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7話
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3人の待つ休憩室の扉を開けた途端にハヤトが私の元に駆け寄り、私と手を繋いできて私は驚く。
そんなハヤトの様子をチラッとジュイは厳しい目つきで確認していた。
H「ミラ遅い。ジュイとなに話してたの?俺、ずっとミラの事待ってた…」
*「ハヤトごめんねお待たせしちゃって…ちょっとジュイと大事な話してて…」
H「大事な話ってなに?ジュイには言えて俺には言えない?そんな事されたら俺だって嫉妬しちゃう…」
ハヤトからでたまさかの言葉に私は思わず天を仰ぐ。
あぁ~あカミサマ~私の出来心でハヤトがこんなことになってしまいました~。
どうかお許しください~。
*「ハヤトごめんね…それは…」
H「やだ…ミラは俺の。俺こんなにミラの事好きなんだよ!?」
そう言ってハヤトが私に抱きつこうと手を広げた…その瞬間!!
私の目の前に大きな背中が現れた。
J「はい、スト~ップ!!ハヤトくんそこまでね?ミラへのお触り禁止。」
ジュイがそう言って私の前に立ちはだかり、ハヤトを止めてくれた。
しかし、それはどうやらここにいる全員が納得いかない様子でユウがジュイに威圧感たっぷりに睨みつける。
Y「なんだそれ?なんでお前がそんな事決めるんだよ?」
H「そうだよ。ジュイは俺とミラの事反対なの?」
J「反対もなにもないですよ。とりあえずみんなはミラに触れないでください。」
*「ジュイ…いくらなんでもそこまで…」
H「はぁ~?なんだよそれ!!彼氏気取りすんじゃねぇよ!?」
ハヤトがそう大声で叫んだと同時に…
私は思いもよらない言葉をジュイの口から聞く事になる。
J「彼氏なんでね?」
一同「か…彼氏!?」
はぁ!?はぁ!?はぁ~!?
彼氏ってなに!?
私そんなの聞いてませんけど~!!!!!!
こーんな小さな話がこーんなに大きくなってますけど!?
そう頭の中では思っているのに、焦りすぎて言葉にならない私はアワアワとするばかりでなんとかの思いで言葉を絞り出す。
*「ちょ…ちょ…ちょっとジュイ!どう言うことよ(小声)」
私がジュイの腕を引っ張り耳元でそう呟くと、ジュイは顔色一つ変える事なく私の耳元で呟いた。
J「これしか方法がないじゃん…黙ってて。」
*「はぁ!?」
私は思わず言葉を失った。
Y「なにをコソコソやってんだよお前ら?ミラ!本当にジュイ…付き合ってんのか!?」
そう言ってユウは私に近づき目を細めて顔をじろじろと見て確実に疑っている。
私は顔に出ないようにユウから目を逸らし平常心を保とうと必死だ。
J「付き合ってるって言ってんじゃん!!」
Y「お前に聞いてねぇんだよ。俺はミラに聞いてんだ。なぁ?どうなんだよ?子供の頃から知ってるこいつと…本当に付き合ってんのか?弟みたいだっていつも言ってたこいつと…ミラはキス出来んのか?それ以上のこともこいつと…出来んのかよ!?」
ユウはそう言いながらどんどんと私と距離を詰めて私を問いただす。
どうするべきなのか…助けを求めるようにチラッとジュイを見れば、悔しそうに下唇を噛みながらユウと同じように私をジッと見つめていた。
私なにやってんだろ…年上のマネージャーのくせになに大切なタレントに頼ろうとしてんだろ…
そう思った私にはいつもの仕事のスイッチが入った。
*「ユウ…落ち着こ?そんな話…ここでする事じゃないし…私とジュイの事そこまでユウに伝える義務は…ないよね?」
私はわざと少しユウを突き放し含みのある言い方をした。
それがこの状況で1番無難な方法だと私が判断したから。
H「ミラそれは…本当にジュイと付き合ってるって事なの?」
*「……ごめんね。」
私の否定とも肯定とも取れない言葉に目の前にいる3人は不思議そうな顔をする。
i「ジュイのこと…好きってこと?男として…」
さっき、ジュイが言ってたみたいにこの惚れ薬が切れるまでの間だけだもんね…
そう自分に言い聞かせてちゃんと3人の納得するように返事をしようとした瞬間!!
私の目の前が真っ暗になり、唇に温かくて柔らかい感触が当たった…
え…?
ゆっくりと視線をあげると目の前にはジュイの整った綺麗な顔が現れた…
そして、目の前にいる3人は驚きのあまり呆然としている。
え…わ…私…ジュイにキスされた…?
J「これで分かりましたよね?俺とミラは付き合ってるって。なので、ミラに変な気…起こさないでくださいね?俺が許さないんで。」
そう言ってジュイは私の荷物と上着を持ち、放心状態の私の腕を引っ張って休憩室を出た。
つづく
そんなハヤトの様子をチラッとジュイは厳しい目つきで確認していた。
H「ミラ遅い。ジュイとなに話してたの?俺、ずっとミラの事待ってた…」
*「ハヤトごめんねお待たせしちゃって…ちょっとジュイと大事な話してて…」
H「大事な話ってなに?ジュイには言えて俺には言えない?そんな事されたら俺だって嫉妬しちゃう…」
ハヤトからでたまさかの言葉に私は思わず天を仰ぐ。
あぁ~あカミサマ~私の出来心でハヤトがこんなことになってしまいました~。
どうかお許しください~。
*「ハヤトごめんね…それは…」
H「やだ…ミラは俺の。俺こんなにミラの事好きなんだよ!?」
そう言ってハヤトが私に抱きつこうと手を広げた…その瞬間!!
私の目の前に大きな背中が現れた。
J「はい、スト~ップ!!ハヤトくんそこまでね?ミラへのお触り禁止。」
ジュイがそう言って私の前に立ちはだかり、ハヤトを止めてくれた。
しかし、それはどうやらここにいる全員が納得いかない様子でユウがジュイに威圧感たっぷりに睨みつける。
Y「なんだそれ?なんでお前がそんな事決めるんだよ?」
H「そうだよ。ジュイは俺とミラの事反対なの?」
J「反対もなにもないですよ。とりあえずみんなはミラに触れないでください。」
*「ジュイ…いくらなんでもそこまで…」
H「はぁ~?なんだよそれ!!彼氏気取りすんじゃねぇよ!?」
ハヤトがそう大声で叫んだと同時に…
私は思いもよらない言葉をジュイの口から聞く事になる。
J「彼氏なんでね?」
一同「か…彼氏!?」
はぁ!?はぁ!?はぁ~!?
彼氏ってなに!?
私そんなの聞いてませんけど~!!!!!!
こーんな小さな話がこーんなに大きくなってますけど!?
そう頭の中では思っているのに、焦りすぎて言葉にならない私はアワアワとするばかりでなんとかの思いで言葉を絞り出す。
*「ちょ…ちょ…ちょっとジュイ!どう言うことよ(小声)」
私がジュイの腕を引っ張り耳元でそう呟くと、ジュイは顔色一つ変える事なく私の耳元で呟いた。
J「これしか方法がないじゃん…黙ってて。」
*「はぁ!?」
私は思わず言葉を失った。
Y「なにをコソコソやってんだよお前ら?ミラ!本当にジュイ…付き合ってんのか!?」
そう言ってユウは私に近づき目を細めて顔をじろじろと見て確実に疑っている。
私は顔に出ないようにユウから目を逸らし平常心を保とうと必死だ。
J「付き合ってるって言ってんじゃん!!」
Y「お前に聞いてねぇんだよ。俺はミラに聞いてんだ。なぁ?どうなんだよ?子供の頃から知ってるこいつと…本当に付き合ってんのか?弟みたいだっていつも言ってたこいつと…ミラはキス出来んのか?それ以上のこともこいつと…出来んのかよ!?」
ユウはそう言いながらどんどんと私と距離を詰めて私を問いただす。
どうするべきなのか…助けを求めるようにチラッとジュイを見れば、悔しそうに下唇を噛みながらユウと同じように私をジッと見つめていた。
私なにやってんだろ…年上のマネージャーのくせになに大切なタレントに頼ろうとしてんだろ…
そう思った私にはいつもの仕事のスイッチが入った。
*「ユウ…落ち着こ?そんな話…ここでする事じゃないし…私とジュイの事そこまでユウに伝える義務は…ないよね?」
私はわざと少しユウを突き放し含みのある言い方をした。
それがこの状況で1番無難な方法だと私が判断したから。
H「ミラそれは…本当にジュイと付き合ってるって事なの?」
*「……ごめんね。」
私の否定とも肯定とも取れない言葉に目の前にいる3人は不思議そうな顔をする。
i「ジュイのこと…好きってこと?男として…」
さっき、ジュイが言ってたみたいにこの惚れ薬が切れるまでの間だけだもんね…
そう自分に言い聞かせてちゃんと3人の納得するように返事をしようとした瞬間!!
私の目の前が真っ暗になり、唇に温かくて柔らかい感触が当たった…
え…?
ゆっくりと視線をあげると目の前にはジュイの整った綺麗な顔が現れた…
そして、目の前にいる3人は驚きのあまり呆然としている。
え…わ…私…ジュイにキスされた…?
J「これで分かりましたよね?俺とミラは付き合ってるって。なので、ミラに変な気…起こさないでくださいね?俺が許さないんで。」
そう言ってジュイは私の荷物と上着を持ち、放心状態の私の腕を引っ張って休憩室を出た。
つづく
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