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【奇妙な予告状】⑫
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どうしようか迷っていると、彼等の声が聞こえたのか奥から一人の男性が歩いてきた。
「おや?九條君に久神君じゃないか。どうしたんだい?」
「あ、博士」
「博士いたんだ。久しぶりー」
汐崎圭吾。通称、博士。志乃の父親で、発明品に対しての知識を教えた科学者。特に久神とは相性が良いらしく、一緒になって色々発明したりしている仲だ。
「そうだ!博士、ちょっと僕らの話を聞いてくれませんか?」
「志乃ちゃんに用事があったんだけど、今、志乃ちゃんお茶会中でさ。折角だし、終わるまで博士にも意見を聞いておこうと思って」
「んん?何か分からんが、また事件の事かい?面白そうだし、良いよ。僕の部屋で聞こうじゃないか」
快く了承してくれた圭吾に続いて部屋に向かい、志乃達のお茶会が終わるまで話を…と思っていたら意外と話が盛り上がり、今回の事件について白熱した会議が繰り広げられ、更には志乃に頼むはずだった道具についても快斗とノリノリで作成するところまで進んでしまった。
当然、それに比例して時間は過ぎていき。
「……何してるの、貴方達」
そんな呆れたような声で、男三人の暴走は止まった。
「あ、志乃ちゃん。ハロー」
「ん?ああ、もうこんな時間か。もうお茶会は終わったのか」
「やあ、志乃。今ね、面白い話をしていたんだよ。お前も来なさい」
小さいノックの後に入ってきたのは、肩まで伸びた母親に似た明るい茶髪に眼鏡を掛けた、二十歳くらいの女性だった。
「お茶会って、そんな大層なものじゃないわ。只の愚痴の言い合いというか雑談ってとこよ。…はぁ、母さんが何時まで経っても父さんが出てこないし、ご飯にするから呼んできてというから来たのに。何で貴方達が父さんの部屋にいるのよ。九條君、久神君」
呆れたような顔で言う彼女こそ、今回、新一達が相談しようとしていた相手、汐崎志乃だった。
母親そっくりの冷たい視線を向けられて、快斗と二人どぎまぎしながらも、新一は何とか事情を説明する。
「いやな、今回の事件で意見が聞きたいから来たんだけど、お前、凜達とお茶会してるって言うし。どうしようかと思ってたら、博士が話聞いてくれるって言うから…」
「話が盛り上がってこんな時間になったと。今、何時だと思ってるの?夜の7時よ?全く、昼ご飯も食べないで何をやってるかと思ったら…。父さんも、盛り上がるのも良いけど、ご飯の時間くらい守ってちょうだい」
「「「………はい。すみませんでした」」」
志乃の有無を言わさぬ迫力に、三人揃って只々謝るのだった。
結局、そのまま夕飯をご馳走になった新一達は、志乃にも今回の事件について相談し、道具等についての協力をしてもらえることになった。
「報酬は、そうね。あの『カエデブランド』の新作バックで手を打つわ」
「げっ!」
「『カエデブランド』って、あの滅茶苦茶高いやつじゃねぇか!」
「よろしく♪」
「「マジかぁ」」
「おや?九條君に久神君じゃないか。どうしたんだい?」
「あ、博士」
「博士いたんだ。久しぶりー」
汐崎圭吾。通称、博士。志乃の父親で、発明品に対しての知識を教えた科学者。特に久神とは相性が良いらしく、一緒になって色々発明したりしている仲だ。
「そうだ!博士、ちょっと僕らの話を聞いてくれませんか?」
「志乃ちゃんに用事があったんだけど、今、志乃ちゃんお茶会中でさ。折角だし、終わるまで博士にも意見を聞いておこうと思って」
「んん?何か分からんが、また事件の事かい?面白そうだし、良いよ。僕の部屋で聞こうじゃないか」
快く了承してくれた圭吾に続いて部屋に向かい、志乃達のお茶会が終わるまで話を…と思っていたら意外と話が盛り上がり、今回の事件について白熱した会議が繰り広げられ、更には志乃に頼むはずだった道具についても快斗とノリノリで作成するところまで進んでしまった。
当然、それに比例して時間は過ぎていき。
「……何してるの、貴方達」
そんな呆れたような声で、男三人の暴走は止まった。
「あ、志乃ちゃん。ハロー」
「ん?ああ、もうこんな時間か。もうお茶会は終わったのか」
「やあ、志乃。今ね、面白い話をしていたんだよ。お前も来なさい」
小さいノックの後に入ってきたのは、肩まで伸びた母親に似た明るい茶髪に眼鏡を掛けた、二十歳くらいの女性だった。
「お茶会って、そんな大層なものじゃないわ。只の愚痴の言い合いというか雑談ってとこよ。…はぁ、母さんが何時まで経っても父さんが出てこないし、ご飯にするから呼んできてというから来たのに。何で貴方達が父さんの部屋にいるのよ。九條君、久神君」
呆れたような顔で言う彼女こそ、今回、新一達が相談しようとしていた相手、汐崎志乃だった。
母親そっくりの冷たい視線を向けられて、快斗と二人どぎまぎしながらも、新一は何とか事情を説明する。
「いやな、今回の事件で意見が聞きたいから来たんだけど、お前、凜達とお茶会してるって言うし。どうしようかと思ってたら、博士が話聞いてくれるって言うから…」
「話が盛り上がってこんな時間になったと。今、何時だと思ってるの?夜の7時よ?全く、昼ご飯も食べないで何をやってるかと思ったら…。父さんも、盛り上がるのも良いけど、ご飯の時間くらい守ってちょうだい」
「「「………はい。すみませんでした」」」
志乃の有無を言わさぬ迫力に、三人揃って只々謝るのだった。
結局、そのまま夕飯をご馳走になった新一達は、志乃にも今回の事件について相談し、道具等についての協力をしてもらえることになった。
「報酬は、そうね。あの『カエデブランド』の新作バックで手を打つわ」
「げっ!」
「『カエデブランド』って、あの滅茶苦茶高いやつじゃねぇか!」
「よろしく♪」
「「マジかぁ」」
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