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2024/07/13 嫁の備忘録【石垣島旅行】2日目
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枕が変わると寝られない。というタイプではないのだが、4時前に目が覚めた。
それから庭に出てスズメバチを出来るだけ刺激しないように隅に寄ってタバコを吸った。
空はまだ白んでくるような頃合いでもなくて、やたら星が綺麗だった。周りは民家ばかりで雑多な音もなく、時折「ギァッ!」と南国っぽい甲高い声の鳥が鳴いていた。
AM7:00
二度寝した。寝坊した。あと30分で出発予定時刻である。
慌てて子らと旦那(お前は何で寝てるんだ)をたたき起こして、小汚い(誉め言葉)商店で買った各々の朝食を食べさせている折に旦那へ宿の大家さんから連絡が来た。
スズメバチの件で、別の棟に移ってもいいよ。とのこと。
部屋を見回せば「滞在中はもう閉じない」と決めていた開きっぱなしのスーツケースや昨日買った水その他の必需品などが乱雑にではないものの生活に合わせて展開している状態。
時計を見れば、出発予定時刻の約10分前。
絶叫である。
朝食は車の中で食べさせるとしてとにかく子らを着替えさせ、部屋を何とか見れるくらいまで整えて出発し、上原港から“船”へと飛び乗る。
この際、息子と二人で待合の土産物屋をちょっと物色している内に旦那と娘が消えて、よもや先に船に乗ったのではあるまいか、我々のチケットはどうするのだと酷く腹を立てた。
旦那は煙草を吸いに行っていただけなのだが。
一言言えと、この旅行中何度も思う事になる。
船上は至って快適だった。
我が子らながら、こういった所で騒ぐようなことはない大変優秀な子らである。
退屈がって多少の兄妹喧嘩は勃発しかけたが、それも小声でのやり取りで可愛らしいものだと思った。
約1時間ほどで目的地である西表島へ到着した。
私はこの時まで目的地が西表島であることを知らなった。まぁ、何やらアクティブな遊びをするようだとは聞いてはいたものの、場所であったり、内容であったりに全く興味を持っていなかったのだ。まさしく丸投げの正しい姿勢とはこのことだと思う。
送迎の方にご挨拶をして、連れてこられたのはまぁまぁな内地。
ここに来るまでに何度か「子猫注意!」というような看板を見かけた。動物飛び出し注意の看板は当然のように猫柄。猫が好きな私はニコニコしながら写真を撮っていた。
この笑顔、暫く封殺されることになる。
さて、旦那がこの度の旅行で組んだ予定第一弾は「西表島で軽いトレッキングで滝を目指し、下山後はガイドさん特製のソーキソバを食べ、午後はカヤックでマングローブの川べりをゆったり遡る」というもの。
実際に体験した私からすると「地獄の山登りをして滝に打たれ、爆笑する膝太ももを叱咤しながら元来た道を引き返し、グロッキーで昼食もまともに食えないまま今度は上半身を痛めつけるべくオールを握らされる」というものであった。
道中の写真もガイドさんが撮ってくれるから我々は手ぶらでわぁきゃぁ言いながらアクティビティを楽しめばいいよ。とは旦那の談であったが、そもそも先導するガイドさんが追従する我々の写真を撮れるわけがない。
ましてや、途中で見かけた夾竹桃の花や、大量にカニの群れる暗がりなどはガイドさんからしたら日常風景であって“撮る”に足らないものだろう。我々はそういうものこそ残しておきたいというのに。
私は途中から水没の恐怖に怯えながらスマホを構えて山を登った。
どこが“軽い”トレッキングだ。ガチのヤツじゃねぇか。と旦那に呪詛を吐きつつひぃひぃいいながら沢を渡る。
事前に渡された靴はフェルトシューズと言うらしく、裏がザリザリの布ブラシのようになっていてしっかりと岩を噛んでくれる。とはいえ不安定な足場や滑るかもという不安感、そして子が転ばないかなどと言う心配は体力と同時に精神力もガリガリ削ってくれた。
道中ほぼ垂直に見える3mほどの壁を「この根っこに捕まって登((ry」と言われ見上げた時にはここ数年の走馬灯が過った。
と、悪い様にばかり言うのは私の癖であって、経験自体はとても良い経験ができたと思う。
見たことのない生き物や植生。日常とは切り離された環境…例えるならまさにもののけ姫の世界である…に身を置いて全身運動を駆使して目的地を目指す。自然の音を聞きながら、自然の痕跡を探しながら。
後半に行くにつれて私は何かしらの脳内麻薬に侵されてやたらとハイテンションになっていた。所謂ランナーズハイの状態である。ガイドさんは多分引いていたと思う。
後に「楽しかった?」と聞いた娘ははにかみながらこう言った。
「正直あんまり…」
苦笑いである。
息子が生き物探索に夢中で若干時間が押したことで、昼食の為に訪れた展望台は空いていた。
見晴らしのいい東屋からは写真集で見るような美しい色合いの海が一望できた。
そこでもやたらデカい芋虫やら30cmはあるようなトカゲやらを見つけつつ、一時の休息をとる。
ガイドさんの奥様が出汁から作ったというソーキソバは半分も食べられなかった。
美味しかったんだけどさ、もう、しんどくて。
「美味しいものをちょっとだけ食べるのが幸せよな」とかわけのわからない言い訳をしながら残りは旦那に食わせた。
食の細い息子も、口が痛い娘も完食していたので美味しかったのは間違いないだろう。
そして食後の後半戦である。
ガイドさんの運転で少し移動して、海岸沿いにやって来た。
カヤックに乗ってマングローブの川べりを遡る、という奴だが、直前にガイドさんが我々に聞いた。
「皆さん、カヤックのご経験は?」
子らは当然ないとして、私たちに聞かれているというのはすぐに分かった。
私は一瞬で記憶を探って「しょ、小学校5年生の時に…」と答えた。学校行事で、30人くらいでオールを持って海に漕ぎ出したのだ。おーえすおーえすと。
ガイドさんはにっこり笑って「やり方を説明しますね」と言った。
…結構上手だったんだぞ。と思ったが、よく考えたらカヤックじゃなかったので閉口せざるをえない。黙っていた旦那は賢明だ。
大体予想通りの説明…右に曲がる時は左を漕ぐだとか、スピードを緩めたい時はオールを沈めるだとか…を受けて、娘と私、旦那と息子という組み合わせでカヤックに乗り込んだ。
慣らし運転とばかりに広い海上を少しうろつけば、我々のオールに追われた小魚が水面を跳ねながら走る。子らがきゃっきゃと声を上げてはしゃぐものだから、私は必死になってその様子を動画に収めた。後で見返した時キラキラした笑顔の自分が映っていたのは墓場まで持って行く秘密として、その動画は消した。
そんなこんながありつついよいよ上流に向かって舟を出した。
両側に迫るようなマングローブの林があり、時折その根の下を潜るような進路を指示される。子らは頭を屈めるだけでいいのだけれど、私は腹筋の限界を試されるような経験だった。
自律性を重視する、というわけではないが、極力「子が自身で操縦しているように思わせる」ため、私は操舵に始終した。右に曲がりすぎれば左のオールでブレーキをかけ、と言った具合だ。振り返ってはしゃぐ娘に「娘ちゃんが全部やってくれるからかっかは楽ちんだ!」なんて声を掛けながら。
そんな健気な私の後ろで旦那が息子を怒鳴る声がする。
こういう場合、どうなのだろうなぁといつも悩む。
旦那のように100%自力に任せて「僕はまだまだだ」と思わせるのが正解なのか、私のように見えない程度の少しの手助けをして「私できてる!」と思わせるのが正解なのか。
ただ、旦那が息子を怒鳴っているのがとりあえずムカついたので帰路は交代した。
帰路の息子は「僕コツを掴んだ!」と自信満々に嬉しそうな顔をしていたので、まぁ正解かどうかは置いておいて間違いではなかったんだと思うことにする。
行程を終えて、船着き場まで送ってくれたガイドさんとの別れも済ませ、ゆったりとやってくるフェリーを出迎える。
空は絵にかいたような青空で、それを背景に撮った子らの写真はまるで合成写真のように見えた。
さて、夕食である。
ガイドさんに聞いた店「回転寿司 鮨人(すしんちゅ)」は、日本最南端の回転寿司屋なのだとか。
到着時すでに数組待っていたようだが、中を覗き込めば驚くほど空いている。
はてな?と思い店内を見回せば「本日スタッフが少ないため、お席を縮小してのご案内となっております。手のかかるお料理は少々お時間を頂きます」の張り紙が。
なんだか、沖縄っぽくて嬉しくなってしまった。
店内で待つのは手狭なようだったので旦那だけ待たせて一旦車で待機していたのだが、まぁ見事に「わ」ナンバーが居ない。それに気付いてまたちょっと嬉しくなった。
回転寿司とは言え我々は観光客である。地元の物が食べたいじゃないかということで、グルクンの天ぷらだの、島魚のあら汁だの、寿司以外の物ばっかり頼んでいた。
そして頼んだものははま寿司方式で上のレールで新幹線に乗ってくる。そこに琉神マブヤーがくっついていたので子供たちも大喜びだった。
マブヤー、あれが出てきた時は沖縄頭おかしくなったのかと不安に思ったものだが、こうして地元に愛されているのを見てなんとなく安心した。余計なお世話である。
レールに乗せられないものはなんとKettyBotが運んできた。これには親もテンションが上がった。まさかこんな場所で時代の最先端に出会うなんて。得した気分だ。
お寿司もお料理も全部美味しかった。泡盛もいただいたが、ワンカップみたいな紙パックで提供されたもんだからいよいよ酒飲みもここまで来たら終着点近いなとなんとなく考えた。
移動先の宿は「民宿 さんごひ」であった。宿泊施設の候補に入っていたので特に迷うこともなくスムーズに到着。
玄関先に掛かった貝を「あれなんだっけ。アレアレ」と息子と言いながら玄関を開けると、高い吹き抜けの天井。
一瞬で京極夏彦の絵本「いるの いないの」が過ったが、これ言ったら絶対子らが寝れなくなると思って我慢した。宿泊中ずっと我慢していた。
それから庭に出てスズメバチを出来るだけ刺激しないように隅に寄ってタバコを吸った。
空はまだ白んでくるような頃合いでもなくて、やたら星が綺麗だった。周りは民家ばかりで雑多な音もなく、時折「ギァッ!」と南国っぽい甲高い声の鳥が鳴いていた。
AM7:00
二度寝した。寝坊した。あと30分で出発予定時刻である。
慌てて子らと旦那(お前は何で寝てるんだ)をたたき起こして、小汚い(誉め言葉)商店で買った各々の朝食を食べさせている折に旦那へ宿の大家さんから連絡が来た。
スズメバチの件で、別の棟に移ってもいいよ。とのこと。
部屋を見回せば「滞在中はもう閉じない」と決めていた開きっぱなしのスーツケースや昨日買った水その他の必需品などが乱雑にではないものの生活に合わせて展開している状態。
時計を見れば、出発予定時刻の約10分前。
絶叫である。
朝食は車の中で食べさせるとしてとにかく子らを着替えさせ、部屋を何とか見れるくらいまで整えて出発し、上原港から“船”へと飛び乗る。
この際、息子と二人で待合の土産物屋をちょっと物色している内に旦那と娘が消えて、よもや先に船に乗ったのではあるまいか、我々のチケットはどうするのだと酷く腹を立てた。
旦那は煙草を吸いに行っていただけなのだが。
一言言えと、この旅行中何度も思う事になる。
船上は至って快適だった。
我が子らながら、こういった所で騒ぐようなことはない大変優秀な子らである。
退屈がって多少の兄妹喧嘩は勃発しかけたが、それも小声でのやり取りで可愛らしいものだと思った。
約1時間ほどで目的地である西表島へ到着した。
私はこの時まで目的地が西表島であることを知らなった。まぁ、何やらアクティブな遊びをするようだとは聞いてはいたものの、場所であったり、内容であったりに全く興味を持っていなかったのだ。まさしく丸投げの正しい姿勢とはこのことだと思う。
送迎の方にご挨拶をして、連れてこられたのはまぁまぁな内地。
ここに来るまでに何度か「子猫注意!」というような看板を見かけた。動物飛び出し注意の看板は当然のように猫柄。猫が好きな私はニコニコしながら写真を撮っていた。
この笑顔、暫く封殺されることになる。
さて、旦那がこの度の旅行で組んだ予定第一弾は「西表島で軽いトレッキングで滝を目指し、下山後はガイドさん特製のソーキソバを食べ、午後はカヤックでマングローブの川べりをゆったり遡る」というもの。
実際に体験した私からすると「地獄の山登りをして滝に打たれ、爆笑する膝太ももを叱咤しながら元来た道を引き返し、グロッキーで昼食もまともに食えないまま今度は上半身を痛めつけるべくオールを握らされる」というものであった。
道中の写真もガイドさんが撮ってくれるから我々は手ぶらでわぁきゃぁ言いながらアクティビティを楽しめばいいよ。とは旦那の談であったが、そもそも先導するガイドさんが追従する我々の写真を撮れるわけがない。
ましてや、途中で見かけた夾竹桃の花や、大量にカニの群れる暗がりなどはガイドさんからしたら日常風景であって“撮る”に足らないものだろう。我々はそういうものこそ残しておきたいというのに。
私は途中から水没の恐怖に怯えながらスマホを構えて山を登った。
どこが“軽い”トレッキングだ。ガチのヤツじゃねぇか。と旦那に呪詛を吐きつつひぃひぃいいながら沢を渡る。
事前に渡された靴はフェルトシューズと言うらしく、裏がザリザリの布ブラシのようになっていてしっかりと岩を噛んでくれる。とはいえ不安定な足場や滑るかもという不安感、そして子が転ばないかなどと言う心配は体力と同時に精神力もガリガリ削ってくれた。
道中ほぼ垂直に見える3mほどの壁を「この根っこに捕まって登((ry」と言われ見上げた時にはここ数年の走馬灯が過った。
と、悪い様にばかり言うのは私の癖であって、経験自体はとても良い経験ができたと思う。
見たことのない生き物や植生。日常とは切り離された環境…例えるならまさにもののけ姫の世界である…に身を置いて全身運動を駆使して目的地を目指す。自然の音を聞きながら、自然の痕跡を探しながら。
後半に行くにつれて私は何かしらの脳内麻薬に侵されてやたらとハイテンションになっていた。所謂ランナーズハイの状態である。ガイドさんは多分引いていたと思う。
後に「楽しかった?」と聞いた娘ははにかみながらこう言った。
「正直あんまり…」
苦笑いである。
息子が生き物探索に夢中で若干時間が押したことで、昼食の為に訪れた展望台は空いていた。
見晴らしのいい東屋からは写真集で見るような美しい色合いの海が一望できた。
そこでもやたらデカい芋虫やら30cmはあるようなトカゲやらを見つけつつ、一時の休息をとる。
ガイドさんの奥様が出汁から作ったというソーキソバは半分も食べられなかった。
美味しかったんだけどさ、もう、しんどくて。
「美味しいものをちょっとだけ食べるのが幸せよな」とかわけのわからない言い訳をしながら残りは旦那に食わせた。
食の細い息子も、口が痛い娘も完食していたので美味しかったのは間違いないだろう。
そして食後の後半戦である。
ガイドさんの運転で少し移動して、海岸沿いにやって来た。
カヤックに乗ってマングローブの川べりを遡る、という奴だが、直前にガイドさんが我々に聞いた。
「皆さん、カヤックのご経験は?」
子らは当然ないとして、私たちに聞かれているというのはすぐに分かった。
私は一瞬で記憶を探って「しょ、小学校5年生の時に…」と答えた。学校行事で、30人くらいでオールを持って海に漕ぎ出したのだ。おーえすおーえすと。
ガイドさんはにっこり笑って「やり方を説明しますね」と言った。
…結構上手だったんだぞ。と思ったが、よく考えたらカヤックじゃなかったので閉口せざるをえない。黙っていた旦那は賢明だ。
大体予想通りの説明…右に曲がる時は左を漕ぐだとか、スピードを緩めたい時はオールを沈めるだとか…を受けて、娘と私、旦那と息子という組み合わせでカヤックに乗り込んだ。
慣らし運転とばかりに広い海上を少しうろつけば、我々のオールに追われた小魚が水面を跳ねながら走る。子らがきゃっきゃと声を上げてはしゃぐものだから、私は必死になってその様子を動画に収めた。後で見返した時キラキラした笑顔の自分が映っていたのは墓場まで持って行く秘密として、その動画は消した。
そんなこんながありつついよいよ上流に向かって舟を出した。
両側に迫るようなマングローブの林があり、時折その根の下を潜るような進路を指示される。子らは頭を屈めるだけでいいのだけれど、私は腹筋の限界を試されるような経験だった。
自律性を重視する、というわけではないが、極力「子が自身で操縦しているように思わせる」ため、私は操舵に始終した。右に曲がりすぎれば左のオールでブレーキをかけ、と言った具合だ。振り返ってはしゃぐ娘に「娘ちゃんが全部やってくれるからかっかは楽ちんだ!」なんて声を掛けながら。
そんな健気な私の後ろで旦那が息子を怒鳴る声がする。
こういう場合、どうなのだろうなぁといつも悩む。
旦那のように100%自力に任せて「僕はまだまだだ」と思わせるのが正解なのか、私のように見えない程度の少しの手助けをして「私できてる!」と思わせるのが正解なのか。
ただ、旦那が息子を怒鳴っているのがとりあえずムカついたので帰路は交代した。
帰路の息子は「僕コツを掴んだ!」と自信満々に嬉しそうな顔をしていたので、まぁ正解かどうかは置いておいて間違いではなかったんだと思うことにする。
行程を終えて、船着き場まで送ってくれたガイドさんとの別れも済ませ、ゆったりとやってくるフェリーを出迎える。
空は絵にかいたような青空で、それを背景に撮った子らの写真はまるで合成写真のように見えた。
さて、夕食である。
ガイドさんに聞いた店「回転寿司 鮨人(すしんちゅ)」は、日本最南端の回転寿司屋なのだとか。
到着時すでに数組待っていたようだが、中を覗き込めば驚くほど空いている。
はてな?と思い店内を見回せば「本日スタッフが少ないため、お席を縮小してのご案内となっております。手のかかるお料理は少々お時間を頂きます」の張り紙が。
なんだか、沖縄っぽくて嬉しくなってしまった。
店内で待つのは手狭なようだったので旦那だけ待たせて一旦車で待機していたのだが、まぁ見事に「わ」ナンバーが居ない。それに気付いてまたちょっと嬉しくなった。
回転寿司とは言え我々は観光客である。地元の物が食べたいじゃないかということで、グルクンの天ぷらだの、島魚のあら汁だの、寿司以外の物ばっかり頼んでいた。
そして頼んだものははま寿司方式で上のレールで新幹線に乗ってくる。そこに琉神マブヤーがくっついていたので子供たちも大喜びだった。
マブヤー、あれが出てきた時は沖縄頭おかしくなったのかと不安に思ったものだが、こうして地元に愛されているのを見てなんとなく安心した。余計なお世話である。
レールに乗せられないものはなんとKettyBotが運んできた。これには親もテンションが上がった。まさかこんな場所で時代の最先端に出会うなんて。得した気分だ。
お寿司もお料理も全部美味しかった。泡盛もいただいたが、ワンカップみたいな紙パックで提供されたもんだからいよいよ酒飲みもここまで来たら終着点近いなとなんとなく考えた。
移動先の宿は「民宿 さんごひ」であった。宿泊施設の候補に入っていたので特に迷うこともなくスムーズに到着。
玄関先に掛かった貝を「あれなんだっけ。アレアレ」と息子と言いながら玄関を開けると、高い吹き抜けの天井。
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