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※あの一夜
しおりを挟む彼の唇が重なって、薄く口を開いて彼の舌を口の中に招くと荒々しく口内を舐め回される。
そして彼の手が秘部から離れて下着の中に手が入ってきた。
すでに濡れそぼったソコを左右に開かれて、入り込んできた指に敏感な肉芽を擦られる。
「んふっ……」
息もできないほどの激しさで口を塞がれたまま強く吸われて、胸の先までビリビリと痺れてきたところで彼は離れた。
肩で息をしながら潤んだ目を向ける私を見下ろしながら、彼が自らのシャツを脱ぎ捨てる。
露わになった上半身は彫刻のように美しく、その肉体に見惚れている間にショーツを剥ぎ取られた。
そして膝裏に手を差し込まれて大きく足を開かされると、そこに彼が割り込んでくる。
「あ……待って!まだ……心の準備が」
慌ててそう言ったけれど、彼は何も言わずに熱くて硬い彼自身の先端を私の中へと押し込んだ。
十分に潤っていたはずのそこは、初めて受け入れる彼の大きさに悲鳴を上げていた。
それでも少しずつ奥へ奥へと入ってくる彼を受け入れるために必死になって力を抜く。
「……っく!」
眉根を寄せた彼が苦しそうな声を上げた。きっと痛みを感じているのは私だけじゃない。
私は彼の背中に腕を回すと爪を立てた。本当はしがみつきたかったけど、それすら叶わないほど身体の奥深くにまで侵入してくる彼の存在の大きさに、全身から汗が吹き出してきた。
やがて一番太い部分が入ってしまえばあとは彼の思うままに最奥まで到達する。
お互いに荒い呼吸を繰り返しながら、しばらくそのまま動かずにいた。
彼のモノが自分の中に全部入っているのだと思ったら、なぜだか嬉しくて涙が出てきた。
「ごめん、痛かった?」
心配そうな顔で聞いてきた彼に首を振る。
「ううん、違うの……。嬉しいの」
そう言って笑うと、なぜか泣き笑いのような表情を浮かべた彼は再び顔を近づけてきて優しくキスをする。
「動くよ……」
掠れた声で囁いた彼がゆっくりと腰を動かし始めた。最初は馴染ませるように小さく動かしていたが、次第に動きが大きく激しくなっていく。
「あっ……ああっ!」
打ち付けられるたびに口から勝手に喘ぎ声が出る。
気持ちいいのか苦しいのかよくわからない感覚の中でただひたすら彼に翻弄され続けた。
「好きだ、愛してる」
耳元で何度もそう言われながら揺さぶられ続けるうちに、だんだん頭が真っ白になっていった。
これはお酒による一夜の出来事だ、そう自分に言い聞かせながらも彼の愛の言葉は本心なのでは?と少しだけ期待してまう。
異性にモテない私が今日会ったばかりの人に愛されるなんてありはしないのに。
「やぁああーっ!!」
奥を穿たれた瞬間、ビクビクッと身体が痙攣して目の前がチカチカとして意識が飛びそうになった。
その直後、熱い飛沫がお腹の中に広がるのを感じた。
ああ、本当に私は名前も知らない人と結ばれたんだ。
激しい絶頂感の余韻に浸りながら、ぼんやりとした頭でそんなことを思っていた。
翌朝、推しに似てるのではなく本人であることをこの時の私は知らなかったのだ。
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