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第三章 ゲームの始まり
攻略対象とともに戦闘開始!
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☆☆☆☆☆☆☆
「今度はあの時みたいな戦いはしないで頂きたいでありますな!!ディルク!!」
「今はアークライトの方が、危ない戦いしているじゃねーか!!」
「ディルク兄さん、俺はどうしたらいい?」
「魔法詠唱には気をつけるであります。ブレイド伯爵家は力が強いものが当主になるでありますから。実際にあの剣を使っても攻撃するであります。どっちにしろ、注意をしてほしいであります。」
代わりにレオン様が答えてしまった。しかし、魔物化したブレイド伯爵は強いし、魔法詠唱も早く攻撃が上手く出来ない。アークライトは自分の身を顧みない。
「もうっ!いくら仇といえど少しは自分の身を顧みなさいよねっ!」
セレナはそう言いながらも、アークライトに回復魔法をかける。レオンはセレナを守る陣形を保つ。こちらの前衛にディルクとディーデルとカイル。後衛にはセレナとセレン。後衛を守る人物としてはセレナにはレオンが、セレンにはソフィーとアーネイルを配備した。
ディルクは前回の事もあり、少し力が出し切れていない。・・・そんなんじゃあ、この戦い勝てないっつの!
「ディーデル!ディルクに発破を掛けるであります!・・・意味は、強い言葉で励ましたり、煽動したりすることであります!!ディルクに気合を入れさせてほしいでありますな!!」
レオン様は叫ぶ。
ディーデルはそれに応える。
「ディルク兄さん!!いつもの通りに力出してよ!!両親の時みたいに、本気出してよ!!」
「う。それでは、アークのようになってしまうが・・・!」
「今は理性あるでしょうが!!今、こうして話せているんだから、あの時みたいにならないから!!」
「分かった。もっと、力を出す。ブレイド伯爵は強い。それを認めつつ、本気を出すっ!」
・・・良かった。いつものディルクだ。斧を振りかざし、相手の剣攻撃を受け止める。その間にアークライトが斬りかかる。ディーデルとカイルも同じく攻撃する。魔法詠唱をさせないために。
セレンは前衛を助けるように、元ブレイド伯爵だけに攻撃魔法を詠唱する。
そうこうしている内に、魔物調査隊の残りも陣形を決めて、作戦を決めたようだ。
生徒会長が来た。
「こっちは、ディネットさんを守る人を多めにとったよ。シルヴェスト王子とレイトさんとクレバーとゼノンさんとランドール先生がディネットさんを守ってくれている。こっちにまわるのが、僕・ヴィルさん・アカツキさんだよ。・・・何が起きているの?」
レイト・アスカガンダ・・・アスカガンダの留学生の隠れキャラ。しかし、今は2と3が始まっているので、隠れキャラでもないが。1年生です。Aクラスの所属です。
ゼノン・ローベン・・・ディネットと同じ学年でCクラスに所属しています。性格はおとなしいです。
後は、ディーデルとアークライトが1の攻略対象となります。2と3が始まっているので、レオン様とディルクは隠れキャラになっていたりします。・・・セレンはゲームの中では死んだことになっているので、除外です。
「簡単に言うと、ブレイド伯爵が魔物化されたであります。・・・倒したら、ブレイド伯爵は死ぬであります。一度魔物化すると、元には戻れないであります。・・・人間に戻せる方法があればよかったでありますが、調べてもそんな方法はなかったであります。」
「つまり、ブレイド伯爵を殺すって事?」
「元ブレイド伯爵をでありますが。・・・そうするしか、方法がありません。というか、このままだと、アークライト殿が危ないであります。」
「そうだね。躊躇はできないか・・・!やるしかない!!皆、陣形を保ってください!!」
生徒会長の宣誓でその場の空気はしゃっきりとした感じがした。
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「今度はあの時みたいな戦いはしないで頂きたいでありますな!!ディルク!!」
「今はアークライトの方が、危ない戦いしているじゃねーか!!」
「ディルク兄さん、俺はどうしたらいい?」
「魔法詠唱には気をつけるであります。ブレイド伯爵家は力が強いものが当主になるでありますから。実際にあの剣を使っても攻撃するであります。どっちにしろ、注意をしてほしいであります。」
代わりにレオン様が答えてしまった。しかし、魔物化したブレイド伯爵は強いし、魔法詠唱も早く攻撃が上手く出来ない。アークライトは自分の身を顧みない。
「もうっ!いくら仇といえど少しは自分の身を顧みなさいよねっ!」
セレナはそう言いながらも、アークライトに回復魔法をかける。レオンはセレナを守る陣形を保つ。こちらの前衛にディルクとディーデルとカイル。後衛にはセレナとセレン。後衛を守る人物としてはセレナにはレオンが、セレンにはソフィーとアーネイルを配備した。
ディルクは前回の事もあり、少し力が出し切れていない。・・・そんなんじゃあ、この戦い勝てないっつの!
「ディーデル!ディルクに発破を掛けるであります!・・・意味は、強い言葉で励ましたり、煽動したりすることであります!!ディルクに気合を入れさせてほしいでありますな!!」
レオン様は叫ぶ。
ディーデルはそれに応える。
「ディルク兄さん!!いつもの通りに力出してよ!!両親の時みたいに、本気出してよ!!」
「う。それでは、アークのようになってしまうが・・・!」
「今は理性あるでしょうが!!今、こうして話せているんだから、あの時みたいにならないから!!」
「分かった。もっと、力を出す。ブレイド伯爵は強い。それを認めつつ、本気を出すっ!」
・・・良かった。いつものディルクだ。斧を振りかざし、相手の剣攻撃を受け止める。その間にアークライトが斬りかかる。ディーデルとカイルも同じく攻撃する。魔法詠唱をさせないために。
セレンは前衛を助けるように、元ブレイド伯爵だけに攻撃魔法を詠唱する。
そうこうしている内に、魔物調査隊の残りも陣形を決めて、作戦を決めたようだ。
生徒会長が来た。
「こっちは、ディネットさんを守る人を多めにとったよ。シルヴェスト王子とレイトさんとクレバーとゼノンさんとランドール先生がディネットさんを守ってくれている。こっちにまわるのが、僕・ヴィルさん・アカツキさんだよ。・・・何が起きているの?」
レイト・アスカガンダ・・・アスカガンダの留学生の隠れキャラ。しかし、今は2と3が始まっているので、隠れキャラでもないが。1年生です。Aクラスの所属です。
ゼノン・ローベン・・・ディネットと同じ学年でCクラスに所属しています。性格はおとなしいです。
後は、ディーデルとアークライトが1の攻略対象となります。2と3が始まっているので、レオン様とディルクは隠れキャラになっていたりします。・・・セレンはゲームの中では死んだことになっているので、除外です。
「簡単に言うと、ブレイド伯爵が魔物化されたであります。・・・倒したら、ブレイド伯爵は死ぬであります。一度魔物化すると、元には戻れないであります。・・・人間に戻せる方法があればよかったでありますが、調べてもそんな方法はなかったであります。」
「つまり、ブレイド伯爵を殺すって事?」
「元ブレイド伯爵をでありますが。・・・そうするしか、方法がありません。というか、このままだと、アークライト殿が危ないであります。」
「そうだね。躊躇はできないか・・・!やるしかない!!皆、陣形を保ってください!!」
生徒会長の宣誓でその場の空気はしゃっきりとした感じがした。
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