5 / 61
日刊憑依譚 4月22日
しおりを挟む
深夜0時、浴室の鏡に胸を押し当てると、胸が大きくなる。そんな都市伝説というか怪談というか噂があった。
「ふ、ふんっ、くだらないわ!」
そう言いながらも真夜中の浴室に来てしまった緋奈は、鏡に胸を押し当てた。
「ひゃ……」
裸の胸に、鏡の冷たい感触。
鏡面には、胸をはだけてガラスにふくらみを押し付ける少女。
「な、なにやってんのよ私……」
その時、時計の針が0時を指した。
鏡に押し付けられたままの胸に、暖かく柔らかな感触。
「へ……?」
鏡の中の緋奈がにやりと笑うと、重ね合った胸同士を、ふにふにと揉み合わせる。
「ひゃッ……!?な、なにこれっ!?」
鏡の中の緋奈が腰を振り、胸を擦り付けると、緋奈も同じ動きで鏡に胸を擦り付けてしまう。
そこにあるのは冷たいガラスではなく、自分自身の、暖かく柔らかな胸の感触だった。
「ふ、ふんっ、くだらないわ!」
そう言いながらも真夜中の浴室に来てしまった緋奈は、鏡に胸を押し当てた。
「ひゃ……」
裸の胸に、鏡の冷たい感触。
鏡面には、胸をはだけてガラスにふくらみを押し付ける少女。
「な、なにやってんのよ私……」
その時、時計の針が0時を指した。
鏡に押し付けられたままの胸に、暖かく柔らかな感触。
「へ……?」
鏡の中の緋奈がにやりと笑うと、重ね合った胸同士を、ふにふにと揉み合わせる。
「ひゃッ……!?な、なにこれっ!?」
鏡の中の緋奈が腰を振り、胸を擦り付けると、緋奈も同じ動きで鏡に胸を擦り付けてしまう。
そこにあるのは冷たいガラスではなく、自分自身の、暖かく柔らかな胸の感触だった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
11
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる