える日があった。まさに異常気象だった。

 11月になり、朝晩涼しくなり、11月26日、箱根の有名温泉ホテルに茂田グループの38人が集まって、盛大に、一足早い忘年会を催した。昼に続々とメンバーが来て、13時には全員そろって、ホテルにチェックインした。

 そして露天風呂や、その他多くの風呂に入って、ゆっくりした。17時からホテルの大広間を借り切って、忘年会を開いた。やがて17時になり、茂田さんが、今回、ユニクロ株を売買して成功して東日本大震災の時の家の建て替え借家の借り換えの金もでき本当に良かったと言った。

 そして、全員で乾杯した。その後、茂田さんが、私も今年65才となり、いつ死んでもおかしくない年になったので、会長を青山寛太にゆずろうと思うと言った。この発言は、誰も聞いていなかったので、どよめきが起きた。

 そして茂田先輩が、甘太に、後は頼むとあっさりいうので、驚いた顔で、甘太がマイクを持った。そして、私には、荷は重くて、できるかどうかわからないので、茂田先輩に聞きながら、やっていきたいと思いますと言うしかなかった。

 するとフロアーから宜しくおねがしますと声がかかった。そして甘太がマイクで、これからも宜しくお願いしますと言って、茂田先輩が、乾杯の音頭をとれというので、乾杯と大きな声で言った。

 終わると、大きな拍手が巻き起こった。そして、無礼講の飲み会となって、茂田と甘太の所に、ビルを次に来るグループのメンバーが、入れ替わり立ち替わりやってきて、スペイン、ポルトガルの旅行の話や今年のユニクロ株の売買の話で盛り上がった。そして甘太もすっかりで上がってしまった。

 そして21時に忘年会がお開きとなって、各自、ホテルのカラオケに行ったり、2次会を開いたりして遅くまで楽しんだが、甘太は、奥さんと部屋に帰り、直ぐ寝てしまった。そして、翌日、茂田グループの仲間38人が、茂田と甘太に、あいさつして、帰って行った。

 2013年12月になり茂田と彼女と甘太夫妻の4人で、平日の昼間に聘珍樓の小さな個室を借りて4人だけの忘年会を開いた。そこで紹興酒を飲みながら茂田が俺は、小さい時から頑張りすぎたので体の至る所に無理がかかってるらしいと笑いながら言った。

 そこで、もしもの時があったら、俺の10億円以上の資産を甘太、お前に託すと言った。そして茂田先輩の彼女で甘太と同じ年の澄子さんと一緒に社会奉仕と東日本大震災のような大災害の時の募金などに使って欲しい。

 また、彼女が会社をつくっていたので、それを利用して、旨く運用していくのを指導してやってくれと言われた。それについては甘太も同意した。そして、甘太の奥さんの恵さんにも宜しく頼むと言った。

 それに対して、恵さんが、でも何か縁起でもない事を言うのですねと笑いながら言った。しかし、何か、あってから言うわけには行かないでしょうと、返答した。まーそうですがと言い、茂田先輩に紹興酒をついだ。

 そして22時に、聘珍樓を出てタクシーでMMタワーに帰った。やがて2014年があけた。そして甘太の奥さんの恵さんが、伊勢山皇大神宮に初詣でに行きましょうと、甘太を誘って、元旦に出かけた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...