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20話:カルフール出店、ヤフー株購入と同時多発テロ
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そうして薄井淳一の健康を気遣った。やがて2001年が明けた。この年も初詣に行き、薄井淳一の健康の回復を願い、家内安全と福来れと富一が、祈願。この年、東京町田の近くにカルフールと言うフランスのスーパーマーケットの店がオープンすると聞いて出かけた。
この年、薄井幸一は、この年、高校入学の年で、中学では学年ベスト10入りして、高校は、日比谷高校か青山高校を目指していたが、より確実な都立青山高校に決めて、両親に話した。そして2月に受験し合格。自宅か20分足らずの都立青山高校に通い始めた。
暖かくなってきた4月初旬、東名横浜インターの近くにカルフールがあり、いきなり混雑していたが、店員がローラースケートで店中を走り回っていたのが面白かった。その他、鳥の丸焼き、フランスワイン、チーズ、パンと旨そうな品が、所狭しと置いてある。
また、どんどん売れていて店は活気にあふローラースケートを履いた、おしゃれな店員が、忙しそうに働いていた。フランスワイン、チーズ、パン、ピザ、ローストチキンは1羽、何と1000円である。
その他、珍しいジャムもあり、かなりの商品を買い込んできた。自宅に帰り夕食で食べると、特にローストチキンの上手さに感動を覚えた。その後、薄井幸一は、予てから行ってみたいと思っていた大岡山の東京工業大学へ日曜日、見学に行った。
そして、何とかして、ここに合格したいと思った。そのため1年生の夏休みから家から近い有名な予備校に通いたいと父に話し了解をもらい7月下旬から通いだした。
夏休みに東京工業大学すずかけ台へ出かけると、緑の多い敷地に立派な校舎が立っていて、こんな緑の多い場所で学びたいと考えた。その後、予備校の入学手続きをとって8月から通い始めた。家に帰って来ても夜遅くまで勉強をし多くの問題集を買い込んだ。
今年は、出かけずエアコンの下で過ごしていることにした。9月を迎えた。2001年9月4日、この日、薄井富一は、昨晩、残暑が厳しくてエアコンを低い温度にして寝てしまい、頭痛がして、会社を休むと、奥さんに伝言を依頼した。
8時半、証券会社の義理の父からの電話で、ヤフー株の気配値が182万円と安いので買いと言われ5株、成り行き買いを指示。その日の夜にヤフー株5株910万円で買えたと連絡が入った。その結果、残金が、約1670万円となった。
しかし、翌日も夏風邪で体調が悪く会社を休んだ。水曜日やっと体調が戻り製薬メーカーの研究所に奥さんと共に出勤。その1週間後、9月11日、米ニューヨークの世界貿易センタービルとワシントンの国防総省ビルにハイジャックされた旅客機が相次いで激突。
犠牲者3千人以上を出す史上最悪のテロ事件となった。米国の経済・軍事中枢に航空機で突入という異常な惨劇に世界中が衝撃を受けた。9・11の米同時多発テロを受け、米英両政府は反米テロの黒幕、ウサマ・ビンラディン容疑者を首謀者と断定、
ウサマ・ビンラディン容疑者のイスラム原理主義テロ組織アルカイダをかくまうアフガニスタンのタリバン政権に空爆など激しい軍事攻撃を実施。この攻撃で首都カブールは陥落しタリバン政権は崩壊。
加えて米国でもニューヨーク株式市場のダウ平均が1万ドル割れしリセッション「景気後退」入りし欧州最大のドイツ経済もマイナス成長に陥った。日本でも景気が急に冷え込んでいった。
続けて「白い粉」と呼ばれた炭疽菌が、9月の同時テロ後、米国の大手メディア、上院議員事務所、政府機関などに郵便で送られた。その後、急速に汚染が拡大。防護服を着用して調査に当たる環境保護局危険物処理班のスタッフが排除。
環境問題では、モロッコで10月に開催された気候変動枠組み条約第7回締約国会議「COP7」で二酸化炭素など温室効果ガスの削減義務などを定めた京都議定書の運用ルールに関する最終合意が成立。3月28日、ブッシュ大統領は、京都議定書からの離脱を表明した。
この年、薄井幸一は、この年、高校入学の年で、中学では学年ベスト10入りして、高校は、日比谷高校か青山高校を目指していたが、より確実な都立青山高校に決めて、両親に話した。そして2月に受験し合格。自宅か20分足らずの都立青山高校に通い始めた。
暖かくなってきた4月初旬、東名横浜インターの近くにカルフールがあり、いきなり混雑していたが、店員がローラースケートで店中を走り回っていたのが面白かった。その他、鳥の丸焼き、フランスワイン、チーズ、パンと旨そうな品が、所狭しと置いてある。
また、どんどん売れていて店は活気にあふローラースケートを履いた、おしゃれな店員が、忙しそうに働いていた。フランスワイン、チーズ、パン、ピザ、ローストチキンは1羽、何と1000円である。
その他、珍しいジャムもあり、かなりの商品を買い込んできた。自宅に帰り夕食で食べると、特にローストチキンの上手さに感動を覚えた。その後、薄井幸一は、予てから行ってみたいと思っていた大岡山の東京工業大学へ日曜日、見学に行った。
そして、何とかして、ここに合格したいと思った。そのため1年生の夏休みから家から近い有名な予備校に通いたいと父に話し了解をもらい7月下旬から通いだした。
夏休みに東京工業大学すずかけ台へ出かけると、緑の多い敷地に立派な校舎が立っていて、こんな緑の多い場所で学びたいと考えた。その後、予備校の入学手続きをとって8月から通い始めた。家に帰って来ても夜遅くまで勉強をし多くの問題集を買い込んだ。
今年は、出かけずエアコンの下で過ごしていることにした。9月を迎えた。2001年9月4日、この日、薄井富一は、昨晩、残暑が厳しくてエアコンを低い温度にして寝てしまい、頭痛がして、会社を休むと、奥さんに伝言を依頼した。
8時半、証券会社の義理の父からの電話で、ヤフー株の気配値が182万円と安いので買いと言われ5株、成り行き買いを指示。その日の夜にヤフー株5株910万円で買えたと連絡が入った。その結果、残金が、約1670万円となった。
しかし、翌日も夏風邪で体調が悪く会社を休んだ。水曜日やっと体調が戻り製薬メーカーの研究所に奥さんと共に出勤。その1週間後、9月11日、米ニューヨークの世界貿易センタービルとワシントンの国防総省ビルにハイジャックされた旅客機が相次いで激突。
犠牲者3千人以上を出す史上最悪のテロ事件となった。米国の経済・軍事中枢に航空機で突入という異常な惨劇に世界中が衝撃を受けた。9・11の米同時多発テロを受け、米英両政府は反米テロの黒幕、ウサマ・ビンラディン容疑者を首謀者と断定、
ウサマ・ビンラディン容疑者のイスラム原理主義テロ組織アルカイダをかくまうアフガニスタンのタリバン政権に空爆など激しい軍事攻撃を実施。この攻撃で首都カブールは陥落しタリバン政権は崩壊。
加えて米国でもニューヨーク株式市場のダウ平均が1万ドル割れしリセッション「景気後退」入りし欧州最大のドイツ経済もマイナス成長に陥った。日本でも景気が急に冷え込んでいった。
続けて「白い粉」と呼ばれた炭疽菌が、9月の同時テロ後、米国の大手メディア、上院議員事務所、政府機関などに郵便で送られた。その後、急速に汚染が拡大。防護服を着用して調査に当たる環境保護局危険物処理班のスタッフが排除。
環境問題では、モロッコで10月に開催された気候変動枠組み条約第7回締約国会議「COP7」で二酸化炭素など温室効果ガスの削減義務などを定めた京都議定書の運用ルールに関する最終合意が成立。3月28日、ブッシュ大統領は、京都議定書からの離脱を表明した。
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